Circuit2008 NEW JAPAN TRUTH 〜G1 TAG LEAGUE〜

日時: 2008年10月24日(金) 18:00開場　18:30開始
会場: 福岡・アクロス福岡
観衆: 900

第4試合 30分1本勝負
G1 TAG LEAGUE Bブロック公式戦

内藤哲也
ネグロ・カサス

裕次郎
ロッキー・ロメロ

境界線

(2勝1敗=4点)
(3敗=0点)

13分24秒　高角度前方回転エビ固め

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

裕次郎とカサスは、チョップ、エルボー合戦を展開。これに打ち勝った裕次郎だったが、直後にカサス、ロメロのダブル低空ドロップキックを浴びてしまう。
　内藤とロメロの場面になると、内藤はロメロにアームドラッグ、ドロップキック。さらに裕次郎との連携でアームホイップ（裕次郎）→スライディングキック（内藤）→ギロチンドロップ（裕次郎）→サンセットフリップ（内藤）という連続技をお見舞いする。
　だが、ロメロも内藤に応戦。ここからカサスとロメロは、代わる代わる内藤を集中攻撃。カサスは、内藤にダイビングセントーンを食らわせる。
　押され気味の内藤だったが、カウンターのジャンピングエルボーアタックでロメロに応戦。替わって入った裕次郎は、コーナー最上段からダイブしてきたロメロをキャッチし、サイドバスター。そこから逆エビ固めでロメロを捕らえ、ギブアップを迫る。
　しかし、ロメロも黙っておらず、フェイント式の延髄斬りで裕次郎に反撃。さらに、パンチとストンピングのラッシュ、コーナーからの飛びつきDDTで攻勢に出る。
　その後、互角の攻防を繰り広げた裕次郎、ロメロはコーナーへ下がり、リング上は内藤とカサスに。内藤は、カサスにミサイルキック、裕次郎を踏み台に利用した串刺しドロップキックを放つ。そして、リミット・レス・エボリューションの体勢に入るが、ロメロに妨害され不発に終わる。
　内藤が雪崩式技を狙うと、カサスはパワーボムで切り返す。そして、グラウンドで内藤を仰向けにして捕らえると、ロメロがスワンダイブニードロップで急降下。この巧みな連携からカサスは、内藤をスリーパーホールドで捕獲。内藤はロープへ手を伸ばすが、ロメロから延髄斬りを食らってしまい、エスケープに失敗。
　それでも内藤がロープエスケープすると、カサスは元祖ラ・マヒストラル。これは、間一髪のところで裕次郎のカットが間に合う。
　勝負に出たカサスとロメロは、ダブルインパクト技を狙うべく、カサスが内藤を肩車にし、ロメロがコーナー最上段へ。ところが、内藤は上体を下げてダイブしてきたロメロをかわし、そのままカサスに高角度回転エビ固め。電光石火の3カウントで、NO LIMITが勝ち点2を獲得した。

COMMENT

裕次郎「内藤、勝ったんだから、お前がコメント出せよ」
内藤「ハイ。まぁ、苦しんだけれどこれで2勝。踏みとどまったでしょう」
裕次郎「今日は内藤哲也に助けてもらいました。俺がガ○ジン2人相手に翻弄されちゃって。ああいうルチャ系の動きはコイツの方が得意だからね。今日は内藤に助けてもらった」
内藤「いつも裕次郎に助けられてばっかなので、たまには俺が何とかしないとね、NO LIMIT解散しちゃうよ(苦笑)。で、とりあえず(決勝トーナメント進出の)最低ラインは3勝でしょ。明日、真壁、矢野に勝って決勝トーナメント進出、俺らが一番乗りで決めるから」

ロッキー「見ただろ! 俺らが押してた。クソッ!!」
※カサスはノーコメント