Circuit2008 NEW JAPAN GENERATION
- 日時
- 2008年9月21日(日) 15:30開場 16:00開始
- 会場
- 兵庫・神戸ワールド記念ホール
- 観衆
- 8000
-
第6試合 60分1本勝負
IWGP Jr.ヘビー級選手権試合- (挑戦者)
- (第54代王者)
※ロウ・キーが第55代王者となるレフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
両者は、序盤からスピーディーなロープワークを駆使した攻防、空中戦を披露し観客を沸かせる。そんな中、ロウ・キーを場外へ転落させたタイガーは、鉄柵を利用した“場外”モンキーフリップを敢行する。
リングに戻ったロウ・キーは、タイガーの雪崩式技を阻止。しかし、タイガーはコーナー最上段に留まっていたロウ・キーをドロップキックで場外へ転落させ、トペスイシーダで追撃する。
場外戦を繰り広げる中、タイガーはロウ・キーのセコンドの外道を攻撃。エプロンに立ったタイガーと、場外の外道が睨み合いになる中、ロウ・キーはその隙を 突いてリングイン。エプロンから場外へ転落させたタイガー目掛けてタイダルクラッシュの要領でダイブ。この大技でタイガーをダウンさせる。
場外 カウント19でなんとか生還したタイガーに対し、ロウ・キーはバックドロップからキークラッシャー'99の構えへ。しかし、タイガーはこれを阻止し、続け てタイダルウェイブで飛んできたロウ・キーをドロップキックで迎撃。そして、雪崩式ダブルアームスープレックスからカバーへ。ロウ・キーがカウント2で キックアウトすると、チキンウイングフェースロックを狙うが、すぐにロープエスケープされる。
ロウ・キーは、ミドルキック連打からタイダルウェイブをクリーンヒットさせ、タイガーをフォール。カウント2でクリアされると、マスクを剥ごうとし、タイガーに精神的な揺さぶりをかける。
だが、それでもタイガーは引かず、ロウ・キーの串刺し攻撃を避け、バク宙キックで応戦。さらにタイガースープレックスホールドで3カウントを狙うが、ロウ・キーはロープに足をかけて難を逃れる。
ムーンサルトダブルニードロップを回避したロウ・キーは、タイガーにリワインドウィザード。そして、キークラッシャー’99を繰り出すが、蓄積したダメージですぐにカバーに行けず。タイガーにカウント2でキックアウトされる。
ロウ・キーのダイビングヘッドバットを避けたタイガーは、ツームストンパイルドライバーからコーナー最上段へ。マットに倒れるロウ・キー目掛けてダイビングヘッドバットでダイブするが、ギリギリで回避され自爆してしまう。
互いに一歩も引かない攻防が続く中、丸め込み技合戦を経て、タイガーはロウ・キーにスピンキック。ところが、ロウ・キーは怯まず、すぐに鋭いドロップキックで応戦。あまりの勢いにタイガーは対角線上のコーナーへ吹っ飛んでしまう。
勝機と見たロウ・キーは、タイダルクラッシュからキークラッシャー’99を炸裂させ、タイガーから3カウントを奪取。タイガーは初防衛に失敗し、ロウ・キーが新王者に輝いた。
勝利者賞:ハートフルギフト(ギフト券)、株式会社T.M.G(勝利者トロフィー)
COMMENT
タイガー「(平澤の肩を借りてコメントブースに到着後、両手で頭を押さえて、しばらくの間 うずくまり)……クソッ。あぁ、前がわかんねぇ。回ってる、クソー……。(カウント)3入った? ……まぁ、完敗ですね。自分でこんな事言うの恥ずかしいけど、全く返せなかった。返したつもりだったんだけど、全くだった。恥ずかしいですよ、自分でタン カ切って色んな事を言ったけど、挑戦を表明してくれたみんなに顔が立たないです。もう1回やらせて欲しいというのはね、みんな同じ気持ちがあるし、自分な んか特にあるけど、こんな恥ずかしい負け方をしたら、しばらく無いでしょうね。これといった反則、まぁ、マスクを破られたけど、あれは陽動作戦だから。そ こは自分の範囲に入っていたから、悔しいです……それしかない。全くいいわけ出来ない。ただ、もう1回チャンスをもらいたいです。それだけです。絶対に戻 します、腰にベルトを。今はそれしか言えないです(とコメントしながら、平澤の肩を借りてゆっくりと控え室へ」