メイン(第6試合)ではミスティコと棚橋弘至が豪華タッグを結成し、ウルティモ・ゲレーロ&アトランティス・ジュニア組と激突。ミスティコとアトランティス・ジュニアにとっては、2.28後楽園の一騎打ちの前哨戦となる。
注目はゲレーロとアトランティス・ジュニアのチームワーク。アトランティス・ジュニアはゲレーロ率いるロス・ゲレーロスの一員だったが、現在は脱退。2.24大阪から開幕する「軍団対抗タッグトーナメント」に共に出場が決定しているが、チームとしての状態が気になるところだ。
棚橋はハーフペイントで登場。
先発で棚橋が登場すると、ゲレーロが前に出る。場内は「棚橋」コールが巻き起こる。するとゲレーロはリングを下りて帰ろうとする。すると、場内は「ゲレーロ」コールが発生。機嫌を直したゲレーロはリングに戻ると、マスクを脱ぐ。
棚橋はロックアップからバックを取る。するとゲレーロは腕を取るも、棚橋はカニバサミからスリーパー。
ゲレーロは脱出し、続いて力比べに突入。ゲレーロは押し込むが、棚橋も押し返す。そして棚橋はフライングメイヤーからグラウンドに持ち込む。
しかし、ゲレーロはヘッドシザーズ。棚橋は脱出してレッグロック。だが、ゲレーロは回避してアームロックへ。
棚橋が切り抜けると、ゲレーロは足を捕らえてロメロスペシャルを決める。その体勢で棚橋の肩をつけるが、棚橋はカウント2ではね返す。
続いて棚橋はゲレーロに強烈なチョップ。ゲレーロもチョップで反撃し、快音を響かせる。ゲレーロは打撃で棚橋を押し込むと、串刺し攻撃を狙う。
だが、棚橋はキックで迎撃し、セカンドロープからフライングクロスボディプレス。ゲレーロがカウント2ではね返すと、棚橋はエアギターを奏でて気合いを入れる。
次はアトランティス・ジュニアとミスティコのマッチアップ。アトランティス・ジュニアはバックエルボーを決め、続いてロープワークの攻防に。ミスティコはバク宙から華麗なティヘラ。
さらにアトランティス・ジュニアの攻撃をかわしてジャンピングキック。そしてスワンダイブのティヘラを決める。
ゲレーロがリングに入ると、ミスティコは手を取ってロープに飛び乗り、キリモミ式のアームホイップ。そしてミスティコはアトランティス・ジュニアにはトルニージョを炸裂。
ミスティコはもう一度空中技を狙うも、アトランティス・ジュニアはリングに戻ってドロップキックをお見舞い。さらに棚橋にエルボー。
ここでゲレーロがアトランティス・ジュニアの胸を突き飛ばす。するとアトランティス・ジュニアも応戦。
不穏な空気が漂う中、ゲレーロがミスティコをポップアップすると、アトランティス・ジュニアがキックを突き刺す連携攻撃。
棚橋がリングに入るも、ゲレーロ組は連携の低空ドロップキックをお見舞い。続いてアトランティス・ジュニアがミスティコをエプロンに追いやり、ゲレーロが低空ドロップキック。そしてゲレーロは場外でミスティコに逆水平チョップを叩き込み、リングに戻す。
アトランティス・ジュニアがカバーすると、ミスティコはカウント2ではね返す。ならばとゲレーロ組は連携技を狙うも、ミスティコは二人まとめてアームホイップ。
スイッチした棚橋はゲレーロとアトランティス・ジュニアにエルボーを乱打。ゲレーロ組はダブル攻撃を狙うが、棚橋は回避して同士打ちを誘い、アトランティス・ジュニアにはドラゴンスクリューをお見舞い。
さらに棚橋はゲレーロにスリングブレイドを決める。そして棚橋は場外のゲレーロに対し、エプロンからトペ・コンヒーロを炸裂。
リング上、ミスティコはセカンドロープからクロスボディ。さらにラ・ミスティカを狙うも、アトランティス・ジュニアは回避。そしてアトランティーダを決めると、ラ・ミスティカはギブアップ。なんとアトランティス・ジュニアがミスティコから直接勝利を収めた。