新日本プロレスSTRONG SPIRITS Presents G1 CLIMAX 32

日時
2022年8月18日(木)   16:30開場 18:00開始
会場
東京・日本武道館
放送
バナーバナー
観衆
6,716人

第7試合 20分1本勝負

VS

  • タマ・トンガ

  • ジェイ・ホワイト

境界線

レフェリー|マーティー浅見

MATCH REPORT

 セミファイナル(第7試合)はタマ・トンガ&KUSHIDAvsジェイ・ホワイト&石森太二、遺恨渦巻くタッグマッチが実現。G・O・DのBULLET CLUB追放から抗争を繰り広げてきたタマとジェイは、8.16日本武道館の『G1』Bブロック最終公式戦で激突。タマのガンスタンで敗れたジェイは、「アイツに負けたのか」とショックを隠せず。まずはこのタッグ対決から巻き返しを目論む。
 一方、石森とKUSHIDAはIWGPジュニアヘビー級王座を巡り、こちらも抗争が過熱。「テメーがチャレンジャーとしてふさわしいか、俺が査定してやるよ!」と告げている王者・石森を、KUSHIDAは実力で納得させることはできるのか?

 ジェイはIWGP世界ヘビーを手に、外道と共に花道を進む。石森はIWGPジュニアヘビーのベルトを携えて入場。タマにはセコンドとして邪道が帯同する。

 先発はタマとジェイ。ジェイは打撃で機先を制す。そしてロープワークの攻防になると、巧みな動きでタマを翻弄し、ストンピングを連発。
 続いてBULLETタッグはタマに二人がかりでストンピングを乱打。スイッチした石森はタマにエルボーを連発。そしてハンマースルーを仕掛けるが、タマとKUSHIDAは連続リープフロッグから、ダブルのチョップを石森にお見舞い。
 続いてKUSHIDAは石森の左腕をマットに叩きつける。そして石森を変形の4の字固めで捕えるが、これは石森がロープエスケープ。
 石森はKUSHIDAの串刺し攻撃を切り抜け、コンプリートショットでコーナーに叩きつける。そして場外に放り投げると、ジェイが鉄柵に打ち付け、さらにケーブルコードでチョーク攻撃。
 ジェイはもう一度KUSHIDAを鉄柵に叩きつけ、リングに戻してからカバー。KUSHIDAが返すと、ジェイはバックエルボーでなぎ倒し、タマを挑発。
 次は石森がKUSHIDAの顔面を蹴りつけ、続いてネックロックで捕えて肩を何度も打ち付ける。劣勢のKUSHIDAだったが、ハンドスプリングエルボーで反撃。
 次はタマとジェイのマッチアップ。タマはドロップキックから串刺しボディアタックへ。ジェイはかわすと、技の読み合いから強烈な逆水平チョップ。
 しかし、タマもショルダータックルで応戦。そして串刺しボディアタックからバックドロップを決め、ガンスタンを狙う。
 だが、ジェイは切り抜けてブレードランナーの体勢に。タマはこらえるも、ジェイはバックドロップを炸裂。
 スイッチした石森はタマに串刺しのダブルニー。そしてネックツイストからYes Lockで捕獲。タマは何とかロープにエスケープ。
 ならばと石森はタマにアームブリーカーを連発。しかし、タマはトンガンツイストで切り返す。スイッチしたKUSHIDAはコーナー最上段から石森にブレーンチョップ。さらにキックの連発から、ロープワークの攻防に移ると、石森にフライングクロスボディ。続いてオーバーヘッドキックをお見舞い。
 勢いに乗るKUSHIDAは石森にアームブリーカー。そして腕を蹴り上げようとするが、石森はかわす。ここから両者はエルボー合戦に突入。
 続いて石森はハンドスプリング式のスクリューキックを狙うも、KUSHIDAは追走してキックを食らわす。そしてKUSHIDAは石森の腕を取るが、ジェイがカットに入り、KUSHIDAに対してブレードランナーの体勢に。
 だが、タマがエルボーでジェイを排除。リング上、石森はKUSHIDAにサイファーウタキ。そしてブラディークロスを狙うが、KUSHIDAが電光石火の首固めで切り返し、3カウントを奪取した。

COMMENT



 
タマ「(※穏やかな表情で、場内の歓声を指して)あの声が聞こえるか? ここには俺を信じてくれている人たちがいる。俺にはそれだけで十分だ」
 

 
KUSHIDA「(※去っていくタマに)タマ、サンキュー!」
タマ「(※立ち去り際に)12年! 俺たち一緒にデビューしたんだもんな!」
KUSHIDA「タマ、ありがとう。僕らは2010年、同日に新日本デビュー。作ろうったって作れない物語が俺とタマ・トンガにはあって、ああ、(※モニターを見て)今(メインの選手に)花束を贈呈してる朱里と俺の関係だってそうだな、プロレスは長く見てれば見てるほど深みが増していくものって、タマの戦ってる姿を見て思いました」
 

