新日本プロレス本隊vsLOS INGOBERNABLES de JAPONのタッグマッチ。IWGP Jr.王者のヒロムは、2.5札幌でYOHの挑戦を退けて初防衛に成功している。
真壁対SANADAで試合が始まり、両者が互角の攻防を展開。すると、SANADAが握手を求め、真壁が応じた途端にトーキックで不意打ち。だが、真壁がその動きを読んで脚を取る。
続いて真壁はパラダイスロックを仕掛けるが、SANADAが下からキックを浴びせて脱出。そして、今度は自分がパラダイスロックを狙うも、脱出した真壁がショルダータックルを食らわせた。
タイガー対SANADAとなり、タイガーが赤コーナー最上段からのフライングボディアタック、ミドルキック、モンキーフリップでSANADAに追撃。ところが、2回目のモンキーフリップはSANADAが抵抗し、ヒロムのアシストから低空ドロップキックを見舞う。
これでタイガーが孤立する展開となり、ヒロムが強烈な逆水平チョップ、SANADAがパラダイスロック&尻への低空ドロップキックなどで痛めつけていく。
しかしタイガーは、風車式バックブリーカーでヒロムに逆襲。そして、背後から押さえつけるSANADAをカンガルーキックで吹き飛ばし、ようやく赤コーナーへ戻った。
これでタッチを受けた真壁は、ショルダータックル、串刺しラリアット、頭部へのパンチ連打、カウンターラリアットでSANADAに追い討ち。しかしSANADAは、カウンター低空ドロップキックで真壁をダウンさせた。
真壁対ヒロムとなり、ヒロムが串刺しラリアット。そして、真壁の真似をして頭部へパンチ連打を浴びせる。だが、真壁はヒロムを抱えて前に歩き、パワースラムで報復。
ここからタイガー対ヒロムとなり、タイガーがローキック連打をボディへお見舞い。そして、ハイキックで側頭部を撃ち抜くと、ダブルアームスープレックスからチキンウィングアームロックを極める。
その後、真壁がヒロムに串刺しラリアットを浴びせ、タイガーがローリングソバット、タイガードライバーで追撃。
だが、ヒロムがタイガーをニュートラルコーナーへ激突させ、すかさずSANADAが串刺しバックエルボー、ヒロム&SANADAがサンドイッチ低空ドロップキックで追い討ちをかける。
それでもタイガーは、ローリングソバットと回転十字固めで巻き返すが、ヒロムが名も無きヒロムロールを繰り出し、一気に3カウントを奪取した。
Road to THE NEW BEGINNING
- 日時
- 2023年2月8日(水) 18:00開場 19:00開始
- 会場
- 栃木・ニューサンピア栃木
- 観衆
- 606人
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第3試合 20分1本勝負
レフェリー|佐藤健太
MATCH REPORT
COMMENT
ヒロム「さてと、次の防衛戦の相手は誰かなー、誰も来ないならこっちから行こうかなー、でも入れ違いになっちゃったらせっかく行こうと決意したのにそれがムダになっちゃうのはかわいそうだから…。やっぱり待ってようかなー! そーんな気持ちです」
※SANADAはノーコメント
タイガー「まぁこうやってヒロムと当たるのは、何度かタッグでやってるけどね、こうやってじっくりやるのはホント久々だし、さすが新日本を引っ張ってるジュニアのチャンピオンだなって思います。うま~く、いなされちゃったしね。まだまだ、だからって自分が(ジュニアタイトル戦線の)中に入るわけじゃないけど、そういうチャンスをつかんで、あいつに挑戦して、ベルトを獲ってみたいなと思いますよ。いやぁ、うまい……」
真壁「納得できねぇ終わり方だったよなぁ。俺は納得できねぇ、誰がなんと言おうとな。ただSANADAにしたって、イキがいいのはわかってる。ダメだ、これじゃダメだ。俺はもうイライラだな。イライラは最高潮だ……」