Circuit2008 NEW JAPAN TRUTH 〜G1 TAG LEAGUE〜

日時: 2008年10月22日(水) 18:00開場　18:30開始
会場: 熊本・熊本興南会館
観衆: 1200

第6試合 30分1本勝負
G1 TAG LEAGUE Bブロック公式戦

吉江豊
ネグロ・カサス

境界線

(1勝=2点)
(1敗=0点)

09分57秒　ダイビングボディプレス→片エビ固め

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

中西は、ロメロを容易にリフトアップして投げ飛ばす。さらに、コーナー最上段からダイブしてきたカサスを受け止め、マットへ叩きつける。
　替わって入った吉江は、中西との合体ショルダータックルでロメロを軽々と場外へ吹き飛ばす。さらにヒッププレス、両足での踏みつけなど、体重を活かした技でロメロを悶絶させる。
　中西から逆水平チョップ、エルボー、ヘッドバットを食らい、苦しい表情を浮かべるロメロ。だが、続く串刺しラリアットを避けて、素早くカサスとタッチ。カサスは、中西にミサイルキック、ロメロとのダブル低空ドロップキックをヒットさせ、元祖ラ・マヒストラルへ。ところが、完全に丸め込めず、中西は脱出。アルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げたカサスを、カットに来たロメロへと投げ飛ばす。
　それでもカサスは諦めず、吉江にも元祖ラ・マヒストラル。だが、吉江が重過ぎて丸め込めず、逆に上から押さえられてしまう。すると、カサスは、中西と吉江を同士討ちさせることに成功し、ロメロのドロップキックからスクールボーイで吉江に3カウントを迫る。
　さらにカサスは、コーナーに乗り、そこから飛びつき回転エビ固め。ところが、吉江に踏ん張られて雷電ドロップの餌食になってしまう。
　吉江は、中西と共にカサスへトレイン攻撃。まず、吉江が串刺しボディアタックで突っ込み、次は中西が行こうとする。ところが、中西は「やっぱりお前や！」と言い、吉江をカサス目掛けてハンマースルー。カサスは再び吉江の突進を食らう羽目になってしまう。最後は、吉江がダイビングボディプレスでカサスを圧殺。“ビッグマウンテンズ”がG1タッグリーグ初陣を白星で飾った。

COMMENT

中西「いやぁ、とっておきの2人の連携があってんけどよ、それ使うまでも無かったな。俺が最後ぶち込んでやろうと思ったけど、相手が倒れよったからよぉ。これは吉江や思って、『お前行け!』って振ってもうたよ」
吉江「危ねぇ危ねぇ、天井が低い方でやろうとしちゃった。(中西が)指示出してくれたから、分かりましたよ。いやぁ、おもしれぇ。おもしれぇ、おもしれぇ、面白くこんだけの事をやれれば、幸先の良いリーグ戦スタートでしょう。調子が良すぎるねぇ」
中西「まぁまぁ、ゴキゲンな2人のテーマ曲とゴキゲンな吉江。(笑顔で吉江の肩、胸を軽く叩きながら)太い! 固い! デカイ! 言う事無いなぁ」
吉江「(笑)まぁ、ずーっと太い、固い、デカイ、それを常に最終戦まで持って行ければ、もう見えるところはただ1つという事でね。吉江豊もそうですけど、中西学も、このウキウキ感が分かるでしょう。始めて聞きましたけど、ビッグマウンテンズの入場テーマ曲。ノリの良い、やる人間も見て頂いている方も調子が出来上がるんじゃないですか。もうこのままでいいでしょう、楽しんで楽しんで楽しんで、下手な事を考えるよりも思いのままやれば間違い無いんじゃないですか。それだけです。ありがとうございました!」

ロメロ「(G1タッグリーグ公式戦の)初戦にしては動けたが、ヨシエの腹には参った」
※カサスはノーコメント