 
KUSHIDA「石森太二、あー、失敗したな。あー、逃がした。確かに、僕がピンフォール、3つ取ったのには間違いないけども、今日の試合、昨日今日と続いた『G1 CLIMAX』でのKUSHIDAのミッションっていうのは、ギブアップを取ることだけじゃない、ピンフォールを取ることじゃない、ヤツの口から挑戦を認めさすこと、査定に合格することだから、そういう意味では、あと一歩、届かず、及ばずというところでしょうか。さぁ、どうしましょうかね。『G1 CLIMAX』最終戦、この後『NJPW STRONG』のロスの大会があってその後、9月のロングツアー、全国どこへでも石森太二を追いかけます。絶対認めさす!」
 
 
 

 
ジェイ「(※イスに座ると、下田美馬さんを手招きして横に立たせ)そこにいて。トゥ“ジェイ”ズ・ショー最終回にお越しいただき、ありがとうございます。私、ホストのスイッチブレイド・ジェイ・ホワイト、そしてコ・ホストのブラックスミス外道、そしてプロデューサーでありアシスタントである美しきミマ・シモダでお送りします。(※下田さんが緊張しているのを見て)リラックスしろよ。リラックス、リラックス」
 

 
ジェイ「俺の『ジェイ1 CLIMAX 2022』は終わった。フィニート。フィニッシュだ。だが、ここで終わったと思うか? まさか! そんなわけないだろう。本来の、俺の計画通りだったら、今この時点で試合が終わっているのではなく、まさに今、リングに上がっているはずだった。残念ながら、いい思いをしたのはタマ・トンガだったみたいだな」
 

 
ジェイ「タマ、俺にシングルで勝って、さぞいい気分だろう。だが、オマエの人生最良の日は一瞬で終わるぞ。覚えておいた方がいい。俺はオマエからの御礼の言葉を待ってるんだけどな。オマエ、まだ俺に『ありがとう』って言ってないよな? 次、もしこのベルトにチャレンジしたいんだったら、運がよければ、来ればいいんじゃないか? だが、オマエはそこ止まりだ。IWGP世界ヘビー級のベルトを巻くことはないだろう。オマエは永遠に挑戦者止まりだ。俺こそがリビング・レジェンドで、俺以上のレスラーはこの世に存在しないんだからな! 1回勝ったぐらいで、オマエの方が上になったなんて思ってないだろうな? そんなことあるわけないよな?タマ、目を覚ませ。俺ともう1回試合がしたいなら頑張れよ。もう1回対戦することで目を覚まして、敗北を感じ、海に沈んでいくんだ。それでも戦うのか? だったら俺が、本物の男には何ができるのかを、オマエを相手に見せてやるよ」
 

 
ジェイ「全てが揃っているのなら、家に帰ってひざまずき、オマエの大切な空に向かって祈るがいい。しかし、オマエが頂点に立つ瞬間は、永遠に来ないぞ。(※オスプレイの入場曲が聞こえてきて)あの曲が聞こえるか? UNITED EMPIREのリーダー、コモンウェルス・キングピンが入場してくるぞ。それを俺は、座って大人しく見てろというのか? そんなことするわけねぇだろ! そして今、このベルトを俺が持っているということが、どういうことか分かるか? オマエは俺に勝たなくてはいけないということだ。その機会を得るために『G1 CLIMAX 2022』で優勝するがいい。俺は待ってるぞ。だって、オマエが欲しいものは俺が持ってるもんな」
 

 
ジェイ「(※口調を変えて)さて、エンディングの時間でございます。ここまでご覧いただき、ありがとうございました。次回は、俺がTOO SWEETのポーズを作ったら、みんな一緒にやってくれよ。ホストはスイッチブレイド・ジェイ・ホワイト、コ・ホストのブラックスミス外道、プロデューサーでアシスタントのミマ・シモダでお送りしました」
 

 
石森「で、何? アレで『挑戦させろ』? 認めろってこと? なぁ? イヤイヤイヤイヤ! ちょっと待てよ。前、タッグマッチで俺、KUSHIDAに勝ってんだよ。これで1勝1敗、五分だからな」
 

 
石森「言っただろ? 俺が、長ーい時間をかけて査定するって。だいたいよぉ、勝ち負けで決めるなら、前回でオマエ、査定終了してるんだからな。だからよ、まだ、まだ、まだ、査定は続くぞ!」

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