【イリミネーションマッチ・ルール】
通常のタッグマッチ形式で試合を行ない、敗れた選手から退場。最後まで1人でも残ったチームが勝者となる。試合権利のある選手がトップロープを越えて場外に転落した場合も退場となる。
【退場順】
(1)○ヒクレオ(11分46秒 OTTR)ジェイ×
(2)×ヒクレオ(12分12秒 OTTR)ファンタズモ○
(3)×邪道(12分32秒 サドンデス→片エビ固め)ファンタズモ○
(4)○タマ(14分45秒 OTTR)ファンタズモ×
(5)×タマ(14分51秒 OTTR)石森○
(6)×ワト(16分33秒 両者OTTR)ワト×
(7)○棚橋(17分59秒 OTTR)KENTA×
(8)○棚橋(18分40秒 ハイフライフロー→片エビ固め)外道×
新日本プロレス本隊vsBULLET CLUBの5vs5イリミネーションマッチ。2日後の2.11大阪では、タマとファンタズモが「NEVER戦」、ヒクレオとジェイが「ルーザーリーブ・ジャパンマッチ」、棚橋とKENTA、ワトと石森が「シングルマッチ」でそれぞれ激突する。
邪道と外道が先発して試合開始となるも、外道がすぐにファンタズモとタッチ。これで邪道もタマと替わるが、今度はファンタズモがジェイにタッチする。
続いてヒクレオがリングへ入ると、ジェイは石森とスイッチ。だが、何もしないでKENTAと替わり、ヒクレオも棚橋とタッチする。
ここから棚橋とKENTAがアピール合戦を繰り広げ、KENTAが背後から急襲。その直後、両軍が一斉にリグへ飛び込み、大混乱となる。
すると棚橋は、カウンターバックエルボー→フライングボディアタックでKENTAに報復。だが、KENTAは棚橋の髪を掴み、青コーナーへ引き込んだ。
ここからBULLET CLUBが棚橋を標的にし、ラフファイトで長時間に渡って痛めつけていく。
その後、棚橋はドラゴンスクリューでジェイに逆襲し、タッチを受けたヒクレオがダブルハンドラリアットでジェイと外道をまとめて吹き飛ばす。そして、串刺しボディアタックでジェイに追撃。
するとジェイは、ヒクレオの突進をかわし、エプロンへ追いやる。そして、トップロープを掴んで必死に耐えるヒクレオへエルボー連打を浴びせる。
しかし、ヒクレオはジェイの首を鷲掴みにし、そのままトップロープを跨いでリングイン。そして、ジェイをトップロープ越しに場外へ投げ捨て、オーバー・ザ・トップロープ(OTTR)で失格させた。
その直後、ファンタズモが背後から襲いかかり、ヒクレオを場外へ落とそうとする。それでもヒクレオはロープを掴んで必死に耐えるが、ジェイがレフェリーの目を盗んで場外へ引き込み、まんまと失格へ追い込んだ。
これでヒクレオが激怒すると、ジェイは走って逃走。それをヒクレオが追いかけ、2人はそのままバックステージへ姿を消す。
一方、邪道が背後からファンタズモを丸め込むも、カウントは2。その直後、ファンタズモがサドンデスを食らわせ、邪道から3カウントを奪った。
タマ対ファンタズモとなり、ファンタズモがセカンドロープからフライングボディアタックをお見舞い。しかし、タマがサドンデスをかわし、エルボー合戦へ持ち込む。
その後、両者はエプロン上で闘い、ファンタズモに突き飛ばされたタマが鉄柱との激突を回避。そこから両者がコーナーを挟んでやり合い、タマがファンタズモを場外へ落として失格にした。
だが、直後に石森がフロントハイキックを見舞い、タマをOTTRで失格させる。これでワト対石森となり、両者がエプロン上でエルボー合戦を展開。そこからワトが側頭部にハイキックを叩き込むが、石森がフラフラになりながらもジャンピングニーアタックで報復。同時に場外へ転落し、いずれも失格となった。
棚橋対KENTAとなり、棚橋のエルボースマッシュにKENTAがツバメ返しで対抗。そして、スリングブレイドを回避し、スイングネックブリーカーで叩きつける。
そこへ外道も入るが、棚橋がKENTAと衝突させ、ドラゴンスクリューを見舞う。その直後、KENTAが背後から急所を殴り、トップロープ越しで場外へなげようとする。しかし、棚橋が切り返して反対にKENTAを場外へ落とし、失格に追い込んだ。
これで棚橋と外道の一騎打ちとなり、外道が棚橋をトップロープ越しに投げ捨てる。ところが、棚橋は両手でトップロープを掴んで転落を免れ、逆上がりで復活。
そして、棚橋はスリングブレイドで外道をなぎ倒し、ハイフライフローで圧殺。棚橋の1人残りで棚橋&タマ&ヒクレオ&ワト&邪道の勝利となった。