メインイベント終了後、内藤が拳王の髪を掴んで強引に上体を起こし、拳を高々と掲げる。すると拳王は厳しい目つきで自分の拳を見つめるが、そのまま後ろへ倒れ込むようにしてリングを降りた。
これで拳王は征矢の肩を借りて退場し、リングへ残った内藤がマイクアピールを開始。
内藤「ブエナスノ~チェ~~ス、横浜アリーナ~~~~!!(※大歓声&大拍手) 今日は新日本プロレス『WRESTLE KINGDOM 17 in 横浜アリーナ』。たくさんのご来場、心から感謝いたします。グラシアス・アミーゴス(※大歓声&大拍手)。LOS INGOBERNABLES de JAPON対金剛によるシングル5番勝負。残念ながら全勝することはできませんでしたが、3勝2敗で我々LOS INGOBERNABLES de JAPONの勝利。拳王選手、そして、金剛の皆様。またいつでもこのリングに来てくださいよ(※大拍手)。我々LOS INGOBERNABLES de JAPONが…かまってやるぜ、カブロン!(※大拍手) ところで! ところで、今日、この横浜アリーナ大会は“歓声あり”なんですよね?(※大歓声&大拍手) じゃあ“大合唱”しましょうよ(※大歓声&大拍手)。新日本プロレス『WRESTLE KINGDOM』横浜アリーナ大会、最後の締めはもちろん! BUSHI、SANADA、ヒロム、鷹木、ティタン、イ・内藤。ノスオトロス! ロス! インゴベルルルルルナ~ブレ~~~~ス! デ!! ハ!! ポン!!(※大歓声&大拍手)」
ここで場内に「STARDUST」が鳴り響き、内藤はリング中央へ寝転んで拳を掲げる。そして、リングを降りると、放送席で解説を務めていた武藤敬司の眼前で停止。不敵な笑みを浮かべて立ち去った。
ところが、ここで武藤がリングへ上がり、マイクアピールを敢行。特設花道を歩く内藤へ声をかける。
武藤「内藤!!(※場内驚き) 俺の引退試合の相手(※場内驚き)、来月(2月21日)、東京ドーム…お前に決めた!(※大歓声&大拍手) 熱い、熱い試合をやろうぜ!(※大歓声&大拍手&『内藤』コール)」
これで内藤がリングへ戻り、再びマイクを掴んで武藤へ返答。
内藤「俺の答えは、もちろん! トランキーロ!! あっせんなよ。ただ、ただ、2月21日、予定…空けておきますよ(※大歓声&大拍手)。いまの内藤哲也を、思う存分、堪能して下さい。カブロン!(※大歓声&大拍手)」
ここで再び場内に「STARDUST」が流れる中、内藤は武藤に向かってアブレ・ロス・オホスポーズ。これに武藤がLOVEポーズで対抗し、場内が大歓声に包まれた。
その後、武藤は放送席へ戻り、内藤はあらためて退場。そして、特設ステージ上でアブレ・ロス・オホスポーズを披露すると、その拳の先を武藤へ向けた…。