第2試合はエル・デスペラードvsYO-HEY(NOAH)、両団体を代表するジュニア戦士による一騎打ち。両者は昨年の1.8横アリでタッグ対決(デスペラード&DOUKIvsYO-HEY&NOSAWA論外)で激突。試合後、デスペラードが「YO-HEY、おもしろい。もっとやりてえな」とコメントすると、一方のYO-HEYも「あの覆面のなかなかイカしたヤロー、おもろいやないかい!」と呼応していた。ついに実現する両者のシングル対決は、丁々発止の攻防が繰り広げられるのは間違いない。
デスペラードは待っていられないとばかりに、花道を失踪してリングイン。そしてYO-HEYと共にニヤリと笑う。
開始のゴング、まずは手四つの体勢で牽制しあってから、リストの取り合いに。そしてYO-HEYはヘッドロックで捕獲。デスペラードは切り返し、フライングメイヤーの体勢に。
だが、YO-HEYは脱出。そしてアームホイップを連発。デスペラードもアームホイップを狙うも、YO-HEYはこの動きを読むと、フライングメイヤーからフェイントを入れての低空ドロップキックをヒット。
ここから打撃戦に突入。YO-HEYは逆水平チョップから串刺しニーへ。これをかわしたデスペラードは、うまくYO-HEYを場外に追いやるとトペ・コンヒーロを炸裂。
デスペラードはYO-HEYをリングに戻すと、ここから左足を攻め立てる。そしてインディアンデスロックで捕獲。その状態でYO-HEYがチョップを繰り出すと、デスペラードは倒れこみ、YO-HEYは余計にダメージを負ってしまう。YO-HEYは必死にロープエスケープ。
YO-HEYは負けじとチョップを連発するも、デスペラードは足を蹴りつけて動きを止める。そしてブレーンバスターで持ち上げるが、YO-HEYは背後に着地。
続いてYO-HEYはティヘラ、ゼロ戦キックで反撃。デスペラードが場外にエスケープすると、今度はYO-HEYがノータッチ式トペ・コンヒーロを炸裂。
YO-HEYはデスペラードをリングに戻し、コーナー最上段から打点の高いミサイルキックをヒット。しかし、カバーはデスペラードがカウント2ではね返す。
ならばとYO-HEYはツイスト・オブ・フェイトを狙うも、デスペラードは切り抜けてスパインバスターを炸裂。そしてヌメロ・ドスの体勢に入ろうとするが、YO-HEYはロープエスケープ。
そしてYO-HEYはエルボー、逆水平チョップを繰り出す。しかし、デスペラードはかわして一気にギターラ・デ・アンヘルを炸裂。これもYO-HEYはカバーをカウント2でキックアウト。
ならばとデスペラードはピンチェ・ロコを狙うも、切り抜けたYO-HEYはツイスト・オブ・フェイトを食らわす。だが、カバーはカウント2。
するとYO-HEYは顔面Gを繰り出すが、デスペラードは回避してニークラッシャー。そしてロープに走るも、YO-HEYはカウンターのドロップキックを炸裂。しかし、カバーはデスペラードがカウント2で必死にキックアウト。
ならばとYO-HEYはコーナー最上段からダイブ。しかし、デスペラードはかわし、YO-HEYはマットに着地。だが、その衝撃でYO-HEYは足を痛めてしまう。すかさずデスペラードはヌメロ・ドスを仕掛けるも、YO-HEYは丸め込みで切り返す。
デスペラードがカウント2ではね返すと、YO-HEYはトラースキック。しかし、デスペラードはお返しのロコ・モノ。そしてピンチェ・ロコの体勢に入るが、YO-HEYはフランケンシュタイナー。
カバーを返したデスペラードは、すばやい動きでグラウンドのドラゴンスクリューを見舞い、ヌメロ・ドスをついに完成。YO-HEYは脱出できず、無念のギブアップ。デスペラードが大接戦を制した。