Circuit2008 NEW JAPAN BRAVE
- 日時
- 2008年4月27日(日) 15:30開場 16:00開始
- 会場
- 大阪・大阪府立体育会館
- 観衆
- 6000
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第6試合 60分1本勝負
IWGP Jr.ヘビー級選手権試合- (王者)
- (挑戦者)
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井上 亘
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“フォーリン・エンジェル”クリストファー・ダニエルズ
※井上が3度目の防衛に成功レフェリー|タイガー服部
MATCH REPORT
井上はグラウンドでの攻防でダニエルズの腕に狙いを定める。ダニエルズは両腕で対角コーナーを掴んで突進してくる井上をヘッドシザーズホイップで投げようとするも、井上はこれを潰してダニエルズをフェースバスターのような形で叩きつける。
ダニエルズは井上のスキを突いて場外に落とし、プランチャを放つ。だが、井上はかわしてスライディングキック。花道へと後退したダニエルズにチョップ連打、リバーススープレックス。
ここからさらに腕を集中砲火していく井上だったが、ダニエルズもカウンターのキチンシンクで反撃開始。串刺しショルダータックル、ヘッドバット、ボディブロー、串刺しジャンピングニーパット。
井 上は持ち上げにきたダニエルズを回転エビ固めで切り返す。だが、ダニエルズも突進してきた井上をキャッチし、コンプリートショット。そして、変型スリー パーホールドを挟み、コーナーに乗せた井上に下から掌底。そしてアイコノクラズムを狙うも、井上はこれを阻止し、場外に転落したダニエルズへ決死のダイ ブ。だが、ダニエルズはイスを盾にして、これをブロック。
ダニエルズは場外でうずくまる井上をリングに入れると、ジャンピングエルボーアタック、 張り手、パンチのラッシュ。だが、井上もダニエルズのラリアットにネックブリーカードロップを合わせて、両者ダウン。そして井上は風車式バックブリーカー から、チョップ連打でダニエルズを何度もダウンさせ、串刺しジャンピングエルボーアタック、ミサイルキック。
その後、場外でのイスの奪い合いを挟み、ダニエルズは先にリングイン。そして、突進してきた井上をかわして、タイガー服部レフェリーに衝突させる。レフェリー不在をいい事に、ダニエルズは場外で井上をイスでメッタ打ち。
リングに戻ると、井上はダニエルズの腕に絡み付いて変型トライアングルランサー。だが、服部レフェリーはダウンしたままで、ダニエルズはタップするも、井上の勝ちとならず。
命 拾いしたダニエルズは変型ジャンピングパワーボムからベストムーンサルトエバー。井上は間一髪のところでかわし、スタガリンブローの体勢に入る。だが、こ れはダニエルズが逆にスタガリンブローで井上を叩きつけ、セカンドロープを利用したムーンサルトプレス。しかし、井上は両膝でこれをブロックし、ダブル アーム式のフェースバスター。さらにスピアーを突き刺し、コーナー上での攻防へ。ダニエルズはエンジェルズ・ウイングスを狙うが、井上は耐え、そのままリ ング下に転落。ダニエルズは井上に飛びついて回転エビ固めを決めるも、井上はキックアウト。そして、スピアーからオラシオンフレイムを爆発させて、ダニエ ルズをピンフォール。井上が3度目の防衛に成功した。
COMMENT
ダニエ ルズ「(今年の)1月(4日)にトーキョードームでイノウエに負けた。リョーゴクでは、私がイノウエからスリーカウントを奪った。今夜、イノウエは私に 勝った事で、強いチャンピオンへ戻ることに成功した。私はイノウエがグッドチャンピオンだと言わなければならない。なぜなら、フェアな闘いで、私に勝利し たから。おめでとう、イノウエ」