第3試合の『SJTL』公式戦は、アレックス・ゼイン&エル・リンダマン組（2勝1敗）vs“H.O.T”SHO&ディック東郷（0勝3敗）。エネルギッシュはファイトで『SJTL』に新風を巻き起こしてるゼイン&リンダマン。対するH.O.Tはここまで開幕3連敗。なりふり構わず白星を狙いに来るのは必至だ。

　H.O.Tは入場時のゼイン&リンダマンを襲撃。SHOはリンダマンを顔面かきむしりでなぎ倒すとストンピング。さらにゼインに花道でパイルドライバーをお見舞い。東郷はリンダマンにサミングを食らわす。
　続いてSHOはリンダマンのG-REXのベルトを踏み潰してから、鉄柵に投げつける。そしてリングにリンダマンを上げると、ここで試合開始のゴング。
　H.O.Tは二人がかりでリンダマンにストンピングを浴びせ、場内はブーイングに包まれる。続いてH.O.Tはリンダマンにダブルのスパインバスターから、連携のアームロック。
　そして東郷がフライングメイヤーからフィストドロップをお見舞い。しかし、カバーはリンダマンがカウント2ではね返す。すかさず東郷はスリーパーを仕掛けるも、リンダマンはバックエルボーで脱出し、東郷に一本背負い。そして自軍コーナーに戻ろうとするが、ゼインは花道で倒れたまま。
　続いてSHOがリンダマンを弓矢固めで捕らえると、東郷がセントーン・アトミコ。そしてSHOがパワーブリーカーからカバーするが、リンダマンは必死にカウント2ではね返す。
　ならばとSHOはショックアローを狙うも、リンダマンはショルダースルーで跳ね返す。そしてゼインにスイッチしようとするが、東郷が妨害。
　すかさずSHOはリンダマンのバックを取り、グラウンドに引き込んで腕ひしぎ逆十字。さらにスネークバイトにつなぐも、ゼインがカットに入る。
　スイッチした東郷はリンダマンにストンピング。だが、リンダマンもエルボー、逆水平チョップで反撃。すると東郷はサミングを見舞い、レフェリーの注意を引き付ける。
　このスキにSHOがトーチャーツールで襲いかかるが、リンダマンがよけると、ゼインがフロントキックをSHOの顔面にヒット。さらにゼインはH.O.Tに二人まとめてフランケンシュタイナー。
　勢いに乗るゼインはSHOに横入り式エビ固めの体勢から、グラウンドで上から打ち下ろすキック。そしてエルボーの連発からソバット。だが、ロープに走ったゼインに東郷がキック。すかさずSHOがラリアットでゼインを場外に追いやる。
　リング上、東郷はリンダマンにペディグリーを狙う。しかし、回避したリンダマンは東郷にエクスプロイダー。そして気合いを入れ、ジャーマンスープレックスを狙う。これは東郷が丸め込みで切り返し、さらにクロスフェイスに移行。すかさずSHOがフィンガーロックでアシスト。
　リンダマンは丸め込みで返すと、さらに東郷を突き飛ばしSHOとの同士打ちを誘う。そして東郷に一気に高速ジャーマンスープレックスを炸裂し、3カウントを奪取。ゼイン&リンダマンが逆転勝ちをゲットした。H.O.Tはこれで公式戦4連敗に。

　
リンダマン「（GLEATのベルトを片手に）よし！　OK、アレックス。大丈夫。まあ結果は俺たちの勝ちだった。試合は押されてたとか、そんなことはどうでもいい。3勝1敗か？　俺たちが優勝に近づいたぞ。ステップ・バイ・ステップ、俺たちはステップ・バイ・ステップだ。明日は長野。（ゼインに話しかけるように）長野ね。タイガー＆ロビー・イーグルス、関係ない。誰も関係ない。俺たちがトップに立って、1つ1つの試合をステップにして駆け上がるぞ。プリーズ！」

ゼイン「リンダマン、サンキュー。アリガトウ。SHO、トーゴー……頭から落としてくれたな……。このリーグに相応しいやり方ではないな。試合開始前からこんな行動に出るとは……今日のことは忘れない。お前らは勝ち点2もリーグ優勝も全然興味がないようだな？　お前らは俺のキャリアを潰しにかかってきた……。本気で首を破壊する気だったんだろ？　次は、俺がお前らの首を丸ごと飲み込んでやる。明日は今日と同じように、俺とリンダマンが相手を生きたまま食ってやる！　イタダキマス」
リンダマン「アレックスが言ってただろ？　YOHだけは絶対許さないってな、オイ！　仙台の地でGLEAT、そしてイタダキマス！」
ゼイン「イタダキマス！」
リンダマン「見せてやろうぜ！　センキュー！」
　

　
SHO「何がGLEATじゃ、お前！　お前らごときな、俺らHOUSE OF TORTUREが撲滅させたるわ、アホンダラ！　覚えとけ！（と吐き捨てると、トーチャーツールをNEVER6人タッグのベルトに叩きつけて控室へ）」
※東郷はノーコメント