第4試合はタマ・トンガ&ヒクレオ&マスター・ワトのトリオが、デビッド・フィンレー&KENTA&ファンタズモ組と対決。
注目はNEVER無差別級王者タマと、フィンレーのマッチアップ。両者は『NJC』準決勝(3.19群馬)で対戦し、フィンレーが勝利。敗れたタマが王者のプライドとして、フィンレーに対抗意識をムキ出しにするのは間違いない。また、不協和音状態のフィンレーとファンタズモが、共闘姿勢を見せるのかも気になるところだ。
フィンレー組には外道が帯同。KENTAはSTRONG無差別級のベルトを携え入場する。タマ組には邪道がつきそう。タマはNEVERのベルトを腰に花道を進む。ゴング前、ファンタズモが場外で少年ファンにキャップを渡すと、フィンレーはイラ立ちながらその帽子を奪い取って放り投げ、リングに引き返す。すると、ファンタズモは着ていたシャツを少年ファンに渡す。
先発はタマとフィンレー。ロックアップで組み合うと、フィンレーは自軍コーナーに運んでハンマーパンチを連発。さらにヘッドロックで締め上げていく。
タマはハンマースルーを狙うも、フィンレーはクラッチを外さない。ようやくタマは切り抜けるも、フィンレーはショルダータックル。
だが、タマはリープフロッグからヒップトス。さらにアームホイップから腕を捕える。その状態でワトにスイッチ。
ワトはフィンレーの腕にダブルアックスハンドルを落とす。次はヒクレオがフィンレーに地獄突き。フィンレーもエルボーで反撃するも、ヒクレオは肩に一気に担ぎ上げる。
フィンレーが切り抜けると、ヒクレオは強烈なフロントキック。さらにKENTA、ファンタズモにもフロントキックをお見舞いする。
フィンレーはヒクレオに逆水平チョップで反撃。しかし、ヒクレオはチョップでフィンレーを崩す。
次はワトがフィンレーにバックエルボーをたたき込み、串刺し攻撃へ。フィンレーは切り抜けると、旋回式のバックドロップをお見舞い。
フィンレーはワトの顔面を踏みつけてからKENTAと交代。KENTAはワトの背中にサッカーボールキックを連発。そしてヒクレオを挑発する。
劣勢のワトだったが、KENTAにカウンターのゼロ戦キックをヒット。しかし、スイッチはフィンレーとファンタズモが妨害。
次はフィンレーがワトにヘッドバット、ストンピングの猛打。すると、ファンタズモがスイッチを要求。フィンレーは応えると、ワトを捕える。
するとファンタズモが背中への引っかき攻撃を狙ってコーナーを上るも、フィンレーは無視するようにワトにブレーンバスター。
ファンタズモはワトの背中にキックを見舞ってから、フィンレーに逆水平チョップでスイッチ。フィンレーはイラ立ちつつリングに入ると、ワトにエルボーアッパー。
そして、フィンレーはファンタズモの顔面を張って強制スイッチ。ここからワトとファンタズモはエルボー合戦。そして技の読み合いから、ワトはその場飛びネックブリーカー。
しかし、スイッチはKENTAとフィンレーが妨害。そして二人がかりでワトにストンピングを見舞うも、タマがダブルのドロップキックで二人まとめて吹っ飛ばす。
さらにタマはファンタズモに強烈なラリアットを見舞うと、上半身のコスチュームを脱いで咆哮。
だが、フィンレーとKENTAがタマにダブル攻撃を狙う。これをタマが回避すると、すかさずヒクレオがラリアットでフィンレーとKENTAを二人まとめて吹っ飛ばす。
そしてヒクレオはKENTAとフィンレーに交互に串刺しボディアタック。さらにヒクレオはKENTAの上にフィンレーを投げつけると、タマが串刺しボディアタックを炸裂。
そしてヒクレオはラリアットでフィンレーを場外に追いやる。返す刀でKENTAに突進するが、KENTAはオーバー・ザ・トップロープでヒクレオを場外に落下させる。
リング上では、タマがKENTAにスーパーマンパンチ。すると、ファンタズモがタマにサドンデスを叩き込む。すかさず、ワトがファンタズモに横入り式エビ固め。ファンタズモが返すと、ワトは十字架固めから一気にレシエントメンテを炸裂。だが、ファンタズモはカウント2ではね返す。
するとワトは場外のKENTAにプランチャを見舞い、すばやくコーナーへ。フィンレーがカットに入るも、ワトは蹴落とすと場外に向けてプランチャ。
そしてワトはファンタズモ目がけてスワンダイブ。ファンタズモはかわすと、ワトにサドンデスを炸裂。そして最後はCRⅡでワトから3カウントを奪取した。