第2代STRONG無差別級王者のロッサーが、アヴァロンを相手に7度目の防衛戦を敢行。この一戦の勝者が、現地時間2月18日(土)に行われる『Battle in the Valley』でKENTAの挑戦を受ける。
まずは挑戦者のアヴァロンが登場し、続いて王者ロッサーの入場となる。ところが、アヴァロンがマイクアピールで入場テーマ曲を強制終了し、ロッサーを挑発。
アヴァロン「曲を止めろ。待てって言ってるだろ。誰もお前の曲なんて聞きたくないんだ。“ずっと休みのヤツ”“1週間休みのヤツ”“1ヵ月休みのヤツ”“仕事を辞めたヤツ”の登場だ。お前が昔なにをしていたか覚えているか!? (※踊りながら)ミリオンズ・オブ・ダラーズ、ミリオンズ・オブ・ダラーズ、ミリオンズ・オブ・ダラーズ。これで思い出しただろ、バカ野郎!」
だが、怒ったロッサーがアヴァロンをリング上から追い出し、あらためて入場テーマ曲が場内に鳴り響いた。
これでようやく試合開始となり、ロッサーがカウンターショルダータックルで先制。それでもアヴァロンはヘッドロックで絞るが、ロッサーが切り返して押さえ込む。
すると、アヴァロンは左腕を攻めるが、ロッサーがチキンウィングフェースロックの体勢に切り返す。そこからアヴァロンは逃げるが、ロッサーがタックルで倒し、ヒップドロップで押し潰す。
ロッサーの攻勢は続き、ジャンピングヒップドロップ、ヘッドバット。そして、再びジャンピングヒップドロップを放つが、アヴァロンが回転エビ固めへ切り返す。
続いてエプロン上の攻防となり、ロッサーがバックドロップの体勢に入る。しかし、アヴァロンが脱出してトラースキックを見舞い、ロッサーの背中を鉄柱、エプロン、鉄柵へ叩きつける。
リングへ戻ったアヴァロンは、変型逆片エビ固め、ニードロップ、ストンピングなどで追撃。ロッサーもヘッドバットや逆水平チョップで反撃に出るが、アヴァロンは顔面攻撃で黙らせ、カウンターバックエルボーを食らわせる。
それでもロッサーはチキンウィングアームロックを繰り出すが、脱出したアヴァロンがロープを利用したスイングDDTで突き刺す。そして、ストンピングと逆水平チョップを浴びせながらロッサーを激しく挑発。
苦しくなったロッサーは、今度こそバックドロップの形でアヴァロンをエプロンへ叩きつけて逆転。さらに、逆水平チョップ&串刺しショートレンジラリアット連打を浴びせる。
続いてロッサーは、両手でアヴァロンの首を掴んで放り投げ、再び逆水平チョップ&串刺しショートレンジラリアット連打をお見舞い。そして、今度は両手で髪を掴んでアヴァロンを投げ飛ばし、左右のハンマーブロー連打を胸板と背中へ叩きこんでいく。
するとアヴァロンは、カウンターエルボーからショートレンジドロップキックへ繋ぐが、ロッサーがカウンターラリアットで吹き飛ばす。そして、ファイヤーマンズキャリーで担ぐも、アヴァロンが抵抗し、ミドルキックをボディへ打ち込む。続いてアヴァロンはゴールデンアーチを繰り出すが、ロッサーがロープへ逃れる。
さらにロッサーは、下からの両脚キックでアヴァロンを吹き飛ばし、ロープへダッシュ。それを見てアヴァロンはカウンター逆水平チョップを浴びせるが、ロッサーが受け流してロープを往復し、ランニングエルボーでなぎ倒す。
次にロッサーは再びファイヤーマンズキャリーの体勢に入るが、アヴァロンが脱出して脇腹を殴る。ところが、ロッサーが怯まずにアヴァロンを持ち上げ、ファイヤーマンズキャリーダブルニーガットバスターをお見舞い。
その直後、ロッサーはエメラルドフロウジョンでアヴァロンに追撃し、最後はステップオーバー・トーホールド・ウィズ・チキンウィングフェースロックで勝利。STRONG王座7度目の防衛を果たした。
【試合後コメント】
※ロッサーはノーコメント
※アヴァロンはノーコメント
NEMESIS
- 日時
- 2023年1月29日(日) 開場 10:00 (JST)開始
- 会場
- アメリカ・The Vermont Hollywood(カルフォルニア州ロサンゼルス)
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第3試合 30分1本勝負
STRONG無差別級選手権試合<第2代チャンピオン>
<チャレンジャー>
※ロッサーが7度目の防衛に成功