Circuit2008 BEST OF THE SUPER Jr.XV 〜FLY HIGH 15th anniversary〜
- 日時
- 2008年6月13日(金) 18:00開場 18:30開始
- 会場
- 茨城・水戸市民体育館
- 観衆
- 1800
MATCH REPORT
そして試合開始前、6月11日にホーリーホックのホームゲームで始球式を務めた蝶野と、天山、マシン、田口へ、ホーリーホックの堀健人選手、首藤慎一選手より激励の花束が贈られた。
入場花道ではなく客席後方から姿を現わしたG・B・Hはいつものようにリングインしようとせず。いきり立った天山が向かっていき、そのまま場外乱闘に発展。リング上では外道が蝶野に杖攻撃。蝶野がカウンターのケンカキックで反撃すると、大「蝶野」コールが起こる。
その間、G・B・Hの総攻撃を食らっていた天山は早くもグロッキー状態。それでもリングインすると、蝶野が羽交い絞めにする外道へモンゴリアンチョップ。そして、今度は天山が外道を羽交い絞めにし、蝶野がモンゴリアンチョップ。
動きの止まった外道にマシンがエルボードロップ、田口が三角飛びミサイルキックからスリーアミーゴ。さらに延髄斬り。しかし、外道は続くドロップキックを不発させて、飯塚とスイッチ。
すると、天山も呼応し素早くタッチを受けてリングイン。飯塚がリング下へ逃亡すると、邪道が背後から天山へ襲い掛かる。さらに真壁が体育館の壁に天山を叩 きつけ、飯塚が執拗なイス攻撃で続く。何とかリングインした天山に邪道がチョップ連打。ここからG・B・Hは素早いタッチワークでラフ殺法を駆使して、天 山を追いつめていく。
劣勢の天山は邪道の突進を脚で止めて、逆襲のモンゴリアンチョップ、フライングラリアット。だが、タッチはG・B・Hが阻 止。それでも天山は両腕ラリアットで真壁、外道を蹴散らし、飛び込んだ蝶野が飯塚へケンカキック。孤立した邪道へマシンが串刺しラリアット、田口がミサイ ルキック、蝶野がシャイニングケンカキック、天山がダイビングヘッドバットとラッシュ。カバーをカットされた天山がアナコンダバイスで捕獲すると、ここで 石井が乱入。飯塚がアイアン・フィンガー・フロム・ヘルを装着した右腕で地獄突きを見舞うと、即座に反則負けの裁定が下った。
なおも飯塚は蝶野、マシンを一突きしたあと、天山にもう1撃食らわす。そして、前のめりに倒れこんだ天山を踏みつけ、乱戦の中、G・B・Hは退散。だが、逃げ遅れた石井を蝶野、マシン、田口が総攻撃する。
石井が逃げていくと、蝶野は天山に怒鳴り声をあげて厳しい檄を飛ばし、先に引き上げて行った。1人リングに残った天山は悔しそうな表情を浮かべながら、ゆっくりとリングを後にした。
COMMENT
※マシン、田口はノーコメント
※蝶野たちに置いていかれ、1人でコメントブースへやって来た天山のコメント
天 山「毎回、ホンマに……最悪。いつもこういう展開。ホンマ最悪やな。仲間にも敵にも……誰も手を貸してくれない。もう俺は1人……自分の力でやるしかない よ、ホンマ。毎日、タッグをやってるけど、タッグじゃ話にならへん。こういう結果になるのは目に見えているしね。ギリギリまでいいところへいっても、こう やって結局はな、アイツらの……あれ(反則)しかないんか。アイツら、ホンマにナメてるよ。飯塚もそうやけど、あの連中は酷いわ。こんなん、試合ちゃうや ろ? その辺のゴチャゴチャしたケンカちゃうぞ、コラ! プロやったらプロらしい試合をしようやって。まぁ、ナンボ言っても、アイツらは聞かへんやろうけど。もうこれ以上、アイツらとやってもね。1日も早く(飯 塚と)シングル。会社にも言っているけど、いい加減に早く決めろって。もう我慢の限界や。爆発するぞ、ホンマに。このまま行ったら、敵味方関係ないぞ。俺 は誰でも行くぞ。もう血管が切れたら、エラいことになるって分からせたるから。我慢に我慢を重ねているけどね、もうキレるときはがっちり行くぞ。試合にな らへんかもしれへんけど、それぐらいやったるわ」
真壁「オイ、あんなもんだ、この野郎。俺たちナメんのもいい加減にしとけ」
外道「オイ、天山、覚えとけ! まだまだまだまだ続くぞ、この野郎!」
※飯塚、邪道はノーコメント