フィールズ Presents G1 CLIMAX 2008 〜HEROES OF SUPREMACY〜

日時: 2008年8月9日(土) 15:30開場　16:00開始
会場: 愛知・愛知県体育館
観衆: 8300

第3試合 30分1本勝負
G1 CLIMAX Bブロック公式戦

吉江豊
矢野通

境界線

（1勝=2点）
（1敗=0点）

11分38秒　ドラゴンスリーパー

レフェリー｜タイガー服部

MATCH REPORT

激励の花束を受け取った矢野は、それを使って吉江に殴りかかる。さらに、ガウンを使ってのチョーク攻撃から場外を引きずり回し、試合の主導権を握る。
　リングインした吉江はチョップで反撃。矢野が顔面かきむしりからブレーンバスターの体勢に入ると、吉江はこれを投げ返して、重量感のあるヒップドロップ、串刺しボディアタック、串刺しヒッププレスで追撃する。
　しかし、ここでセコンドの本間が介入し、リング下から吉江の脚を引っ張る。矢野は場外の鉄柵に吉江をぶつけ、木槌攻撃。リングインした吉江に紐を使ってのチョーク攻撃、顔面をかきむしりながらのキャメルクラッチ。そして今度こそブレーンバスターで投げ切り、スピアーからカバーする。
　カウント2で返した吉江はカウンターのキチンシンク。ランニングボディプレスがニアフォールとなると、ランニングボディアタック、アバランシュホールドと畳み掛ける。
　すると、矢野は吉江の裏拳をかわして裏霞。さらにはジャーマンスープレックスホイップ。だが、吉江もカウンターの裏拳をヒットさせ、ジャーマンスープレックスホイップ。さらにバックフリップ。
　矢野はコーナーに上った吉江をデッドリードライブで投げ、イス攻撃。すると、吉江はイスもろとも矢野を吹き飛ばし、助走を付けてのセントーン。最後はダイビングボディプレスで降下し、フォールにはいかずにドラゴンスリーパーで絞り上げて勝利。3年ぶりの「G1」となったDRADITION代表の吉江が、初戦を突破した

COMMENT

吉江「何でしょうね。久々に緊張感を凄く持ちましたね。やっぱり違った立場でのG1ですけども、『吉江が久々に来て何を見せるのか』っていうのを皆さん思われてるでしょうし、期待してくれているでしょうし。（ドラゴンスリーパーについて）チャンスがあればドラゴン殺法、DRADITION殺法は出したいと思ってました。その前のダイビングボディプレスで勝負は決していたかもしれないですけど。自分も頭打っちゃいましたんで、やっぱりそんなにすぐ出来るもんじゃないですね。DRADITIONの諸先輩方のテクニックっていうのをね。いや、でも、感謝でね。こうやってまたG1出れて。これだけのお客さんの前で出来るっていうのはね。俺のいた新日本プロレスに気持ちも体も育てていただいて、あと、DRADITIONにも感謝ですね。新日本の中でG1に向けての姿勢がある奴は選ばれると思いますけど、こうやって外に出てG1に選ばれたっていうのは自信にもなりますし、そういった意味ではDRADITIONでやってきた事が、DRADITIONを選んだことが、最後も決められましたし、全てに感謝。結果として俺を応援してくれてるファンに感謝の意をこめてG1優勝。久々にG1に出て、外で色々見てきて、今だったら自信を持って言えることなんですけど、出るからには優勝です。 G1に優勝するために来たので。3年前のG1でもね、矢野もう金髪だったのかな。タッグのチャンピオンにもなってるでしょ？自分が闘う全てを知ってるんでね。ちょっとやられましたけど。彼の中ではああやってセコンドも使ってがG1なのかな。それはそれでいいでしょう。俺は1対 1で真っ向勝負でやることを楽しみにしてますから。その辺が彼とは気持ちが違うのかなと思います。ま、幸先良くスタート出来ましたんで、優勝目指して頑張ります」

矢野「ファ○ク！ファ○ク！なんだテメェ、オイ！なんもあるわけねぇだろ、バカ野郎！あっち行け、オラ!!」