メインイベント終了後、死闘を繰り広げたオカダとオスプレイは共に起き上がることができず。その後、オカダは立ち上がって勝ち名乗りを受けたあと、ひざまずいてオスプレイに言葉をかけた。
そして、オスプレイがようやくリングを降りると、優勝セレモニーが行われ、JAM Projectの影山ヒロノブさんがオカダに優勝トロフィーを贈呈。続いて、きただにひろしさん、奥井雅美さん、福山芳樹さんが、優勝旗を手渡した。
その後、あらためて勝ち名乗りを受けたオカダは、トロフィーと優勝旗を掲げる。そして、そこからマイクアピールを行ない、ファンに向けてメッセージを送った。
オカダ「(※手拍子)武道館!!(※大拍手) 今日も、熱い、熱い、熱い声援、本当にありがとうございました!!(※大拍手) オスプレイ…! 最高だよ、お前。お前もかなり熱いよ…。でもさ、お前が俺を倒すまで、何回も壁になってやるからな、この野郎!(※大拍手) そして1ヶ月間、本当にたくさんの声援、ありがとうございました!(※大拍手) こんなにも大変な世の中ですけれども、こんだけの方が会場に来てくれて、そして来れない方も新日本プロレスワールドでたくさん応援してくれて、その応援が今回の『G1 CLIMAX』の盛り上がりに繋がったと思います。本当にありがとうございました!(※大拍手の中でひざまずくが、手拍子を受けて立ち上がり)僕も、11回、『G1 CLIMAX』出てますけども、今年の『G1 CLIMAX』は本当に過酷でした(※大拍手)。去年も優勝して、今年も優勝して、2連覇ですけれども、去年優勝して、“『G1 CLIMAX』の価値ってこれでいいのかな!?”と思いました。『G1』優勝して、(IWGP世界ヘビー)権利証守って。『G1』の価値って、そんなモンじゃないでしょ? 今日の闘い見てさ、『G1 CLIMAX』って、IWGPみたいに何回もチャンピオンが代わるベルトの闘いじゃない。1年1人しか出てこない最強を決める大会。その『G1 CLIMAX』の価値がさ、終わったら『ハイ、IWGP世界ヘビーの次です。頑張って下さい』ってのは、この『G1 CLIMAX』を否定しているようにしか感じられません(※大拍手)。だから、俺はこの『G1 CLIMAX』の価値を上げます。=(イコール)挑戦権利証の価値も上げます(※大拍手)。挑戦権利証の価値を上げる=2023年1.4東京ドームメインイベント!! IWGP世界ヘビー級チャンピオン対“『G1 CLIMAX』チャンピオン”オカダ・カズチカでいいだろう、この野郎ー!!(※大拍手) そんだけのモノをこの『G1 CLIMAX』(出場)全選手がやってきて、この熱い闘いに繋がったと思ってますので、僕は自身をもって! …1.4東京ドームに“挑戦”させていただきたいと思います。新日本プロレス……俺の言うことはよくきいてくれるって内藤さんが言ってましたんで(※場内笑&大拍手)、検討のほどよろしくお願いします!(※大拍手&手拍子)…… 2023年1月4日東京ドーム、超満員にするために、僕が…まぁ(創立)50周年、もう8ヶ月過ぎてしまいましたけども、残りの下半期、まだまだプロレスを知らない人が、僕のプロレスを通してもっと知ってもらえるように、いまこの会場(の)プロレスを好きな人がもっと好きにんってくれるように、新日本プロレス、オカダ・カズチカ、まだまだプロレス界を盛り上げていきますので、新日本プロレスを下半期、まだまだよろしくお願いします!!(※大拍手) みなさん、本当に、『ありがとう』しか出てこない。(※涙ぐみ)ありがとうございました(※大拍手&手拍子)。まだまだ、みんなにプロレスを好きになってもらえるように、みなさんに、僕だけじゃなく、新日本プロレスだけじゃなく、みなさんに、東京ドームの超満員を味わっていただけるように、まだまだしっかり闘っていきますので、応援のほうよろしくお願いします!! 本当にありがとうございました!!(※大拍手から涙をぬぐい) しっかり、みなさん、だいぶ熱くなったと思うので、帰りはしっかり涼しいところで過ごして下さい。本当にありがとうございました! というわけで! まだまだ新日本プロレス50周年、下半期あります。オカダ・カズチカ、新日本プロレス、盛り上げていきますので、よろしくお願いします!! 新日本プロレス!! 50周年!! 下半期!! そして!! プロレス界にーっ!! カネの雨が降るぞーっ!!」
ここであらためてオカダの名前がコールされ、キャノンから放たれた煌びやかなテープがリングへ降りそそぐ。そんな中、オカダは優勝旗を持ってレインメーカーポーズを決めた…。