第4試合は後藤洋央紀&石井智宏&YOSHI-HASHI&オスカー・ロイベvsザック・セイバーJr.&マイキー・ニコルス&シェイン・ヘイスト&藤田晃生。2.5札幌のNJPW WORLD認定TV王座戦(挑戦者・石井vs王者ザック)、IWGPタッグ王座戦(王者チーム・毘沙門vs挑戦者チームTMDK)のダブル前哨戦となる。
毘沙門はIWGPタッグ、ザックはNJPW WORLD認定TV王座のベルトを携えリングイン。ゴング前、ロイベと藤田は至近距離で視殺戦を展開。
先発はロイベと藤田。両者は力強いエルボー合戦を繰り広げる。続くショルダータックルの応酬はロイベが制す。
するとニコルスとヘイストがロイベに襲いかかる。だが、ロイベが回避すると、毘沙門がニコルスとヘイストにショルダータックル。さらに毘沙門はザックに太鼓の乱れ打ちをお見舞い。
リング上ではロイベが藤田にエルボー、ハンマーパンチをお見舞い。そしてロープに走るも、ザックが妨害し、ロイベに飛びつきスリーパー。そして藤田がドロップキックでロイベを場外に吹っ飛ばす。ここから場外戦に突入。
ザックはロイベにエルボーを連発し、リングに投げ入れると、ヘイストがキックをお見舞い。さらにヘイストはキックを連発し、ニコルスと共にダブルのバックエルボーから、連携のヒップトスをお見舞い。
次はニコルスがロイベにエルボー。ロイベも打ち返していくが、ニコルスは鎮圧し、ザックと交代。
ザックはロイベの左足を痛めつけていく。そして藤田にスイッチ。藤田も同じ攻めを見せると、またもザックが交代し、ロイベを実験台にして技をレクチャー。
スイッチしたヘイストはロイベの左足にキック。さらにブレーンバスターを狙うも、こらえたロイベはヒップトスをお見舞い。
スイッチしたYOSHI-HASHIはヘイストにバックエルボー。さらに低空ドロップキック、ヘッドバスターとたたみかける。
勢いに乗るYOSHI-HASHIは串刺し攻撃を狙うも、ヘイストは回避。そしてニコルスと共にタンク・バスターの体勢に入るが、YOSHI-HASHIが切り抜けると、後藤が二人まとめて村正を炸裂。
さらに後藤はニコルスにブルドッキングヘッドロック。その後藤をヘイストがドロップキックで排除する。
次はYOSHI-HASHIがヘイストにトラースキック、続くラリアットは相打ちに。
続いて石井とザックのマッチアップ。打撃の読み合いから、ザックはコブラツイスト。石井はヒップトスで返すも、ザックはすばやい動きで石井の左腕をコントロール。しかし、石井はバックドロップで叩きつける。
そして石井はザックの背中にサッカーボールキック。すると、ザックも同じ技を返す。今度は石井が逆水平チョップ。ザックはエルボーをやり返し、打撃戦に突入。
ザックは石井の左腕に集中攻撃を見舞い、飛びつき腕ひしぎ逆十字へ。すると、石井は頭を踏みつけて脱出。
怒ったザックは相手の左腕を捕らえ、そこ目掛けてオーバーヘッドキック。しかし、石井はショルダータックルで反撃。
ならばとザックはサッカーボールキックで石井をねじ伏せる。スイッチした藤田は、石井にエルボーを連発し、串刺しエルボー。さらに一本背負いから、石井の頭部を踏みつけて挑発。
すると石井は強烈なエルボーでお返し。それでも藤田はひるまず、エルボーからドロップキック。だが、カバーは石井がカウント2ではね返す。
ならばと藤田は逆エビ固め。しかし、ロイベがカットし、ブレーンバスターの体勢に。藤田は背後に着地するも、ロイベはボディスラム。
そのロイベに対し、ニコルスとヘイストが合体のネックブリーカードロップ。ここから毘沙門とニコルス&ヘイストが丁々発止の攻防。後藤はニコルスに牛殺しを炸裂。
だが、ザックが後藤にサッカーボールキックをお見舞い。すかさず石井が突進するも、ザックはフロントキック。間髪入れずに藤田が横入り式エビ固めを決めるが、石井はカウント2ではね返す。
ならばとザックが石井をスリーパーで捕獲。そして石井を突き飛ばし、藤田がフロントスープレックスで叩きつけてカバーするも、石井はカウント2ではね返す。
今度はザックがフロントキックを狙うが、石井は藤田に誤爆させ、藤田にジャーマンを炸裂。カバーは藤田が必死にカウント2ではね返す。
ならばと石井は藤田を逆エビ固めで捕獲。。藤田は逃れることができず、無念のギブアップ。CHAOSに凱歌が上がった。
試合後、石井とザック、毘沙門とニコルス&ヘイストは挑発合戦を繰り広げた。
続いてザックは挑発してきたロイベを、フロントネックロックで捕獲。そして、藤田に肩を貸し、TMDKは花道を下がった。