2.11大阪の「IWGP世界ヘビー戦」を2日後に控え、王者・オカダと挑戦者・鷹木が最終前哨戦で激突。
序盤、エルボー合戦から海野がカウンターフロントハイキックで内藤に先制。だが、内藤が低空ドロップキックを回避してマンハッタンドロップを食らわせる。
さらに内藤は、海野を踏み台にしてエプロンへ飛び出し、トップロープ越えの串刺し低空ドロップキックをお見舞い。
これで海野の動きが鈍り、ヒロムが串刺しラリアット、低空ドロップキックを見舞う。しかし、海野がヒロムを足元へ投げ捨て、スライディングエルボースマッシュを浴びせる。
田口対海野となり、田口がヒップアタックとヒップドロップを連発。ここからヒロムは海野とオカダに追撃を受けるが、ヘッドシザースホイップと変型ドラゴンスクリューでオカダに逆襲。
タッチを受けた鷹木は、ショルダータックルでオカダを倒し、海野にボディスラム、田口にカウンターバックドロップ。そして、串刺しショートレンジラリアット、ブレーンバスターでオカダに追撃する。
しかしオカダは、スライディングラリアットを回避し、カウンターランニングバックエルボー、串刺しジャンピングバックエルボー、トーキック、DDTへ繋ぐ。その後、カウンタードロップキックで鷹木を吹き飛ばした。
田口対鷹木となり、田口がスワンダイブヒップアタックで先制。そして、海野との連携からケツイェを食らわせ、アンクルホールドで絞る。
続いて田口はどどんの体勢に入るが、鷹木が身をかわし、ヒロムが串刺しラリアットをお見舞い。そして、鷹木が串刺しショートレンジラリアット、ヒロムがトラースキック、鷹木がラリアットで追い討ちをかける。
さらに、内藤がスイングネックブリーカーで海野を排除すると、鷹木はパンピングボンバーで田口を吹き飛ばす。そして、場外で押さえられているオカダを「よ~く見とけ、コラ!」と挑発し、MADE IN JAPANで田口を仕留めた。
Road to THE NEW BEGINNING
- 日時
- 2023年2月9日(木) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 長野・佐久市総合体育館
- 観衆
- 653人
MATCH REPORT
COMMENT
内藤「鷹木信悟とオカダ・カズチカによる最後の前哨戦が終了。さぁ、明後日の大阪大会ではいったいどんな結末が待っているんだろうね? 俺自身も大きい試合が近づいてきているわけで、鷹木信悟から良い刺激をもらいたいッスね。じゃあ明後日、大阪府立体育会館でまたお会いしましょう。アディオス」
鷹木「とりあえず負けたまま大阪のリング上がりたくなかったんでね。昨日の借りは返したよ。昨日あたりからうっすらオカダが背中にテーピングしてたな。俺は見逃してないぜ。そりゃあ毎回俺の気持ちを込めた攻撃を食らってんだ。無傷とはいかないよな。もちろん、俺も強烈なドロップキックを食らったが明後日には問題なくベストの状態で挑めるよ。東スポなんかに記事が出てたが、俺がIWGPを獲れば面白い展開が待ってるんだ。SANADA、ヒロムだけじゃない内藤とだってやれるチャンスがくるぜ。やってやるさ。ここで負けて次のチャンスまで待てるかよ。必ずやってやる」
ヒロム「田口さんが入場終わりに、IWGPが欲しいと小声で何度もアピールしてきました。自分は受けるつもりです。この自分にしか聞こえない小さな挑戦表明で本当にタイトルマッチが組まれるかはわかりません!」
オカダ「残すところは大阪。まぁね、乗ってます。皆さんの歓声っていうのは、しっかりと受け止めて、乗ってる……そういう感じはするので。まぁホントに、調子もいいですし、そのまま勝っていきます。その次、サンノゼ(2.18)でIWGP(世界ヘビー級タイトルマッチ)やると言われてますから、またそこに向けてやっていきたいと思います」
――いまの鷹木選手で警戒するところは?
オカダ「全部」
海野「『NEW JAPAN CUP』の前に、次の大阪。今シリーズ、ラストマッチ。そこで何かしらを、何かしらを収穫して、次の『NEW JAPAN CUP』につなげます」
※田口はノーコメント