Circuit2008 NEW JAPAN TRUTH 〜G1 TAG LEAGUE〜

日時: 2008年10月18日(土) 17:30開場　18:00開始
会場: 埼玉・久喜市総合体育館
観衆: 1500

第1試合 20分1本勝負

ミラノコレクションA.T.
吉橋伸雄

石狩太一
ロッキー・ロメロ

プリンス・デヴィット
ネグロ・カサス

境界線

10分16秒　合体トラースキック→片エビ固め

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

試合開始前、尾崎リングアナウンサーより、タイガーマスクが急性腸炎により久喜大会を欠場し、対戦カードが一部変更となる事が発表された。

　 G1タッグリーグに参戦するカサス、ロメロが開幕戦のオープニングマッチに登場。序盤、ロメロはミラノと腕の取り合いを展開。デヴィット対カサスとなり、カサスはチョーク攻撃。そして打撃合戦から、カサスが張り手連打。ここで、控えのロメロがロープへと走るデヴィットの背中を蹴ると、デヴィットは失速。スイッチしたロメロは、ニードロップから変型の卍固めでデヴィットを絞り上げる。ミラノがカットすると、今度は吉橋がデヴィットの脚を攻撃。さらにカサスはニークラッシャーから、助走をつけてデヴィットの脚に乗りかかる。
　苦しいデヴィットはロメロの突進をショルダースルーで避け、オーバーヘッドキック一閃。タッチを受けた石狩はロメロの突進をかわして、串刺しフロントハイキック、スイングDDT。さらにスクリューハイキックから、石狩がロメロを、ミラノが吉橋をロープパラダイス。そして、たっぷりと助走をつけて、一斉にドロップキックを発射する。
　デヴィット対カサスとなり、デヴィットはエプロンからの延髄斬り、ミサイルキック。ここでロメロがリングインし、デヴィットに飛びつきのDDT、出てきた石狩にも延髄斬り。だが、石狩もカウンターのフロントハイキックで反撃した。
　ミラノ対吉橋となり、吉橋はエルボーで果敢に前へ出て、ミラノをハーフハッチスープレックスホールド。キックアウトされると、素早く腕ひしぎ逆十字固めに移行するも、これはカットされる。
　デヴィットがカサスを場外に落とし、ノータッチのトペコンヒーロで分断。ミラノは開脚で吉橋の突進をかわすと、石狩が飛び込んでカウンターのミドルキックを見舞う。そして、合体ミドルキック、サンドイッチ延髄斬り、合体トラースキックと畳みかけ、大の字となった吉橋をピンフォールした。

COMMENT

デヴィット「アリガトウ（と言い、ミラノ、石狩と握手）」
ミラノ「久しぶりにメキシコから来たネグロ・カサスの顔を見て、タコスを思い出したね。今日は石狩太一とタコスを食べまくって、これから（G1タッグ）の作戦の最終確認をしようかな。（初戦となる 10/22熊本のバーナード＆フーラー戦について）このタッグリーグ、俺は彼らに合わせて40キロ減量して、90キロ台に持ってきたから。スピードでかく乱しようと思ってる。（石狩との）連携はいっぱいあるしさ、ちょこちょこ動いてアイツらの隙を突いて丸め込みでもなんでも必ず結果を残してやる。（石狩に向かって）な？頑張ろうな」
石狩「おう。まぁどこが40キロ落ちたか分からないですけどね（苦笑）。最後の2人のスーパーキック（トラースキック）、今日初めて出したんですけど、2人の息が合えば本当に強烈な技だ、と俺らは分かっていたんで。まぁ吉橋っていうのもあったかもしれないけど、ノビちゃいましたね、リング上で。熊本のバーナード、フーラーもああいう目にあうんじゃないですか。ちょっと強烈過ぎたっていう感じですね、やってみて。これはちょっと……強いな。バーナード、フーラー、アイツらは油断していると思います。『次はミラノとイシカリだ』『イージーだ』と思っているはず。それがヤツらの最大の弱点じゃないかなと。そこを突いて上手くやりたいと思います」

ロメロ「イシカリ、ミラノ！次はこうはいかないぞ！準備しとけよ！」
※カサス、吉橋はノーコメント