CSテレ朝チャンネル Presents テレビ朝日 新日本プロレス放送50周年記念 SAKURA GENESIS 2023

日時
2023年4月8日(土)   15:30開場 17:00開始
会場
東京・両国国技館
放送
バナー
観衆
6,510人

第8試合 60分1本勝負
IWGPジュニアヘビー級選手権試合

  • <第93代チャンピオン>

  • <チャレンジャー>

※ヒロムが3度目の防衛に成功
レフェリー|レッドシューズ海野

MATCH REPORT

 セミファイナル(第8試合)ではIWGPジュニアヘビー級王者・高橋ヒロムが、ロビー・イーグルスを相手に3度目の防衛戦を敢行。
 イーグルスは3.21長岡にて、ビデオメッセージでCHAOSからTMDKへの電撃移籍を明かすと共に、ヒロムへの次期挑戦をアピール。そして今シリーズ、両者は激しい前哨戦を繰り広げ、イーグルスはヒロムの膝にダメージを蓄積させてきた。イーグルスは2度目のIWGPジュニアヘビー戴冠、そしてTMDKにベルトをもたらすべく気合い充分。ヒロムにとっては試練の王座戦となるのは必至だ。

 イーグルスは藤田晃生をセコンドに引き連れ入場。ひさびさに短パン姿のヒロムは、IWGPジュニアヘビーのベルトを携え花道を進む。

 開始のゴングと同時に、イーグルスは飛びついてロン・ミラー・スペシャルを狙うも、ヒロムは切り抜けて場外へ。戦場がリングに戻ると、イーグルスはロープを巧みに利用してのアームホイップから、ティヘラを仕掛ける。
 だが、ヒロムは空中で捕えてTIME BOMBの体勢に。イーグルスがこらえると、ヒロムはヒーロー・ミラー・スペシャルへ。あわててイーグルスはロープをつかみ、一旦場外にエスケープ。
 続いてヒロムはトップロープ越えのサンセットフリップ・パワーボムを狙うが、イーグルスはこらえる。この動きでヒロムは膝を痛め、その膝にイーグルスはエプロンからフライングラリアット。
 そしてイーグルスは鉄柵を用いてヒ ロムにロン・ミラー・スペシャルを決める。続いてイーグルスはヒロムをリングに戻し、再度ロン・ミラー・スペシャルを狙う。
 ヒロムは切り抜けて場外に逃れるが、イーグルスは追いかける。だが、ヒロムは応戦し、リングに戻ろうとする。すると、イーグルスはヒロムの足をつかみ、エプロンに膝を叩きつける。さらにイーグルスはヒロムの膝をエプロンに打ち付けてから、リングに戻る。
 そしてここでイーグルスは「ロビー! ロビー! ロビー!」とコール&レスポンスで場内を煽ってから、膝攻めを敢行。イーグルスは串刺し攻撃を狙うが、ヒロムはキックで迎え撃ち、ハサミワザへ。だが、イーグルスは切り抜けると、ヒロムの膝をマットに打ち付ける。
 そしてイーグルスはヒロムの膝のテーピングを外し、ニードロップを食らわす。さらにイーグルスが膝を蹴りつけると、ヒロムはのたうち回る。
 ヒロムは必死にチョップを繰り出すが、イーグルスは逆水平チョップで応戦。ヒロムはぶら下がり式の首4の字を狙うも、こらえたイーグルスは肩車からヒロムを前方に落とす。そして膝裏への打撃から後頭部にスライディングラリアット。続いてロン・ミラー・スペシャルで捕えるが、ヒロムは必死にロープエスケープ。
 優勢のイーグルスは挑発するようにヒロムの顔面、そして膝を蹴りつける。ヒロムは気合いのエルボーを繰り出すが、イーグルスは腹部への膝蹴りからキックを叩き込む。
 イーグルスは「オキロ!」と挑発し、ヒロムの胸板にキックを連発。続くサッカーボールキックは、ヒロムが蹴り足を捕える。イーグルスは切り抜けるが、ヒロムは今度こそハサミワザを決める。
 そしてヒロムは気合いを入れると、串刺しヒロムちゃんボンバーから低空ドロップキックを狙う。だが、イーグルスは低空ドロップキックで場外に落とすと、ロープのあいだをくぐり抜けるトペ・コンヒーロを炸裂。
 そしてイーグルスはヒロムをリングに戻し、スワンダイブの低空ドロップキックを膝にヒット。続いてロン・ミラー・スペシャルを狙うが、ヒロムはキックで回避。
 だが、イーグルスはヒロムを変形のシットダウン式ボムで叩きつけ、ロン・ミラー・スペシャルで捕獲。ヒロムは悲鳴を上げながら、なんとかロープをつかむ。
 ならばとイーグルスはアサイDDTで叩きつけ、ワープ4.5を繰り出すが、ヒロムは膝で迎撃。だが、自分の膝に大きなダメージを負ってしまう。
 イーグルスは足を捕らえるも、ヒロムは必死に下から蹴りつけて阻止。そしてヒロムはトラースキックを繰り出すが、イーグルスは回避。そして目まぐるしい技の読み合いから、ヒロムはビクトリー・ロイヤルを炸裂。
 ここから両者は力を振り絞ってエルボーの応酬を展開。さらにイーグルスはバックドロップ、ヒロムはジャーマンの投げ合いを繰り広げる。
 続いてヒロムはターンバックル・デスバレーボムを決めると、そのままTIME BOMBを炸裂。しかし、カバーはイーグルスが必死にカウント2でキックアウト。
 ヒロムは気合いを入れ、ロープへ。しかし、イーグルスはキックで反撃。負けじとヒロムはトラースキックからヒロムちゃんボンバー。さらに追撃のヒロムちゃんボンバーを叩き込むと、TIME BOMB IIの体勢に。
 だが、イーグルスは暴れて逃れ、コーナーに座る。すると、ヒロムはパンチでイーグルスの動きを止め、雪崩式技を狙う。しかし、イーグルスは切り抜けてカッターの体勢に。
 するとヒロムはイーグルスを担ぎ上げる。だが、イーグルスは雪崩式リバースフランケンシュタイナーを炸裂。そしてワープ4.5を決めてロン・ミラー・スペシャルを狙うも、ヒロムは首固めで切り返す。
 イーグルスは跳ね返すと、すばやい動きでロン・ミラー・スペシャルで捕獲。ヒロムは何とか丸め込みで返すが、イーグルスはカウント2ではね返す。
 するとイーグルスはターボバックパックを狙うも、ヒロムは切り抜けて名もなきヒロムロールへ。しかし、イーグルスはカウント2ではね返す。
 ヒロムは雄叫びを上げるが、イーグルスは強烈なローキック。そして首切りポーズからロン・ミラー・スペシャルを狙うが、ヒロムは切り抜けて肩に担ぎ、変形のTIME BOMBを食らわす。
 カバーをイーグルスが返すと、ヒロムはヒロムちゃんボンバーを叩き込み、今度こそTIME BOMB IIを炸裂。この一撃でイーグルスから逆転勝利を収め、ベルトを死守した。

