CHAOSの後藤&石井&YOSHI-HASHIが登場し、ザック&ニコルス&ヘイストと対決する6人タッグマッチ。前日の1.4東京ドームでは、後藤&YOSHI-HASHIがダックス・ハーウッド&キャッシュ・ウィーラーを破ってIWGPタッグ王座を奪還。また、ザックは「NJPW WORLD認定TV王座決定トーナメント」決勝戦で成田を下して王座を獲得。その直後、ニコルス&ヘイストのTMDKと電撃合体した。
ザックがTMDKのTシャツを着て入場する中、後藤対ヘイストで試合開始がスタート。後藤&YOSHI-HASHIがダブルショルダータックル、ざんまいをヘイストに食らわせ、ニコルスには太鼓の乱れ打ちを見舞う。
続いて石井も加わり、ザックへ太鼓の乱れ打ちを敢行。ところが、ヘイストが左腕への集中攻撃で後藤に逆襲していく。
ここから後藤のローンバトルとなり、ザック&ヘイスト&ニコルスの集中砲火を浴びる。だが、追走式ラリアットでザックに逆襲し、辛うじて赤コーナーへ帰還した。
ここでようやくタッチを受けた石井が、バックドロップでザックを叩きつける。そして、ブレーンバスターでニコルスを投げるも、ザックが切り返しの応酬からコブラツイストで捕獲。そして、脱出した石井をエルボースマッシュでダウンさせる。
その後、ザックは石井が放った逆水平チョップをブロックし、フロントハイキックを見舞う。しかし、石井がショルダータックルで吹き飛ばした。
YOSHI-HASHI対ニコルスとなり、YOSHI-HASHIが逆水平チョップ、トラースキック、スイングネックブリーカー。そこにヘイストがやって来るが、YOSHI-HASHI&後藤が隠し狭間で蹴散らす。
続いてYOSHI-HASHI&後藤は消灯の体勢に入るが、ニコルスが抵抗し、ザックがスリーパーホールドで後藤を捕らえる。それを石井が妨害してジャーマンスープレックスで投げるも、すぐに立ち上がったザックがランニングローキックで報復した。
一方、YOSHI-HASHIとニコルスはエルボーを打ち合い、そこからYOSHI-HASHIが逆水平チョップ。そして、トラースキックからロープへ走るも、ヘイストがカウンタードロップキックで撃墜。その直後、ニコルス&ヘイストがタンクバスターを炸裂させ、YOSHI-HASHIから3カウントを奪った。
NEW YEAR DASH!!
- 日時
- 2023年1月5日(木) 17:00開場 18:30開始
- 会場
- 東京・大田区総合体育館
- 放送
- 観衆
- 2,713人
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第3試合 20分1本勝負
レフェリー|ジェレミー・マーカス
MATCH REPORT
COMMENT
石井「ヘイ、ザック! オメー、自分で『ストロングスタイル』って言ったらしいな。そうか、俺はなぁ、対新日本、対ストロングスタイルをずっとやってきたんだ。な? 新日本に上がってる今でもその気持ちは変わらねぇんだよ。オイ、ザック、何が言いてぇか分かるよな? ストロングスタイルって聞いたら、俺は噛みつきたくなるんだよ。ザック、次はテメーだ。テメーに噛みついてやるよ。そのベルト、分かってんだろ。1回戦負けのヤツが、優勝したヤツから一発で獲る。こんな愉快なことねぇだろ。面白くしてやるよ!」
YOSHI-HASHI「(※インタビュースペースに着くと片ヒザをついて)昨日の1・4東京ドームは2022年の総決算。昨日俺たちはIWGPタッグのベルトを戴冠して、喜んでいいのはもう昨日までで、この1月5日、2023年の新日本プロレスのスタート、もう今日から俺たちはIWGPタッグのベルトを持ってて、もう追われる立場にある。今日、さっそくアイツらに負けてしまった。でもまだ、この2023年は始まったばっかり。俺たち毘沙門は盛り返すことができるし、そう簡単にあのベルトは他のヤツらに渡すわけには絶対にいかない。とにかく、明日からしばらくの間オフになる。後藤さんもちょっとケガしちゃった部分もあるし、俺も少しダメージ負っちゃった。とにかく少し休養して、次のシリーズから完全な状態でベルトを守り続ける」
※後藤はノーコメント。
※TMDKの3人は、「TMDK」のTシャツを着た藤田を連れてインタビュースペースへ。
シェイン「ハッピーニューイヤー! 俺たち3人でビッグボーイズだぜ!」
ザック「ヤングライオンはここ数年、コロナで大変な中、つらい練習にも耐えて本当に頑張ってきた。俺はみんなのことが大好きだけど、中でもこの藤田が一番好きなんだ。ユート(中嶋)とオーイワ(大岩)も好きだけど、ヤングライオンの中から1人、オマエをチーム・ザック、TMDKに入れたいと思う。どうだろう?」
藤田「(※うれしそうな顔で)お願いします!」※TMDKの3人は口々に「やった!」と喜ぶ。
シェイン「昨日、俺たちはバンドのメンバーってことになったんだよ。俺がドラマーでマイキーがベースなんだけど、オマエは何にする?」
ザック「オマエはローディーね。アシスタントな」
シェイン「YOSHI-HASHI、あけましておめでとう! でも物事が悪い方向に転がるのって、あっという間だよね。昨日の今日でこれかよ! ちょっとマイキー、言ってやれよ!」
マイキー「CHAOS所属だった間はお世話になったし、みんなと楽しい時間を過ごした。でも、ここにいるメンバーはみんな俺のファミリーなんだ。血と汗と涙を流しながら、一緒に過ごしてきた仲間だからな」
シェイン「その通り! YOSHI-HASHI、オマエに恨みは一切ないけど、俺たちがベストタッグチームだから、オマエが持ってるベルトを獲りに行くよ」
ザック「藤田も俺たちのチームに入って大きくなって、いいものを見せてくれるはずだ。本当に楽しみだ!」
マイキー「TMDKがタッグチームのトップに立ってやるぜ!」
シェイン「YOSHI-HASHI、その棒よこせ!」
ザック「トモチャン、次の相手はオマエか。オッケー! TV王座のタイトルマッチだったら、15分1本勝負、ピュア・ストロングスタイルで戦おうぜ! (※藤田に)ゴメンね、Tシャツしかあげなくて」
シェイン「(※藤田に)新メンバーなんだから、オマエがビールおごれよな!」
ザック「いやいや、若いんだから彼に出させるなよ! ビール代のことは考えるからさ! 藤田には俺が英語を教えるから、これからどんどんよくなっていくよ!(※と、外国人3人は口々に騒ぎながら藤田を連れて控室へ)