試合後、タイチがSANADAに抱きつき、勝利の喜びをわかち合う。フィンレーはリングを下りると、鉄柵を蹴りつけて怒りをあらわに。そして悔しげな表情で優勝トロフィーを見つめてから退場。
SANADAは勝ち名乗りを受けると、新日本の大張社長から優勝トロフィーを受け取る。そしてマイクを握る。
■SANADAのマイクアピール
「今年の『NEW JAPAN CUP』、地元、ここで初優勝しました(場内拍手&歓声)。まだまだ、これで満足してないので。次はIWGP世界ヘビー!(場内拍手&歓声)。
オカダさん、まだいらっしゃいますか?(場内どよめき)。もしいるんだったら、来ていただけますか?(場内拍手&歓声)」
すると「オカダ」コールが巻き起こり、オカダがベルトを肩に入場。そしてリングに上がると、SANADAはマイクを続ける。
■SANADAのマイクアピール
「オカダさん、そのベルト、オカダ一色だったそのベルト。オレが、景色を変えてあげますよ(場内拍手&歓声)。オカダさん! お疲れさまでした!(場内拍手&歓声)」
今度はオカダがマイクを握る。
■オカダのマイクアピール
「SANADAさん! 『NEW JAPAN CUP』優勝、おめでとうございます!(場内拍手&歓声)。そして! お疲れさまでした!(場内どよめき)。ライバル、待ってたよ!(場内拍手&歓声)。なんて思ってるわけ、ねえだろ、コノヤロー!!(場内どよめき)。
遅えんだよ、コノヤロー、アア!? 何が新しい景色見せるだよ? 何が変わったんだよ? 髪の色変えて、チーム変えて、それでオレに勝てるわけねえだろ、コノヤロー!(場内拍手&歓声)。
4月8日、両国。オレがIWGP世界ヘビー級チャンピオンとして、『NEW JAPAN CUP』優勝者とのレベルの違いっていうのを見せてやるよ、コノヤロー!(場内拍手&歓声)。かかってこい、コノヤロー、ボコボコにしてやるからな!(場内拍手&歓声)」
ここでタイチがオカダに話しかける。オカダは言葉を返してからエプロンに出ると、ベルトを高々と掲げ、場内の歓声と拍手を集める。そしてSANADAをにらみつけてからエプロンを下りると、SANADAがマイクで話かける。
■SANADAのマイクアピール
「オカダさん! それはオレが一番わかってますよ。ただ、今日、優勝したのはオレなので、呼んどいて申しわけないですけど、帰ってもらっていいですか?(場内拍手&歓声)」
オカダはリングに背を向け、拍手をしながら花道を引き上げる。そして、SANADAはマイクを続ける。
■SANADAのマイクアピール
「Just 5 Guysは、これからこのリングでトップを取り、SANADAはIWGP世界ヘビーを獲って、またここに帰ってきたいと思います(場内拍手&歓声)。ひさしぶりに、アレやりますか?(場内拍手&歓声)。ギフト、やりますか?
(場内が暗転し、スマホのライトが輝く中)優勝した勢いで、神に誓います(場内どよめき)。日本で一番、ここ長岡が好きです!(場内拍手&歓声)。オイ、長岡! シー・ユー・ネクストタイム!!(場内拍手&歓声)」
ここでリングアナの「『NEW JAPAN CUP 2023』優勝者、SANADA~!」というコールに合わせ、青色のテープが降り注ぐ。そして、Just 5 Guysはサムズアップの手を合わせ、リングを下りると、堂々と花道をあとに。