メインイベント(第7試合)は『NJC』2回戦として、マーク・デイビスと1回戦シードのウィル・オスプレイによるUNITED EMPIRE“同門対決”が実現。
デイビスは3.8福島の『NJC』1回戦で矢野通を必殺技ウォータースライダーで撃沈。シングルプレイヤーとしての実力を示すべく、ユニットのリーダーであるオスプレイに立ち向かう。
開始のゴングが鳴ると、両者は握手をかわす。そしてリストの取り合いから、二人は一旦距離を取る。
続いて手四つの体勢から、デイビスはパワーでオスプレイを押し込む。オスプレイはリストを決めるが、デイビスは巧みに回避。
すかさずオスプレイはキックを見舞うも、デイビスはヘッドロックで捕らえ、そのまま強引に投げる。デイビスはオスプレイをロープに詰めるも、ここはクリーンブレイク。そして両者はタッチをかわす。
今度はオスプレイがヘッドロックで捕獲。デイビスはハンマースルーを仕掛け、ここからショルダータックルの応酬に。そして逆水平チョップの攻防に移ると、デイビスが重い一撃でねじ伏せる。
しかし、オスプレイはティヘラで飛びつく。これをデイビスは叩き落とすと、豪快なラリアットでオスプレイを場外に排除。
そしてデイビスはオスプレイを鉄柵にハンマースルー。しかし、オスプレイは鉄柵を飛び越える。そして鉄柵に飛び乗るも、デイビスがリフトアップで捕獲。その状態から、オスプレイの喉を鉄柵の上に落とすラフファイト。
さらにデイビスはオスプレイをエプロンに寝かせ、膝蹴りとハンマーパンチを乱打。オスプレイがリングに落ちると、デイビスは場外マットをオスプレイの上に被せ、セントーンをお見舞い。
オスプレイはカウント10でリングに生還。するとデイビスはオスプレイをボディスラムで叩きつけ、クラウンズアップのポーズでカバー。
オスプレイがカウント1ではね返すと、デイビスは腕を捕らえる。オスプレイはエルボーを放つが、デイビスはボディスラムで動きを止め、重いセントーンをお見舞い。
そしてデイビスはオスプレイの腕を捕らえる。しかし、オスプレイは足をロープにかけてエスケープ。オスプレイはエルボーを放つが、デイビスは逆水平チョップで反撃。
さらにデイビスは逆水平チョップを重ね、串刺しの逆水平チョップ&ラリアット。そしてブレーンバスターで持ち上げるが、オスプレイは着地。
続いてオスプレイはサマーソルトキックから延髄斬り。さらにハンドスプリング式のスクリューキックで反撃。そしてピッピー・チェリオを食らわせカバーするも、デイビスはカウント2ではね返す。
ならばとオスプレイはフレッチャーをパワーボムの体勢で捕らえる。デイビスがこらえると、オスプレイは顔面へのステップキックから逆水平チョップ。そして再度パワーボムの体勢に入るが、デイビスはショルダースルー。
しかし、オスプレイは膝裏を蹴りつけ、デイビスに4の字固めを狙う。だが、デイビスはキックで返し、逆水平チョップをお見舞い。
続くキックを切り抜けたオスプレイは、ローキックからドラゴンスクリューを炸裂。そして4の字固めで捕らえる。これはデイビスがロープエスケープ。
するとオスプレイはデイビスをロープに固定し、エルボーから膝に低空ドロップキック。そしてニークラッシャーを決め、もう一度4の字固めへ、だが、デイビスは技を裏返し、逆にダメージを食らったオスプレイがロープエスケープ。
オスプレイがエプロンに逃れると、デイビスはリングから捕獲する。しかし、オスプレイはロープにカッターでデイビスの喉を打ちつけ、ドラゴンスクリューを狙う。
だが、デイビスはエルボーで回避。するとオスプレイはキックを叩き込み、トップロープに飛び乗る。しかし、デイビスはオスプレイの急所をロープに打ちつけてから、セカンドロープに飛び乗り振り向きざまにエルボー。
そしてデイビスはオスプレイをコーナー最上段に設置し、ものすごい落差の雪崩式ブレーンバスターを炸裂。だが、カバーはオスプレイが必死にカウント2ではね返す。
ここを勝機と見たデイビスはウォータースライダーを狙う。しかし、オスプレイは脱出し、ここからエルボーの応酬に。そしてオスプレイはローキックで崩しにかかるが、デイビスはエルボーを連発。
だが、オスプレイは気合いを入れ、ローキックの連射でデイビスからダウンを奪う。さらにオスプレイはローリングエルボーからロープに走ってラリアット。デイビスは仁王立ちで耐えるも、オスプレイはトラースキックからラリアットでダウンを奪う。
続いてオスプレイはピッピー・チェリオをデイビスの後頭部に突き刺し、ヒドゥンブレードの体勢に。だが、デイビスはカウンターのラリアットでオスプレイを一回転させる。
そしてデイビスはラリアットを狙うも、オスプレイはソバットで反撃。しかし、デイビスはナックルを叩き込み、一気にウォータースライダーへ。
しかし、オスプレイは逆打ちで切り返し、さらにオスカッターを炸裂。だが、カバーはデイビスはカウント2で必死にはね返す。
ならばとオスプレイはヒドゥンブレードへ。だが、デイビスは寸前でかわす。そして打撃の攻防に突入すると、オスプレイがサイレント・ウィスパー。しかし、デイビスは延髄斬りをお見舞い。
続いてデイビスは串刺しラリアットを叩き込んで雄叫びを上げると、コーナーに上り、オスプレイを雪崩式パイルドライバーの体勢で捕らえる。
しかし、オスプレイは回避し、ジャンピングキックをヒット。そして雪崩式スパニッシュフライを狙うも、デイビスはこらえ、その位置からラリアットを叩き込んでオスプレイを撃墜。
デイビスは気合いを入れ、オスプレイに強烈なラリアットを炸裂。しかし、カバーはオスプレイが必死にカウント2ではね返す。
そしてデイビスはオスプレイの足を捕らえるが、オスプレイは張り手を連発。だが、デイビスは張り手一発でダウンを奪い、両足をつかんで引っ張り上げ、一気にパイルドライバーを炸裂。しかし、カバーをオスプレイはカウント2で必死にはね返す。
するとデイビスはスライディングDを叩き込み、ウォータースライダーの体勢に。オスプレイは切り抜けてストームブレイカーを狙うが、デイビスはショルダースルー。
そのまま押さえ込むも、オスプレイは切り抜けると、クラッチを離さずにタイガードライバー’91を炸裂。しかし、デイビスもカバーを何とかカウント2でキックアウト。
だが、最後はオスプレイがヒドゥンブレードを叩き込み、粘るデイビスを撃沈。同門対決を制し、準々決勝進出を決めた。