Circuit2008 BEST OF THE SUPER Jr.XV 〜FLY HIGH 15th anniversary〜

日時: 2008年6月6日(金) 18:00開場　18:30開始
会場: 大阪・大阪府立体育会館・第2競技場
観衆: 1700

第2試合 30分1本勝負
BEST OF THE SUPER Jr. Bブロック公式戦

金本浩二
内藤哲也

境界線

（2勝2敗=4点）
（2勝3敗=4点）

10分43秒　アンクルホールド

レフェリー｜マーティー浅見

MATCH REPORT

最後のリーグ戦に臨む内藤は、ゴング前に金本と胸を突き合わせて激しい睨みを展開。そんな内藤に対し、金本はスピンキック、ローキック、エルボー連打で先制。すると、内藤は強烈な張り手でお返しし、ロープへと飛び乗って、ダイビングボディアタックでダイブするが、金本はキックで迎撃。
　内藤を失速させた金本は、張り手＆飛び膝蹴り2連発から顔面ウォッシュ、プランチャ。そして、鉄柵に激突させた内藤を蹴り込み、客席へと吹っ飛ばす。
　リングに戻っても金本に蹴られまくる内藤だったが、カウンターのアバランシュホールドを皮切りに、スライディングキックを浴びせ、ミサイルキックで反撃。そして、ジャーマンスープレックスホールドでフォールを迫るが、カウント2で返した金本はすぐに内藤の腕を固め、そこからアンクルホールドへ移行。
　悶絶させられた内藤だったが、得意のジャンピングエルボーアタックで応戦。高速のムーンサルトプレスが自爆に終わると、アンクルホールドをロープエスケープ。続く張り手合戦で打ち勝ち、ジャパニーズレッグロールクラッチホールドへ。カウント2でクリアした金本に側頭部を蹴られ、アンクルホールドを極められそうになるも、スモールパッケージホールドで切り返す。
　内藤はここでロープへダッシュ。すると、金本はスピンキックで内藤の動きを止め、ハイキック一閃。そして、ムーンサルトプレスでカバーにいくが、内藤はカウント2.9でキックアウトし、意地を見せる。ならばと金本はアンクルホールドを繰り出し、粘る内藤をタップアウトさせた。

　不戦勝となったデヴィット戦を除き、リーグ戦初勝利となった金本。勝ち点を4に伸ばし、「おーっし！優勝諦めてないぞ！全部勝って、（決勝戦の6/15）後楽園、お前らに凄いもん見せたるわ！」とマイクアピール。大阪のファンにSUPER Jr.優勝を誓った。

勝利者賞：ホテルメトロTHE21（坦坦麺100食）

COMMENT

金本「AKIRAとタイガーに負けた時、点数は関係ないと思ったんですけど、ファンのみんなから『チャンスはある』って言われて。ここが凄いでしょう？全然（点数を）気にしてないんですよ、俺(笑)。でも、内藤とシングルでやってみて、凄く楽しい。試合が終わって『オマエとやったら面白いわ、またやろうぜ』って言ったら、痛がりながらも『はい！』って言っていた。まあ、（内藤は）行く行くはチャンピオンとか、リーグ戦とか、出て来ると思うんですよ。いやあ、蹴りごたえありますよ、顔面。（つま先を見せて）躊躇なく思いっきり蹴りましたからね。そのかわり、アイツの張り手でも何でも来いという感じですからね。やりがいがあって楽しい。リーグ戦を抜きにしても楽しい」

内藤「自信はあったんですけどね。相変わらず元気なオヤジだよ。今日で俺のリーグ戦は終わってしまったけど、シリーズはまだ続くんで、このJr.が主役の（BEST OF THE）SUPER Jr.を最後まで楽しみたいと思います。他のメンバーの世界最高峰の闘いをじっくり見させてもらおうと思います」