第3試合は内藤哲也&鷹木信悟&高橋ヒロムvs鈴木みのる&ランス・アーチャー&エル・デスペラード。来年の1.4東京ドームでのIWGPジュニアヘビー級王座戦4WAYマッチで雌雄を決するヒロムとデスペラードにとっては前哨戦となる。また内藤にとっても、12.9高知の『WTL』公式戦でSANADAと共に対戦する鈴木&アーチャーとの前哨戦に。
本日が誕生日のヒロムの入場時、場内には「ハッピーバースディー♪」と曲が流れ、場内は祝福ムードに。鷹木はKOPW 2022のトロフィーを携えて登場。
内藤がリングインすると、鈴木が襲い掛かり試合は開戦。鈴木軍は場外でL・I・Jをいたぶっていく。
ヒロムとデスペラードはリング上で激しいロープワークの攻防を展開。ヒロムは串刺しのヒロムちゃんボンバーから、低空ドロップキックを狙うも、デスペラードはうまく場外に追いやる。
そしてデスペラードはヒロムを鉄柱に打ち付け、さらにチョップをお見舞い。ここでアーチャーがヒロムを捕らえ、デスペラードは逆水平チョップを連発。今度はアーチャーが逆水平チョップを食らわせ、デスペラードがリングに投げ入れる。
スイッチした鈴木は、ヒロムに強烈なチョップを連発。鈴木はデスペラードとアーチャーの打撃の流れを受けて、ヒロムの年齢である33までさらにカウント。そして鈴木は執拗に押さえ込むが、ヒロムはなんとかカウント2でキックアウト。
次はデスペラードが登場し、ヒロムにエルボーからフロントキック。これはヒロムが変形のドラゴンスクリューで切り返す。
そしてヒロムは自軍コーナーに戻ろうとするも、デスペラードが捕獲し、ブレーンバスターの体勢に。だが、ヒロムはファルコンアローを炸裂。
次は鷹木とアーチャーのマッチアップ。鷹木はショルダータックルを連発するが、アーチャーは喉元をつかみ、コーナーに押し込んで串刺し攻撃を狙う。だが、鷹木は切りぬけ、技の読み合いからパンピングボンバーでダウンを奪う。だが、カバーはアーチャーがカウント1でキックアウト。
すると鷹木は気合いを入れ、アーチャーを担ぎ上げる。しかし、アーチャーは脱出し、鷹木に変則的な動きでショルダータックルをお見舞い。
さらにアーチャーはジャンピングボディプレスを繰り出すが、これは鷹木が回避。そして鷹木と内藤がダブルの攻撃を狙うも、切り抜けたアーチャーは二人まとめてジャンピングボディプレス。
スイッチした鈴木は内藤に串刺しフロントキックからサッカーボールキック。だが、カバーはカウント2。ここから両者はエルボー合戦に突入。
競り勝った鈴木に対し、内藤は顔面かきむしりで応戦。そして串刺し攻撃を狙うも、鈴木は回避。続いて内藤のトルネードDDTを切り抜けると、鈴木はスリーパーからゴッチ式パイルドライバーを狙う。だが、L・I・Jがカット。
ここから鈴木は内藤にトレイン攻撃。そしてアーチャーのフロントキックから、鈴木がサッカーボールキックを決めて内藤をカバー。しかし、これはカウント2。
ならばと鈴木は内藤にゴッチ式パイルドライバーを狙うが、内藤は切り抜けてバックエルボーを連発。そしてロープに走るも、鈴木は追走してスリーパー。
だが、内藤は後退して鈴木をコーナーに追い詰めると、L・I・Jが鈴木にトレイン攻撃。そして波状攻撃から鷹木がパンピングボンバーを炸裂すると、内藤がカバー。これを鈴木は返すことができず、L・I・Jに凱歌が上がった、
試合後、鈴木は後頭部を押さえながらも、場外でイスを手にする。そしてリングに向けて放り投げて、イラ立ちを見せながら退場した。
内藤と鷹木はヒロムの腕を上げると見せかけてスルー。だが、続くグータッチはすかさず、ちゃんとかわした。