フィールズ Presents G1 CLIMAX 2008 〜HEROES OF SUPREMACY〜
- 日時
- 2008年8月13日(水) 18:00開場 18:30開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 観衆
- 2050
-
第6試合 30分1本勝負
G1 CLIMAX Bブロック公式戦レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
ゆっくりとリングインした永田に、吉江は強烈なアバランシュプレスから逆エビ固め。ロープエスケープした永田はアリキックで吉江の脚を捕え、低空ドロップキックからアンクルホールド。吉江はロープエスケープする。
永田のエルボーと、吉江の裏拳が交錯した後、吉江がランニングボディアタックを見舞えば、永田はさらに突進してきたところをキャッチしエクスプロイダー。続くエクスプロイダーを潰した吉江は、対角コーナーを背にする永田にランニングしての串刺しヒッププレス。
永田がミドルキック、ローキックを連打すると、吉江は蹴り脚を掴んで一本背負いの要領で投げる。そして、脚へのランニングボディプレス、変型のレッグロッ ク。ロープへと逃れた永田に串刺しランニングボディアタック、コーナー上からのヒッププレス。さらに、ランニングボディアタック、ランニングボディプレス と畳み掛けるも、永田はコーナーに上がった吉江を捕える。だが、吉江はこれに競り勝ってリングに転落した永田へダイビングボディアタック。
吉江 は裏拳からコーナーに上ると、永田はフロントハイキックで阻止。そして雪崩式エクスプロイダーを敢行し、シャイニングウィザードからフォール。カウント2 で返した吉江はバックドロップを狙ってきた永田に払い腰。続いて、張り手合戦から永田はカウンターのローキック。そして、ニールキック、串刺しニー、垂直 落下式ブレーンバスターとラッシュ。それでも3カウントを許さない吉江に、永田は突進。吉江がボディアタックではじき返すと、永田はローキック、延髄斬 り、そしてバックドロップからカバー。吉江がカウント2で肩を上げると、延髄斬りからバックドロップホールド。これで今度こそ3カウントとなり、永田が勝 ち点2を獲得した。
COMMENT
吉江「負けた事よりも勝てなかったって事が問題ですね。1試 合1試合、このG1には出る意味があるから出たんですけど、結果から言えば意味が無くて、もうあとが思いっきりないですよ。でも、試合の事を言わしてもら えれば、つい最近また中西学と出会えて、永田裕志とまた闘える機会が来た。今日は気持ちよかったですよ。ホントに年数は違えど、道場で同じ釜の飯を食って きて、同じ思いをしてきた人間。元気じゃねぇか、永田裕志。またこうやって出会えて、2年(外に)出て変わったとこを見せないといけない。そういうものを 久々にやる選手も、久々に吉江を観るお客様にも見てもらわないと。技や見た目を変えるのは簡単ですよ。内側が変わったところで見る人側には伝わらないか ら。まず最初にDRADITIONを背負ってという、そういう意気込みが違うわけですよ。前は1選手として吉江豊だけを背負って、自分自身が祈って栄光を 勝ち取ればいいし、責任を取ればいい。でも、DRADITIONの吉江豊が出てるわけだから、G1が始まって感謝だ、感謝だ言ってますけど、今日は感謝し ない。今日勝って勢いをつけて、そういうものを見れば自分自身に感謝っておかしな話ですよね。自分を育ててくれた周りの全ての人に感謝だし、それによって 頑張ってこれた自分自身にも感謝だし。G1という大波に久々に緊張を持ちましたけど、常に俺が言ってる『試合を楽しまなくてどうすんだ』っていう。G1っ ていうプレッシャーはあるけど、楽しめてるね。いい結果で楽しみますよ。十分楽しみますよ」