第3試合はSTRONG STYLEの鈴木みのる&エル・デスペラード&成田蓮と、H.O.TのEVIL&SHO&ディック東郷による6人タッグ。3.8福島の『NJC』1回戦で対峙する成田とEVILにとっては前哨戦となる。

　STRONG STYLEはNEVER6人タッグのベルトを携え入場。H.O.Tはゴングを待たずに奇襲攻撃を仕掛け、場外戦に持ち込む。

　EVILは成田を鉄柵に二度にわたり叩きつける。SHOは鈴木に顔面かきむしり。東郷もデスペラードを蹂躙する。
　EVILは成田をリングに上げると、顔面を踏み潰す。そして串刺し攻撃を狙うが、成田はカウンターのフロントキック。
　さらに成田は打撃の猛攻を浴びせ、ネックブリーカードロップをお見舞い。カバーをEVILがカウント2ではね返すと、成田はスリーパーで捕獲。そしてコブラツイストに連携する。
　しかし、EVILは成田の耳をつかんで脱出。そして金具むき出しのコーナーに叩きつける。続いてEVILはTシャツを用いて成田にチョーク攻撃。
　すかさず鈴木がリングに入るも、東郷は場外に放り投げる。それでも鈴木はリングに戻るが、東郷はサミングからストンピング。SHOも成田の顔面を踏みつける。
　続いて東郷は成田に顔面かきむしり。デスペラードがカットに入ろうとするが、EVILがTシャツでチョーク攻撃。さらにデスペラードを鉄柵に叩きつける。
　リング上、東郷が成田にフライングメイヤーからフィストドロップ。だが、カバーは成田がカウント2ではね返す。
　次はSHOが成田の腕にエルボーを落とし、金具むき出しのコーナーにハンマースルー。そして成田の顔面を蹴りつける。
　成田はエルボーで反撃するが、SHOはサミング。そして腕を掴んだまま胸板と背中にキックを連打。成田は回避するが、SHOはサミングからロープへ。すると成田はフライングニールキック。
　ようやくスイッチした鈴木はSHOにエルボーを連発。しかし、SHOとEVILがトレイン攻撃を狙う。鈴木は切り抜け、SHOにフロントキックから強烈なエルボーでダウンを奪う。
　だが、SHOは鈴木にフィンガーロック。さらに東郷がエプロンから鈴木にキックを見舞うと、SHOはスピアーを炸裂。
　スイッチした東郷は鈴木にパンチを連発しロープへ。だが、鈴木はスリーパーで捕獲。そしてスイッチしたデスペラードが、東郷にスパインバスター。
　続いて鈴木のサッカーボールキックから、デスペラードがバックドロップをお見舞い。しかし、カバーは東郷がカウント2ではね返す。
　するとデスペラードは東郷にギターラ・デ・アンヘルを狙うが、切り抜けた東郷はサミングからナックル。
　ここからH.O.Tはデスペラードにトレイン攻撃を敢行。そしてEVILがフィッシャーマンズバスターで投げつけると、東郷がカバー。これは鈴木がカット。
　するとEVILがレフェリーの注意を引きつけ、東郷がスポイラーズチョーカーでデスペラードの首を締め上げる。だが、成田がカット。すかさずSHOが成田に襲いかかるも、成田は二段蹴りで場外に追いやる。
　リング上、鈴木が東郷をスリーパーで捕獲。そしてデスペラードに投げると、デスペラードはロコ・モノをヒット。続いてピンチェ・ロコで東郷を沈めた。

　
成田「EVIL、ふざけんな！ 明後日もよぉ、イスでもなんでも持ってこいよ！ なんでも受けてやるよ、ふざけんなコノヤロー！ あぁ!? 絶対潰してやるからな！
　

　
鈴木「どうやって潰す？ どうやって潰す？ 正々堂々と、そう、俺はいろんな“正々堂々”を知ってるからな。帰ったらミーティングだな。ハハハハ！ （※去り際にカメラに向かって）覚えとけ、オマエら！
　

　
デスペラード「（※2人が去るのを見送って）オイ、キレるのは鈴木さんだけでもおっかねぇのに、成田……“成田君”どころじゃないよね、“成田”だね、成田まで怒らせるとは、そこまで押さえられんぞ！」
　

　
デスペラード「オマエだぞTORTURE、オマエらの責任だ。俺は知らん！」
　
　

　
EVIL「オイ成田～！ 『1回戦勝つ』だと？ オマエ、そんなデカい口叩いてもし負けたらどうすんだよ？ （『STRONG STYLE』の）大きな看板に傷がつくぞ？ まぁでも大丈夫だ」
　

　
EVIL「この俺が、本物のストロングスタイルをおしえてやるからな。よく、覚えとけ！」
　
※ディック東郷、SHOはノーコメント。