フィールズ Presents G1 CLIMAX 2008 〜HEROES OF SUPREMACY〜

日時: 2008年8月9日(土) 15:30開場　16:00開始
会場: 愛知・愛知県体育館
観衆: 8300

第7試合 30分1本勝負
G1 CLIMAX Bブロック公式戦

天山広吉
川田利明

境界線

(1勝=2点)
（1敗=0点）

19分24秒　アナコンダバスター→片エビ固め

レフェリー｜レッドシューズ海野

MATCH REPORT

開戦のゴングが鳴り響くや、天山はラリアットで突進し、チョップを連打。川田もチョップで反撃し、腕を捕らえての逆さ回し蹴り。負けじと天山はヘッドバット、チョップで川田を対角コーナーへと押し込む。川田は突進してきた天山にフロントハイキックを合わせ、ニーリフト、かかと落とし。天山がヘッドバットで応戦すると、川田はスピンキックからローキック、ミドルキックを乱射。
　すると、天山は蹴り脚をキャッチし、ドラゴンスクリュー2連発。ここから川田の脚を集中砲火し、逆片エビ固めで絞り上げる。場外戦を挟み、天山はエプロンからダブルスレッジハンマーを川田へ投下。そして、モンゴリアンチョップを叩き込むも、川田は浴びせ蹴りで逆襲。
　カウント18でリングインした天山がエプロンに立つと、川田はフロントハイキックで再び場外に落とす。川田はリングインした天山の後頭部にニードロップを落とし、何度も踏みつけていく。そしてステップキック連打、ソバット、串刺しフロントハイキック、低空ブレーンバスター、キックとラッシュし、ストレッチプラムで捕獲。天山が耐え続けると技を解いてカバー。これはカウント2。
　川田はパワーボムを狙うも、天山はリバーススープレックスでこれを脱出。川田のフロントハイキックを受け切り、ラリアット、ニールキック。そして、ダイビングヘッドバットからカバーし、川田が返すとアナコンダバイスで捕獲。
　脚でロープエスケープした川田に、天山はエルボー連打、ヘッドバット、モンゴリアンチョップ3連打からロープへと走る。すると、川田はカウンターのジャンピングハイキック。さらにもう一発ジャンピングハイキックを見舞い、前のめりに倒れた天山をカバー。カウント2で返されると、今度こそパワーボム。これも天山がカウント2で跳ね返すと、川田は顔面へのミドルキック、ラリアット、垂直落下式ブレーンバスター。それでも天山はカウント3を許さない。
　大「天山」コールの中、天山は下から川田のボディにヘッドバット。川田がミドルキックで反撃すると、天山はモンゴリアンチョップ、ラリアット、マウンテンボムと畳み掛ける。そして、ボディへのヘッドバットからTTD。間髪いれずに立ち上がった川田へボディへのヘッドバットから2発目のTTD。そしてアナコンダバイスで捕獲する。
　立ち上がって逃れようとすると川田を、天山はアナコンダバスターで叩きつけ、そのままカバーするもカウントは2。なおも絞り続けた天山は、立ち上がろうとする川田へ再度アナコンダバスター。覆いかぶさるようにフォールし、ピンフォールを奪取した。

　試合後、勝ち名乗りを上げようとする天山をG・B・H勢が襲撃。飯塚はアイアン・フィンガー・フロム・ヘルを装着した腕で地獄突き。そして、リングに机を入れると、天山をその机目掛けてスーパーパワーボムで叩きつける。さらに飯塚は天山をイスでメッタ打ちにし、そのまま引き上げていった。
　一方、深刻なダメージで起き上がれない天山は、担架で運ばれていった。

COMMENT

※天山は試合後にG・B・Hに襲撃され、担架で控え室へ直行。運ばれている途中、天山は「あー、クソー！」と声を上げていた。

※川田はノーコメント

※天山を襲ったG・B・Hのコメント
真壁「天山広吉、オイ。天山広吉、オイ。G・B・H、天山（の抗争は）終わってねぇんだぞ、オイ。飯塚もまだ首狙ってんだ。クソ天山、明後日の横浜で終わりだ、バカ野郎！」
外道「誰が決着ついたって言ったんだ。止めますって言ったか、この野郎！」
邪道「まだまだ続いていくぞ天山、オラ！」