試合後、後藤、YOSHI-HASHI、YOHもリングインして、CHAOSのメンバーが6人勢揃い。オカダを中心にして記念撮影だ。そして、リングにはオカダ1人が残って、マイクを持つ。
「安城ーーーッ!(絶叫)。今日も熱い熱い熱い声援、そしてこんなにもたくさんのご来場、本当にありがとうございました! 安城にもこんなにたくさん人がいてビックリしました。ちなみに今日、安城市の方だよっていう方はどれぐらいいますか? (手を挙げてくれた人たちを見て)ありがとうございます。じゃあ、安城市のそばから来られた県外の方とか、どれぐらいいらっしゃいますか? ありがとうございます。安城、いい所でしょう? 僕もこんないい所で田んぼばっかりでしたけど、そんな所でオタマジャクシを取ったり、ザリガニを取ったりするような子供でした。でも、そんな子供もこうやって大きくなって戻って来ることができました。1個だけ言わせてください。ただいま!(観客は大拍手)。本当にこの辺の周りのことは、僕も中学の時に横のグラウンドで野球もしてましたし、横の陸上競技場で走ったりしてましたし、横のグラウンドで野球の試合が終わったら篠目の中学校の人に石投げられましたよ(笑)。篠目って怖いんだなと思って。まあ、今はそんなことないと思いますけど、すいません。安城市の方しか分からないかもしれないですけど。そんな篠目にもこの前言って、いろんなお話をさせていただきましたし、本当にいろいろな思い出が蘇って来る場所が安城です。いろんな所、メキシコも行きましたし、アメリカにも行きましたし、なんなら東京のほうが長く住んでいますけど、やっぱり安城に帰ってくると安心しますし、凄い落ち着く所なんで、この安城をまだまだ大事にしていきたいと思います。安城でプロレスが行なわれるのも38年ぶりですから。ちなみに38年前も行ったようっていう方はいますか? (手を挙げた数人を見て)凄え! いるね! いるね! ありがとうございます。まあそんだけ安城市のプロレス愛は熱いってことですよね? 待ちわびてたってことですよね? でも、ただいまっていう気持ちもありますけど、やっぱり寂しい部分もあります。こんだけのたくさんのお客さんに来ていただいて、コロナ禍という中で歓声がありません。次はまた(歓声)ありで帰ってきます。その時には安城も凄い熱っていうのをまた感じさせていただければなと思います。みんなこんなもんじゃないだら。まだまだ熱いだら。ちょっともしかしたら三河弁忘れたかもしれないんで(笑)。標準語になってしまったかもしれませんけど、本当に今日はこうやって初めて凱旋試合をすることができてとても嬉しいです。そしていつとは言えないですけど、また新日本プロレス、オカダ・カズチカは、この安城市という大事な大事な場所に帰ってきますので、その時は超満員のお客さんで、そして大歓声の中で試合がやりたいと思いますので、よろしくお願いします。市長には申し訳ないんですけど、前回凱旋試合が決まった時、チャンピオンで来てくれって言われたんですけど、すいません。これは次のお楽しみということで、皆さんにとっておいていただければと思います。必ず、2023年1月4日、ジェイ・ホワイトを倒してチャンピオンになります! というわけで、また次の安城大会でお会いしましょう。県外から来られた皆さん、是非安城をたくさん満喫して、気をつけて帰ってください。今日は本当にありがとうございました。というわけで、皆さんまたお会いしましょう! 安城市にカネの雨が降るぞーーッ!」
挨拶を終えたオカダは、四方のコーナーに上ってレインメーカーポーズを決めると、万雷の拍手を浴びながら引き上げていった。