2.4札幌の一騎打ちを5日後に控え、オスプレイとタイチが前哨マッチで対決。同所で行われる「IWGP Jr.タッグ戦」TJP＆アキラvs金丸＆DOUKIの前哨戦でもある。
　
　TJP対金丸で試合開始となり、切り返しの応酬からTJPがコークスクリューヘッドシザースホイップ。その後、金丸＆DOUKIがアキラに連携攻撃を食らわせ、Just 4 Guysが場外戦でUNITED EMPIREを圧倒する。
　アキラがリングへ戻ると、金丸がショルダースルー、TAKAがサミング、串刺しジャンピングニーアタックなどで追撃。そして、DOUKIもその流れに続くが、アキラがTJPのアシストを受けて串刺し低空ドロップキックを食らわせる。
　これで今度はDOUKIが孤立する展開となり、TJP＆アキラが合体バックブリーカー、TJPがニードロップ。そして、オスプレイがスピニングバックブリーカー、TJPが鎌固め、カーンが玉座、バックドロップなどでいたぶり続ける。
　防戦一方のDOUKIだったが、オーカーンにカウンター低空ドロップキックで逆襲。そして、金丸の延髄斬りからDDTで突き刺し、ようやく脱出に成功した。
　オスプレイ対タイチとなり、両者がエルボーとローキックを交互に打ち合い、そこからタイチがローリングソバット、串刺しラリアット。そして、ダブルハンドアックスボンバーでTJPとアキラをまとめてなぎ倒す。だが、オスプレイはハンドスプリングオーバーヘッドキックで挽回。
　その後、オスプレイがステップキックを頭部へ浴びせると、タイチも負けずにステップキックをお返し。そして、オスプレイをニュートラルコーナーへ追い込み、ジャンピングハイキックを食らわせた。
　オスプレイ対TAKAとなり、トレイン攻撃からTAKAがトラースキック、DOUKIが延髄斬り。そして、TAKAがジャストフェースロックを極めるが、オーカーンがカットへ入る。
　そこからオスプレイがTAKAにサイレントウィスパーを見舞うも、タイチが浴びせ蹴りで報復。そして、TAKAがスクールボーイで丸め込むが、カウントは2。
　その直後、TAKAは低空ランニングニーアタックからフォールにいくが、これもオスプレイが跳ね返す。
　するとTAKAはみちのくドライバーIIを狙うが、オスプレイが脱出し、オーカーンが地獄突きをお見舞い。そして、TJPがトラースキックで追い討ちをかけると、最後はオスプレイがヒドゥンブレードでTAKAを葬った。
　
　試合後、オーカーンが勝利演説を敢行し、2.4札幌でUNITED EMPIREが勝利することを予言した。

オスプレイ「何度も何度も闘っているが、俺たちが最高だというのは変わらない。お互いにそれだけの闘いをしてるし、UNITED EMPIREはいつ誰が相手だろうと全力を尽くしている。俺たち以上のヤツらはいない。俺たち以上に悪いヤツらもいない。それはみんなが認めている。俺たちがどんなに悪かろうが、みんな俺たちに声援を送ってくれるし、俺たちが相手を叩きのめすのを見て歓声をあげてくれていることからもそれがわかるだろ、ハハハ」
　
TJP「控室にいながらも、みんなの声援がひしひしと伝わってきた。みんな、このときを待ち望んでいたんだと感じられたよ。その思いに対して、ここでサンキューと伝えたい。そしてプロレスリングそのものをサポートして後押ししてくれることにもサンキューと伝えたい。みんなの声援に対して感謝してるし、それに対して闘いでお返しをしたい。ファンから得たものをお返しする。そういうやり取りをしてこそ、俺は生きていると実感できるし、それをみんなも感じてほしい」
　
アキラ「新しいグループができて、それを応援するのもわかる。目新しいものは惹かれるからな。だけど今日は、俺たちUNITED EMPIREにも声援が飛んでいた。それに応えるべく、サッポロで俺たちは最高のパフォーマンスをお見せする。サッポロで何倍にもしてお返しするよ」
　
オーカーン「UNITED EMPIRE、最高だな。こんだけの声、Voiceを集めるヤツ、ほかのユニットのどこにいんだ？ UNITED EMPIRE、ナンバーワンの人気だ。今宵はサイン会を行なってやったわけだが、いつものごとく大名行列ができておったな!! 2月3日も札幌でサイン会をしてやる。当日、会場に来て買うこともできるが、サイン券は残りわずかとなっておる。1月30日が終わるまでに事前券を闘魂SHOPオンラインで買っておけ！ 『思い立ったが吉日』『迷わず買えよ、買えばわかるさ』」
　
　
金丸「オイ、チャンピオンチーム、痛そうにしてたな、左脚。楽しみじゃねぇかよ。札幌（2.4）、ギッタギタにしてやるからな」
DOUKI「毎日毎日、同じカード、毎日毎日、負け続けてるかもしんないけど、叔父貴がこう言ってるんだ。大事なのは札幌だ。よく見とけ」
　
タイチ「寒いな。だんだん北上してきて、故郷ももっと寒いけどな。寒いけどそれ以上に、俺はもう、体の芯から火照ってるよ。オスプレイのせいでな。寒いけどな……So What！ 熱くなってきたよ……」
　
※TAKAはノーコメント