2.4札幌で行われる「スペシャルシングルマッチ」オスプレイvsタイチ、「IWGP Jr.タッグ戦」TJP＆アキラvs金丸＆DOUKIのダブル前哨対決。
　
　試合開始前、TAKAがいつものようにマイクアピールを行ない、対戦相手のUNITED EMPIREを呼び込む。
　
　アキラとDOUKIの対決で試合が始まり、アキラがトップロープから飛んでヘッドシザースホイップ。そして、ショートレンジドロップキックでなぎ倒す。
　続いてアキラ＆TJPがDOUKIに襲いかかり、アキラが低空ドロップキックをお見舞い。だが、金丸がDOUKIを救出し、TJPに低空ドロップキックで報復する。
　ここからJust 4 GuysがTJPを捕獲し、TAKAが串刺しジャンピングニーアタック、タイチが拷問コブラツイスト、DOUKIがロープを悪用した脚攻撃、金丸が二―クラッシャーなどで攻め立てる。
　だが、TJPは金丸の串刺し攻撃を回避し、アキラの串刺しドロップキックを呼び込む。これで今度は金丸が孤立する展開となり、TJP＆アキラが合体マンハッタンドロップ、合体河津落としで追撃していく。
　その後も金丸はピンチが続いたが、TJPの顔面ウォッシュを途中で脱出。そして、飛びつきスイングDDTでヘナーレを突き刺し、ようやく逆転した。
　オスプレイ対タイチとなり、両者が互いにフロントハイキックを撃ち合う。その後、タイチがローリングソバットでオスプレイの動きを止め、ダブルハンドアックスボンバーでTJP＆アキラを蹴散らす。
　しかし、オスプレイがハンドスプリングオーバーヘッドキックで逆転し、オスプレイがジャンピングハイキック、ヘナーレが串刺しジャンピングニーアタックでサンドイッチ。
　それでもタイチはラストライドを仕掛けるが、ヘナーレがカットへ入る。そして、オスプレイがサマーソルトキック→延髄斬りの連続攻撃を見舞うも、タイチはアックスボンバーで挽回した。
　オスプレイ対TAKAとなり、TAKAがトラースキック、DOUKIがシャイニング延髄斬りを同時にお見舞い。そして、TAKAがジャストフェースロックを極めるも、ヘナーレがカットへ入る。
　さらにオスプレイがサイレントウィスパーで追撃してヒドゥンブレードを狙うも、タイチが入って浴びせ蹴りを食らわせる。そして、TAKAがフォールにいくも、カウントは2。
　その後、ヘナーレがボディブローでTAKAの動きを止め、TJP＆アキラがサンドイッチトラースキックで追撃。そして、オスプレイがファルコンアローで続き、最後はヒドゥンブレードでTAKAを仕留めた。
　
　試合後、オスプレイはクラウンアップポーズでタイチを挑発。そして、両手で高低差を示し、レベルの違いをアピールした。

オスプレイ「お前らに勝ち目なんてないんだ。UNITED EMPIREの前では、お前らは“敗者”の烙印を押されるのが関の山だ。昨日まででもうすでに6連敗。それは7に伸びただけ。どこまで続けても、俺たちの負け数はゼロから増えない。お前らの連敗記録が止まるのも、もうすぐだ。サッポロを終えると俺たちの闘いは終わり。記録を伸ばそうにも伸ばせないからな。大勢のファンが見守る中で、俺とはぜんぜんレベルが違うところを見せつけてやる。お前にとっては最高の経験になるかもしれないが、それはオスプレイの世界にどっぷりと漬かるからにすぎないってことだからな。勘違いするなよ」
　
TJP「カネマル、DOUKI、お前らがどんな形で攻めてこようとも、俺たちはそれに対応するだけのものを兼ね備えてるんだ。俺たちにとってカギになるのは、その“対応力”だ。俺たちに勝てると思ってるんだろうが、それは大きな間違いだ。このまま俺たちの差は変わらない。それが現実さ。まぁ、それを身をもって知るまでは、吠えるだけ吠えとけばいい」
　
アキラ「Just 4 Guysを名乗ってるけど、TAKAを放り出して“Just 3 Guys”のほうがいいんじゃないか？ カネマル、お前はTJPに対していろいろ仕掛けてるようだが、まるでルーキーが格上に向かっていってるようだな。俺たちはすでにそういうことは経験済みだ。そんなことをされたからって、浮足立つフランシスコ・アキラじゃない。サッポロで俺たちを打ち負かすことなどできないのさ」
　
ヘナーレ「これでウォームアップは終わりだ。いよいよ本番、『NEW JAPAN TAMASHII』。そこで俺がすべきことは、環太平洋の王（KING OF PACIFIC）であることを証明することだ。それにふさわしいのは、この俺以外にはいない。シドニーでの2日間。今年初の南半球での大会。ケイブマンとのシングルマッチ。まぁそれもウォームアップに過ぎないけどな。俺に与えられるのはウォームアップばっかりなのか？ クソ面白くないけど、そのぶん、大暴れしてやるから見てな。じゃあ、オーストラリアに出掛けてくる」
　
　
金丸「なんも（言うこと）ねぇよ、この野郎。まぁ、やることはひとつ。札幌（2.4）見てりゃわかるわ」
　
DOUKI「今日の試合よ、見てわかるとおり、叔父貴がポイント、狙い定めたな。“そっち”はよ、叔父貴に任せる。オイ、アキラ、毎日毎日、ビースカビースカ、なんだ？ 怖ぇのか？ 怖ぇだろうな。2回ともよ、俺らよ、テメェから直接（フォールを）獲ってんだ。要は、北海道、楽しみにしとけってことだよ」
　

タイチ「オスプレイ、そうやって高いとこから見下ろしとけ。そのとおりだ。誰がどう見たって、お前のほうが上だ。現時点ではな。（俺らは）最下位だ、最下位。So What……最下位から始めてやる。いまのうち、高いとこから見とけ。お前は1番下になるんだ。So What……」
　
※TAKAはノーコメント