第2代王者のロッサーに、ディッキンソンが挑む「STRONG王座戦」。ロッサーはエピソード109でTJPの挑戦を退け、3度目の防衛に成功。しかし、直後にディッキンソンが襲撃し、強引にこのタイトルマッチへ持ち込んだ。
入場時からすでにエキサイトしたロッサーは、チャンピオンベルトを巻いたままゴング前に奇襲。逆水平チョップ&串刺しショートレンジラリアット連打を浴びせていく。
しかし、ディッキンソンがスピーディーな超低空タックルでロッサーを転ばせ、すぐさまジャーマンスープレックスホイップで投げ捨てる。そして、ロッサーの頭を小突き、激しい言葉を浴びせる。
続いてディッキンソンは、ロッサーの胸板めがけてローキック2連発をお見舞い。それでもロッサーは怯まず、左右のエルボー連打を浴びせる。
これにディッキンソンも応戦してエルボー合戦となり、そこからロッサーがフロントハイキックとショルダータックルを食らわせる。そして、エプロン上でバックドロップを仕掛けるが、ディッキンソンに抵抗されて失敗。
これでロッサーが場外へ落ちると、エプロンに立つディッキンソンが顔面にローキックを見舞う。そして、エプロンで助走をつけ、フライングラリアットで吹き飛ばす。
リングへ戻り、ロッサーがラリアットをかわし、チキンウィングフェースロックの体勢に入る。しかし、ディッキンソンが抵抗し、バックドロップで叩きつける。
さらにディッキンソンは、ランニングラリアットでロッサーを吹き飛ばし、ニュートラルコーナーで逆水平チョップを連発。そして、ロッサーの反撃を跳ね除けてカミカゼを仕掛ける。だが、ロッサーが脱出し、アバランシュホールドで逆転。そして、ステップオーバー・トーホールド・ウィズ・チキンウィングフェースロックにいくが、ディッキンソンが必死に逃れる。
するとロッサーは、ディッキンソンをエプロンへ引きずり出し、今度こそバックドロップの要領で叩きつける。ところが、ディッキンソンはエプロンから場外のロッサーにフロントキックを浴びせ、ラリアットで追い討ちをかける。
これで両者は鉄柵を飛び出し、観客席エリアへ落下。すると、ディッキンソンはいち早く鉄柵を越えるが、背後からロッサーが掴みかかる。
場外カウントが進む中、ロッサーはディッキンソンを振り切ってリングへ飛び込もうとする。だが、ディッキンソンが鉄柵へ叩きつけ、逆水平チョップをお見舞い。
その直後、ディッキンソンがリングへ戻ろうとすると、ロッサーが脚を引っ張って妨害。そのまま2人がエルボーを打ち合う中、レフェリーがカウント20を数え、両者リングアウトという結果になった。
それでもロッサーとディッキンソンは収まらず、場外で大乱闘を開始。場内が騒然とする中、レフェリーとセコンドが必死になって制止する。
その後、ディッキンソンはロッサーを挑発しながら退場。1人でリングへ残ったロッサーは、STRONG無差別級ベルトを持って笑顔を見せ、4方の客席へ向かって頭を下げた…。
【試合後コメント】
※ロッサーはノーコメント
※ディッキンソンはノーコメント
AUTUMN ACTION
- 日時
- 2022年10月16日(日) 開場 9:00 (JST)開始
- 会場
- アメリカ・Sam’s Town Live(ネバダ州ラスベガス)
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第3試合 30分1本勝負
STRONG無差別級選手権試合<第2代チャンピオン>
<チャレンジャー>
※ロッサーが4度目の防衛に成功