NEW JAPAN × Zepp “SMASH！”

日時: 2008年5月27日(火) 18:30開場　19:00開始
会場: 東京・Zepp Tokyo
観衆: 500

第3試合 30分1本勝負

AKIRA
邪道

獣神サンダー・ライガー
飯塚高史

境界線

09分47秒　反則

レフェリー｜タイガー服部

MATCH REPORT

三角巾で右腕を吊るした状態で登場した飯塚は、リングに上がろうとせず、場外から自軍コーナーへと近づく。その飯塚に気を取られたスキに背後から邪道、外道が襲い掛かるも、天山とAKIRAは邪道に合体ショルダータックル。AKIRAが延髄斬り、フライングラリアットを叩き込み、ライガーがカットに来た外道に風車式バックブリーカー。さらにライガーは、邪道に串刺し掌底からダイビングボディプレス。これはカウント2。
ここで飯塚がロープへと走るライガーの脚をリング下から引っ張って、そのまま場外に連れて行く。ここからG・B・Hはイス、杖を手に総攻撃を開始。
フラフラでリングインしたライガーに、ようやくスイッチした飯塚が串刺しストンピング、顔面かきむしり、チョーク攻撃。いきり立つ天山がタイガー服部レフェリーに猛抗議するも、飯塚はライガーを対角コーナーに逆さ吊りにし、外道がチョーク攻撃。カットに来たAKIRAを、邪道が場外の壁に叩きつける。
劣勢のライガーはDDTで邪道、外道をいっぺんに突き刺すと、力を振り絞って天山のもとへ。天山はラリアットで2人を蹴散らし、邪道に串刺しラリアット、外道にニールキック。飯塚を挑発し、出てきたところをボディアタックで迎撃。そして、孤立した外道にトレイン攻撃から、天山がマウンテンボム、AKIRAがムササビプレス。天山がTTDからアナコンダバイスで絞り上げると、アイアン・フィンガー・フロム・ヘルを装着した飯塚が地獄突きでカット。入ってきたライガー、AKIRAをも一突きし、邪道が羽交い絞めにした天山へ、もう一撃食らわす。大ブーイングの中、試合を止めた服部レフェリーをスリーパーホールドで絞め落とした飯塚は、アイアン・フィンガー・フロム・ヘルを天にかざす。そして、大の字となった天山、ライガー、AKIRAを尻目にさっさと引き上げて行った。
この日も飯塚を捕まえ切れなかった天山は、唇をかみしめ、悔しそうな表情を浮かべながら、ライガー、AKIRAと共にゆっくりとリングを後にした。

COMMENT

天山「ファ○ク！おい、レフェリー！どこ見とんねん、最初から。挙句の果てに（飯塚にスリーパーホールドで）やられて。試合にならへんやないか。せっかくの試合、飯塚を潰してやろうと思って。……最悪や、ホンマ。あんな手ばっかりやったら試合にならへん。アイツら、プロレスをナメとんのか。リングに上がる資格ないやろ。あんなもん、リングに上げるなって。クソッ。試合になるか、あんなもん。ホンマに頭にくるな。最初からチェックしておけって、レフェリー。次のシリーズ、とにかくシングル組めって。ザコのアイツら（邪道、外道）はいらんし。飯塚だけリングに出て来い。ホンマそれだけや。あんなしょうもない小細工を使いやがって。そんなもんがやりたいがために、あのG・B・Hに入ってんのか。笑わすなよ。あんなの誰が納得するんや。しょうもないやり方で。あれ以上、あれ（アイアン・フィンガー・フロム・ヘル）を使うんやったら……レフェリー、会社、あんなもん新日本がするプロレスちゃうぞ。勘違いするなよ。凶器？ナンボでもやるのはエエけどな、あんなのしょうもない。胸くそ悪いな。絶対にアイツを追い詰めて、ブチ殺してやるから。クソッ……」
※ライガー、AKIRAはノーコメント

外道「いいか、この野郎！『ブー』（ブーイング）だぁ？ふざけんな！飯塚高史はよぉ、テメェらファンのために試合してんじゃねぇんだ！『ブー』だぁ？ふざけんな！」
邪道「お前ら、新日本に金払ってるお前らに言ってんだ。飯塚高史の掌の上で踊らされている事を忘れんじゃねぇぞ！」
※飯塚はノーコメント