Circuit2008 NEW JAPAN TRUTH 〜G1 TAG LEAGUE〜

日時: 2008年10月18日(土) 17:30開場　18:00開始
会場: 埼玉・久喜市総合体育館
観衆: 1500

第4試合 30分1本勝負
G1 TAG LEAGUE Bブロック公式戦

外道
裕次郎

境界線

(1勝=2点)
(1敗=0点)

15分34秒　エビ固め

レフェリー｜タイガー服部

MATCH REPORT

G1タッグリーグ公式戦オープングマッチは、現IWGP Jr.タッグチャンピオンの裕次郎、内藤と、同王座を4度奪取している邪道、外道。
　
　先発の裕次郎と邪道がグラウンドで互角のまま分かれ、外道対内藤となる。内藤は外道の脚を絞り、アキレス腱固め。外道がロープを掴むと、裕次郎がリングインしアームホイップ、内藤が低空ドロップキック、裕次郎がギロチンドロップ、内藤がサンセットフリップと連続して畳みかける。さらにトレイン攻撃を狙うも、外道は裕次郎を踏み台にダイブしてきた内藤をパンチで打ち落とす。
　邪道が飛び込んで裕次郎にラリアット。そして内藤を場外で攻撃し、外道がチョーク。邪道はチョップから腰へのエルボー。動きの止まった内藤をラフ殺法でいたぶり続ける。
　劣勢の内藤はフライングボディアタックで2人をいっぺんになぎ倒し、裕次郎のもとへ。裕次郎は邪道に水車落とし、外道にパワースラム。さらに突進して来た外道をキャッチし、旋回式のサイドバスター。
　裕次郎対邪道の場面、邪道はラリアットからカバーし、クロスフェースオブJADOへ。これは内藤のカットが間に合うも、邪道は裕次郎にバックドロップ、垂直落下式ブレーンバスター。カバーは裕次郎が自力で返すと、邪道のラリアットからスイッチした外道がフォール。これもカウント2で終わると、外道は DDT。それでも裕次郎は3カウントを許さない。
　邪道の串刺しチョップ、串刺しラリアットを耐えた裕次郎は、ラリアットの相打ちを2度挟み、ラリアットで邪道を倒す。タッチを受けた内藤は、邪道へミサイルキック、外道へドロップキックを放ち、邪道にジャンピングエルボーアタック。そしてトレイン攻撃から、裕次郎がラリアット。
　内藤と邪道はエルボーとチョップを打ち合うと、裕次郎が飛び込んでリミット・レス・エボリューションを狙う。だが、これは外道が阻止。内藤は邪道に低空ドロップキックから、顔面への低空ドロップキック。ここでエプロンの外道が内藤にトップロープを利用したチンクラッシャー。
　続く邪道の攻撃を外道に誤爆させた内藤は、素早く飛びついて前方回転エビ固め。すると、邪道は体勢を入れ換えて上から押さえ込み、リング下から外道が内藤を引っ張ってアシスト。これが3カウントとなり、邪道、外道がJr.タッグ王者を下し、白星スタートを切った。

COMMENT

外道「お前らには、アイツらが押してるように見えたか？試合の90パーセント、アイツらが勝利を収めたと思ったか？この手の中で遊んでただけだよ、この手の中で！あれがチャンピオンか？笑わすな！あのベルトは邪道、外道のベルトだ!! あのクサレが持ってるようじゃ、終わりになっちまうんだ、俺達のベルトがよぉ！俺達の位置を獲ってやるか、兄弟！」
邪道「この手を見てみろよ。これが“神の手”だよ。プロレスの神様、邪道、外道の手だよ。いくら足掻いたってよぉ、アイツらは俺らの手から出れやしねぇんだよ！いくら足掻こうが、いくら技を出そうが、いくら客を沸かそうが、全部俺らの手の中なんだよ！俺らの領域、神の領域に足を踏み入れて来いよ。そしたらお前らにも分かるかもよ」

裕次郎「あー、クソッ！」
内藤「（憤慨しながら）オイオイ！何がワールドクラスだ!! 最後の、何だあれ？リング下から（試合）権利ねぇヤツが、権利ねぇヤツの手が俺は見えたよ！レフェリー、見えなかったのか？ふざけんなって!!」
裕次郎「結果はよぉ、俺たちが（IWGP Jr.タッグ）チャンピオンになって1試合目で負けちまったよ。勝ち方、負け方、関係ねぇよ。チャンピオンになって初戦で負けてしまった。こんな悔しいことはねぇよな。オイ、邪道、外道！どんな汚いことでも使っていいよ。いつでもよぉ、第22代IWGP Jr.タッグチャンピオンはやってやるよ。いつでもかかってこいよ！会社もそういうデカい舞台を、俺と内藤と邪道、外道がタイトルマッチをやる会場を用意しておけよ！」