Circuit2008 BEST OF THE SUPER Jr.XV 〜FLY HIGH 15th anniversary〜
- 日時
- 2008年6月15日(日) 18:00開場 18:30開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 観衆
- 2010
-
第6試合 30分1本勝負
レフェリー|レッドシューズ海野
MATCH REPORT
いきなり出鼻をくじかれた後藤は、コーナー上で背を向ける中西を捕らえ、雪崩式のショルダーネックブリーカーを敢行。そして、ダイビングエルボードロップから、エルボードロップを投下。さらにキャメルクラッチから串刺しラリアットを叩き込む。
劣勢の中西はドロップキックをヒットさせると、場外にふっ飛んだ後藤へ野人プランチャを発射。さらにミサイルキック、串刺しラリアット、ブルドッキング ヘッドロック、ニードロップとラッシュする。そして、豪快なジャンピングパワーボムから押さえ込むも、後藤は何とかキックアウト。
中西はアルゼンチンバックブリーカーの体勢に入るも、後藤が踏ん張る。中西は諦めてチョップからヘッドロックに行くが、後藤はバックドロップでこれを振りほどく。
大「中西」コールの中、中西はラリアットからフォール。そこから再度コーナーへと上るも、ここで後藤が蘇生し、中西に雪崩式ブレーンバスター。フォールするも、カウントは2。
後藤は牛殺しから昇天の体勢に入るが、中西はこれを避けて素早くアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げる。だが、脱出した後藤がジャーマンスープレックスホールド。中西はカウント1でキックアウトする。
そして、ラリアット合戦から後藤は首固めで丸め込む。さらに変型のラ・マヒストラルで押さえるもカウント2。すると、中西は後藤の脚を捕らえてドラゴンス クリュー。そして、渾身の野人ハンマー、ショートレンジラリアット。カバーはカウント2で返されると、中西は大☆中西ジャーマンを解禁。後藤から完璧なピ ンフォールを奪った。
試合後、大「中西」コールの中、中西はマイクを握り、「武藤、絶対逃がさへんぞ。みんなに約束します。この俺が武藤敬司を必ず倒します!」とアピール。後楽園のファンにベルト奪還を誓うと、両腕を挙げて堂々の勝ち名乗りを挙げた。
COMMENT
後藤「最初のあの突進に面食らったね。それだけ中西のIWGPに懸ける思いが強 かったんだろうなと、そう思いましたね。相手が武藤敬司だからじゃないですか、中西学がやる気になったっていうのは。ホントに久々ですよ、あんなに勢いづ いている中西学。IWGPを取り返すんじゃないですか。俺に勝ったんだから、絶対にベルトを取り返せよって言いたいですね」