メインイベント(第8試合)では『SJTL』公式戦として、IWGPジュニアタッグ王者の“Catch 2/2”TJP&フランシスコ・アキラ組(5勝1敗)が金丸義信&DOUKI組(1勝5敗)と激突。王者として『SJTL』初制覇を狙うCatch 2/2がさらに白星を重ねるか? それともすでに負け越し決定の鈴木軍が、王者の足を引っ張るか?
ギデオン・グレイに呼びこまれ、Catch 2/2はベルトを携えて入場。
先発はTJPと金丸。まずはロックアップからリストの取り合いを展開。TJPはコークスクリューヘッドシザーズを決め、続いてロープワークの攻防に。高度な技の読み合いから、TJPは金丸の足を捕らえる。
金丸の要求で、TJPが足を下に下ろすと、すかさず金丸がTJPの足を捕獲。するとTJPも金丸に足を落とすよう要求するも、金丸は応じると見せかけて攻撃。そして技の読み合いを経て、両者は一旦離れる。
次はアキラとDOUKIのマッチアップ。アキラはヘッドロックで捕らえるが、DOUKIはハンマースルー。ここからアームホイップの応酬。そして最後はDOUKIがドロップキックでアキラをなぎ倒す。
続いてDOUKIは逆水平チョップを連発。そしてロープに走るが、アキラはカサドーラを狙う。DOUKIは切り抜けるも、アキラはTJPのアシストでカサドーラからのフットスタンプをお見舞い。
続いてCatch 2/2はDOUKIに流れるような動きで連携の低空ドロップキック。DOUKIもアキラにエルボーで反撃。だが、アキラはエルボー一発でなぎ倒し、TJPにスイッチ。
TJPはDOUKIをボディスラムで叩きつけ、セントーン・アトミコを炸裂。さらにフライングメイヤーから顔面を踏みつけ、シャープシューターのモーションからリバースインディアンデスロックで捕獲。さらに鎌固めを決めるが、これは金丸がカット。
ならばとTJPはDOUKIの腕と足を持って変形のバックブリーカー。続いてCatch 2/2が連携のセントーンをDOUKIに見舞い、アキラがカバー。すかさず金丸がカットに入る。
劣勢のDOUKIだったが、アキラの突進を開脚でかわし、場外に落とす。すると金丸がアキラを鉄柱に叩きつける。
金丸はアキラをエプロンに固定し、顔面にドロップキックをお見舞い。
スイッチした金丸はアキラの顔面にエルボースタンプを連発。さらにDDTで突き刺しカバーするが、アキラはカウント2でキックアウト。すると金丸はキャメルクラッチで捕獲し、追撃のエルボーを落とす。
スイッチしたDOUKIはアキラに地獄突き。そしてボディスラムで叩きつけてラ・ランツァを突き刺してカバー。これはカウント2。
次は金丸がアキラを蹴り付け、顔面かきむしりをお見舞い。さらに顔面を踏みつけ、相手コーナーのTJPにもフロントキック。
アキラも逆水平チョップで反撃するが、金丸は顔面かきむしりで動きを止める。さらに串刺しフロントキックからブレーンバスターへ。アキラはバックに着地すると、金丸のラリアットをかわして延髄斬りを炸裂。
スイッチしたTJPは金丸にマンハッタン・ドロップ。さらにセカンドロープから振り向きざまのフライングエルボー。さらに顔面ウォッシュを食らわせ、トルネードDDTを炸裂してカバー。これは金丸がカウント2でキックアウト。
ならばとTJPはマンバスプラッシュを放つが、金丸は切りぬけるとハンマースルー。この動きの流れでTJPはアキラにスイッチ。
そしてCatch 2/2は金丸に連携のショットガンドロップキック。さらにDOUKIを連携のシットダウン式パワーボムで叩きつける。
続いてアキラが場外の鈴木軍に対しノータッチ式トペ・コンヒーロを炸裂。アキラが金丸をリングに戻すと、TJPがトラースキック。そしてアキラがファイヤープレックスを決めるも、DOUKIがカウント2でカット。するとTJPがDOUKIを場外に連れ出す。
アキラは金丸にスピードファイヤーを狙うが、金丸は回避。そしてロープワークの攻防でアキラの顔面にドロップキックをお見舞い。
スイッチしたDOUKIはアキラにミサイルキック。さらにリングに入ったTJPにトペ・レベルサを炸裂。
そしてDOUKIはアキラにサハラウィ・スープレックスを決めるが、アキラはカウント2でキックアウト。ならばとDOUKIは土遁の術を狙うも、アキラはこらえる。するとDOUKIはロープに飛ぶも、アキラは攻撃を切り抜けてバックを取る。しかし、DOUKIは延髄斬りを決め、ここから鈴木軍がトレイン攻撃を敢行。
そして金丸がアキラにブリティッシュフォールを決めると、DOUKIがコーナー最上段からラ・ランツァ。カバーをアキラが返すと、DOUKIはすかさずイタリアンストレッチNo.32で捕獲。金丸もTJPを4の字固めで捕らえる。アキラは必死に足をロープにかけてエスケープ。
ならばとDOUKIはアキラにデイブレイクを仕掛ける。これを切り抜けたアキラは高速のハーフネルソンスープレックス。すると金丸がアキラに低空ドロップキック。
金丸はTJPにも低空ドロップキックを繰り出すが、TJPはかわしてローリングソバット。ならばとDOUKIがTJPをラリアットでなぎ倒す。ここで全員が倒れ込んだ状態に。
続いてDOUKIとアキラが激しいエルボー合戦に突入。DOUKIは地獄突きを決めるも、アキラはトラースキック。するとDOUKIは延髄斬りを決めてロープへ。しかし、Catch 2/2はカウンターのアリウープを炸裂。
間髪入れずにアキラはDOUKIにスピードファイヤーを決めてカバー。だが、金丸がカウント3寸前でカット。そして突進してきたアキラに対し、 金丸はレフェリーを突き飛ばし動きを止めると、延髄斬りをお見舞い。
金丸は「DOUKI!」と呼びかけてから、ウイスキーを口に含む。だが、背後からTJPが金丸を肩車。そしてCatch 2/2がザ・リーニングタワーを狙うも、金丸はアキラにウイスキーを噴射。
さらに金丸はTJPをグレイに突き飛ばす。TJPが踏みとどまると、金丸はウイスキーを噴射。TJPはかわすも、グレイが食らってしまう。
そして金丸はTJPを旋回式のDDTで場外に追いやる。ここでDOUKIがアキラにデイブレイクを食らわす。しかし、カバーはアキラがカウント2でキックアウト。
ならばとDOUKIはとどめのスープレックス・デ・ラ・ルナをアキラに炸裂。アキラは返すことができず、金丸&DOUKIが大きな勝利をつかんだ。