NEW JAPAN × Zepp “SMASH！”

日時: 2008年5月16日(金) 18:30開場　19:00開始
会場: 愛知・Zepp Nagoya
観衆: 550

第5試合 30分1本勝負

飯塚高史
井上亘

外道
金本浩二

境界線

09分26秒　スリーパーホールド

レフェリー｜タイガー服部

MATCH REPORT

ゴングを待たずして、邪道＆外道が天山に奇襲攻撃。これで場外エスケープさせられた天山が、いつものようにリングを降りて場外へ下がっていく飯塚にクレームをつける中、金本＆井上は邪道＆外道を攻撃。金本は外道に顔面ウォッシュを浴びせる。
金本がロープへ走ると、飯塚は金本の足を掴んで転倒させる。そして、金本にストンピングを浴びせるが、救援に来た天山が近づいてくると、鉄柵の外へ下がって相手にしない。
その後、金本はリング上で邪道＆外道に捕まって苦しい展開に。さらに試合に介入したセコンドの石井にも場外で攻撃され、劣勢が続く。それでも「アニキ」コールで奮起すると、ドロップキックで邪道＆外道をまとめてダウンさせ、天山にスイッチ。
天山は、邪道＆外道を蹴散らし、エプロンに控える飯塚を挑発。すると、天山を相手にする気がない飯塚は、またもや場外へ。だが、天山が邪道にアナコンダバイスを極めていると、リングインしてカット。これに怒り心頭の天山の目が飯塚に向いている間に、邪道は背後から急所パンチを浴びせ反撃。しかし、それでも天山は外道と共に向かってきた邪道をラリアットで撃退し、井上とタッチする。
井上は、外道にミサイルキック、キチンシンクを浴びせ、トライアングルランサー。さらにスピアーからのスタガリンブローで外道をカバーするが、邪道にカットされてしまう。
金本が邪道を押さえている間に、井上はダウンする外道を起こそうとする。すると、右腕の三角巾を外し、アイアン・フィンガー・フロム・ヘル（鉄製グローブ）を露にした飯塚が背後からゆっくりと迫る。井上が振り向いた瞬間、飯塚は地獄突き。これで井上をダウンさせ、天山にも同様に地獄突きをお見舞い。そして、井上をスリーパーホールドで絞め落とし、勝利した。

今宵も憤慨する天山を相手にせず、飯塚はG・B・Hメンバーと共に意気揚々と引き揚げていった。

COMMENT

邪道「だから言っただろ！後ろには気を付けろってよ」
外道「高笑いしてるぞ！オイ、よく聞いとけ。これが現実なんだよ！」
※飯塚はノーコメント

天山「クソッ!」
金本「出てこんやないか! なーに、あの飯塚よぉ」
天山「アイツ、ホンマなめてるんちゃうか、プロレスを。あんなもんに頼って、何しとんねんてホンマに」
金本「あれが飯塚さんかと思うと、情けないわ。今度、俺と天山、2人で飯塚を潰したろ」
天山「これこそはホンマの友情タッグを作るから。あんな猫被ったヤツ、ブチ殺さな気がすまん」
金本「(天山の肩を叩き)俺からしたら、“ヘイブラザー”ですよ。あんなヤツ、俺はホンマに許さない」
天山「絶対許さへん、飯塚。これ以上あんな汚いマネばっかりしたら。レフェリーもどこ見とんねん。ああやって、(右腕を三角巾で)つってんやったら、チェックせんかい。ホンマにいい加減な。試合ならへんやろって。あんなん、凶器使ってええんやったら、俺らも使うぞ。頭来るわ」
金本「レフェリー組んでんのか、アイツらと。アイツらこそ反則してんやろ、脚引っ張ったり、場外に連れて行ったり。何で俺ばっか注意すんねん」
天山「G・B・Hふざけんなって! 今日までや。これからガッチリ潰して、G・B・HのGの字も消し去ってやるよ。飯塚、ブチ殺したるからな! やりましょう（と言いながら金本と握手）」
※井上は岡田に担がれながら控え室へと直行した