新日本プロレス本隊 vs BULLET CLUBの8人タッグマッチ。タマは、前日の1.4東京ドームでカール・アンダーソンを撃破し、第38代NEVER王者となった。また、ジェイは同所でオカダ・カズチカに敗れ、IWGP世界ヘビー級王座から陥落。石森も4WAY形式のタイトルマッチに勝利できず、IWGP Jr.王座をヒロムに奪われた。
ワト対石森で試合が始まり、石森が髪を引っ張る。だが、ワトが打撃コンビネーションで巻き返し、フェースクラッシャーで叩きつけた。
棚橋対KENTAとなり、KENTAが競歩のアクションで挑発。そして、棚橋にヘッドロックを極めたまま下を出す。
すると、棚橋がヘッドロックをやり返し、カウンターフライングボディアタックをお見舞い。ところが、ロープワークを妨害されて失速し、青コーナーサイドへ引き込まれてしまう。
そのままBULLET CLUBがラフプレーで棚橋を痛めつけ、試合の主導権を握る展開が続く。しかし、棚橋はジェイの顔面攻撃に対して同じ戦法で対抗し、ドラゴンスクリューで逆転に成功。
ヒクレオ対ジェイとなり、ヒクレオが軽々とジェイを吹き飛ばしてコーナーへ激突させる。そして、フロントハイキックで吹き飛ばすと、ダブルハンドラリアットでKENTAと石森をなぎ倒す。
ヒクレオのペースは続き、逆水平チョップ、串刺しボディアタック、アバランシュホールドでジェイに追撃。だが、次のパワースラムをジェイが回避し、顔面攻撃で報復。そして、膝裏にタックルを見舞ってひざまずかせると、DDTで脳天を突き刺した。
タマ対ファンタズモとなり、エルボー合戦からファンタズモがフロントハイキック。しかし、タマがカウンターラリアットで挽回し、串刺しフライングボディアタックを食らわせる。
それでもファンタズモはスピニングネックブリーカーを仕掛けるが、タマが回避してブルーサンダー。ここから混戦となり、棚橋がKENTAにドラゴンスクリュー、ジェイが棚橋にドラゴンスクリュー、ヒクレオがジェイにパワースラム。
ところが、ファンタズモがタマを突き飛ばしてヒクレオを激突させ、スクールボーイで丸め込む。しかし、タマがキックアウトし、トンガンツイストをお見舞い。
続いてタマはガンスタン両手でマットを何度も叩き、ガンスタンをアピール。すると、そこに外道が割り込むが、タマが素早く察知してガンスタンを炸裂させる。
ところが、直後にジェイがNEVERベルトでタマを殴打。これを目撃したレフェリーがファンタズモの反則負けを宣告した。
NEW YEAR DASH!!
- 日時
- 2023年1月5日(木) 17:00開場 18:30開始
- 会場
- 東京・大田区総合体育館
- 放送
- 観衆
- 2,713人
MATCH REPORT
COMMENT
タマ「ELP、しっかりしてくれよ! 2022年だか2023年だか、日付なんてどうでもいいんだよ。BULLET CLUBはだんだん年齢が上がってきて、どうしようもないトリックでしか勝つことができなくなってるのか? オマエは、このベルトで俺を引っぱたかないと勝てないような男なのか?
ELP、いい加減にしてくれ。もう古いルールブックを読み込むのはやめて、男になれよ。そして男と男の戦いをしようじゃないか。もうギミックも必要ない。オマエの靴だってどうでもいい。甘ったれたことをやってないで、しっかりと俺の前に出てこい!」
ワト「石森、昨日のこともよぉ、しっかり覚えてるよ。そんなよぉ、パイプイス使って強引にチャンスを掴もう? そんなことしたってよぉ、結局アンタだって、防衛できなかったじゃねぇかよ。アンタは俺にとって、俺が歩む道にとって、避けて通れない邪魔もんだな。アンタから、しっかり排除してやるよ」
ヒクレオ「ジェイ、それがオマエの望むことなのか? 母国出身の俺に対する態度がそれなのか? それがオマエの本心ならそれでいい。やろうじゃないか。オマエと俺で、負けた方が日本を去るという試合を。もう一度、オマエと俺でやってやろうじゃないか!」
※棚橋はノーコメント。
ジェイ「忘れることだったから今言っておく。何と、昨日は『NEW JAPAN WORLD』の視聴者数が史上最高だったらしいな。俺にお礼はないのか?
『WRESTLE KINGDOM』でチャンピオンとして花道を歩いたこの俺が、視聴者数を稼いだ最大の要因だろ? まぁとりあえず、俺からはプロレスに対してお礼を言っておくが、礼には及ばないよ」
KENTA「(※ビデオカメラマンをしばらく見て)いや太ってんなぁ新年一発目! 太ってんなぁ。正月太りしてんだろ。何だよオマエ、ジェイ、メッチャ怒ってたろ。怒られた? オマエには怒ってねぇか。誰に怒ってた? アイツかぁ。ジェイ、メッチャ怒ってたよ。俺はな、オマエに怒ってんだよ。太ってんだよ。分かる?(※ビデオカメラマンは無反応)
いや分かるだろ、太ってんのは! 分かるだろ! 太ってんだよ(※ビデオカメラ、うなずく)。見た? ジェイの。アイツらやるなら、俺もアイツらやってやるよ。目の前に棚橋、いっつもアイツいんの。何で棚橋ばっかりやると思う? そこにいるからだよ、アイツが。ふざけんなよマジで。次もやってやるぞ、いつまでも俺の前にいると。新年一発目。一発目でもねぇけど、昨日やったけど。今年は俺マジで行くから。今年はマジで攻めるから。見てて。
新年一発目、結局今日俺がまとめて……コメントするのも久しぶりだから頭回んないけど、今日俺が一発目何が言いたいか分かる? 分かんないだろ。結局俺が何が言いたいかっていうと、1月7日は2時から『足跡』のトークショーがあって、夜の6時だったか7時だったかからは『闘ショピ』だかいう、『闘魂ショッピング』だか何だかがあって、1月7日は俺の日だから。詳細はテメーらで調べろってこと!」
石森「(※ため息をつきながら腹に手を当て)丸腰になって、一夜明け。で、今日も対戦相手にいたワト。てかよぉ、何なんだアイツよぉ。イスがあーだこーだ言ってよぉ!
まぁそんなことより、IWGPジュニアをどうやって取り戻すか。どうしようかなぁ。うーん……ちょっと考える時間が必要だから、今日はここまでだ」
ファンタズモ「何なんだよ! こんなことに時間を使ってるヒマはないんだ。俺からは何も言うことはないよ! グッド!」