 試合後、ヒロムは足を引きずりながらもベルトを突き上げ、場内に勝利をアピール。そして、フラつきながらも自力で引き上げた。

COMMENT


 
ヒロム「痛ぇ~!(※と呻きながら足を引きずってインタビュースペースにたどり着き、左足を伸ばして座り込む)ずっと痛かった! やせ我慢だよ! 当たり前だろ! 痛ぇ~! あぁ~、でもこうして防衛したよ」
 

 
ヒロム「3度目か! まだ3度目か! 何だよ最多って! まだ言うの早かったなオイ! せめて半分ぐらい行ってからにすりゃよかったよ! でも俺は言ったこと曲げねぇぞ! 初めて獲った時からだ。ずっと言い続けてる。俺は狙うぞ。ロビー、『そんなこと意味ねぇ』って言ったか? 何て言った、昨日?
 

 
ヒロム「(※立ち上がりながら)ジュニアは俺がチャンピオンでいる限り、いや、俺がチャンピオンじゃなくても、新日本プロレスが一番のブランドなんだよ。そんな自信もねぇのか? まずはそこから身につけてこい。いつも言ってる。最後に言ったろう。『すげぇ楽しかった』と。すげぇ楽しかったよ。負けてもそう感じるだろう。勝った俺はもっと楽しいぞ。さて、さて、さて、さて……(※と言いながら立ち去る)」
 


 
ザック「あと少しだったな」
ロビー「ボーイズ(TMDKの仲間たち)が揃っていたらどうなっていたか。(※ザックが立ち去ると)俺は今日、業界を覆したかった。IWGPジュニアヘビー級王座を獲ることでそれが成せるはずだった。俺は自己中な男じゃない。TMDKに入った理由もそれだ。TMDKに自己中な人間はいない。俺たち…マイク、シェイン、ザック、若きフジタ…俺たちは皆、未来のためにいるんだ。プロレスをより良くするために、自分たちのため、王座のためではなくて、業界全体を良くしたいからだ。だから仲間たちとやってるんだ。リングサイドにマイクとシェインがいたらどうなっていたか想像してみてほしい。そして世界中のTMDKメンバーが応援してくれていたらどうなっていたか。粘れていたはずだ。もうすぐのところだったし、粘れていたはずなんだ。なのに…高橋ヒロム…鋼鉄の足を持っていてもいなくても…負けたよ。(※日本語で)オメデトウ、ヒロム」
 

 
ロビー「(※英語に戻して)でも俺の旅はここで終わりじゃない。『BEST OF SUPER Jr.』がこの後予定されている。今回は30回目という節目の年だ。今年の『SUPER Jr.』で痕跡を残さないわけにはいかない。5年目の痕跡となるわけだ! こんなことが言える外国人選手が俺以外にどこにいる? 俺こそが、外国人選手のMVPだからだ。ジュニアヘビー級では特にだ! ロビー・イーグルスは全てを捧げる! 『BEST OF SUPER Jr.』で俺は何かしらの方法で復讐をする」
 

 
ロビー「次は何かって? 次のTMDKは? 次のロビー・イーグルスの取る手は? (※日本語で)シンニホン。ニュージャパンタマシイ! (※英語に戻して)1週間も休みがない中、シングル3戦が予定されてる。ヒロムよ、オマエは何をしている? 鋼鉄の足をアイシングして過ごすのか? 俺はアデレードでリンク・バーネット、シドニーでニュージーランド道場のアンドレア・ウオボス、メルボルンでオマエのL・I・J仲間、シンゴ・タカギをスナイパー・ボブが狙って、それぞれから勝利を掴み取る。シンゴ、俺の庭に来るわけだな。ヘビー級かもしれないが、俺はヘビー級と同じ威力で当たっていくし、見たことのないジュニアヘビー級のハイフライを見せてやる」

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