第2試合はNJPW WORLD認定TV王座ザック・セイバーJr.が藤田晃生を引き連れ、デビッド・フィンレー&エル・ファンタズモ組と対峙。
注目は3.6大田で衝撃のBULLET CLUB入りを果たしたフィンレー。悪の道を歩むことを決断したフィンレーは、昨年のNJPW WORLD認定TV王座決定トーナメント2回戦で敗北を喫しているザックに、どのような戦いを仕掛けるのか。なお、フィンレーが3.15岡山でグレート-O-カーン、同じくザックが海野翔太を破れば、両者は3.18静岡の準々決勝で対峙することに。
また、フィンレーに対し、猜疑心を向けているファンタズモの動きも気になるところだ。
入場時、ファンタズモはファンが掲げる自身のボードを手にする。すると、フィンレーがそれを叩き落とし、早くも不穏な空気が漂う。ザックはベルトを腰に入場。フィンレーには外道が帯同。
ファンタズモとフィンレーは先発を譲り合う。するとTMDKが飛びかかる。そして交互にフィンレーにエルボーをお見舞い。
続いて藤田はフィンレーの左腕を捕獲し、ザックと交代。TMDKは交互にフィンレーの腕を捻じ曲げる。
藤田はフィンレーの左腕を捕らえてコントロール。だが、フィンレーはヘッドバットではねのけ、バックエルボーをお見舞い。
フィンレーは交代しようとするも、ファンタズモは海外実況席で会話中。するとフィンレーは藤田にバックブリーカーを見舞い、ようやく戻ってきたファンタズモにチョップでスイッチ。
ここでフィンレーが藤田を捕らえ、ファンタズモはコーナー最上段に上る。しかし、フィンレーはすかすように、藤田にブレーンバスターをお見舞い。そしてToo Sweetサインを求めるが、ファンタズモは応えず。
次はファンタズモが藤田にブレーンバスター。さらに藤田を自軍コーナーに逆さ吊りにし、串刺し攻撃を狙うも、フィンレーが邪魔するように藤田をストンピングで乱打。
するとファンタズモはフィンレーに張り手を見舞って強制スイッチ。フィンレーも同じようにファンタズモと交代。すかさずファンタズモもやり返し、互いに張り手を打ち合い、険悪な雰囲気に。
その最中、藤田がファンタズモにショルダースルー。スイッチしたザックに対し、ファンタズモはリープフロッグ。だが、ザックはその足を捕らえて鎌固め。
するとフィンレーがザックにエルボー。その衝撃でファンタズモは足を痛めてしまう。するとザックはフィンレーをコブラツイストで捕獲。続いてファンタズモに弓矢固めから変形のSTF。ファンタズモは何とかロープに逃れる。
そしてファンタズモはザックにバックドロップ。だが、ザックは相手の左腕を捕らえ、そこ目掛けてオーバーヘッドキック。さらにサッカーボールキックを食らわせる。
スイッチした藤田はファンタズモに強烈な逆水平チョップを連発。だが、ドロップキックをかわしたファンタズモは、ライオンサルトで反撃。
さらにファンタズモはサドンデスを狙うが、フィンレーが背中を叩いて強制スイッチ。そしてフィンレーはトラッシュパンダの体勢に入るが、ザックがカット。
ザックはフィンレーをスリーパーで捕らえるも、フィンレーが脱出し、ここからBULLETタッグは交互にザックに打撃を浴びせる。最後にファンタズモが延髄斬りでザックを場外に排除。
ここでBULLETタッグはToo Sweetサインをかわすかに思われたが、藤田がフィンレーにドロップキックをお見舞い。ファンタズモは巻き込まれ、場外に転落してしまう。
そして藤田はフィンレーに後方回転エビ固めを仕掛けるが、フィンレーはカウント2ではね返す。ならばと藤田はロープに走るも、ファンタズモが旋回式のブルーサンダーを炸裂し、3カウントを奪取した。
試合後、ザックはフィンレーと挑発合戦。そしてBULLETタッグは勝ち名乗りを上げると、ファンタズモはフィンレー&外道とゆっくりToo Sweetサインをかわした。