Circuit2008 NEW JAPAN BRAVE
- 日時
- 2008年4月27日(日) 15:30開場 16:00開始
- 会場
- 大阪・大阪府立体育会館
- 観衆
- 6000
第5試合終了後、左膝の負傷でシリーズを欠場している棚橋弘至が登場。「HIGH ENERGY」が流れる中、大歓声に迎え入れられてリングイン。マイクで大阪のファンへ向けて挨拶した。
棚 橋「棚橋弘至です。本当ならばコスチュームを着て、このリングに上がって、カッコいい俺を見て欲しかったです。ただ、膝の大事な靭帯が切れてしまいまし た。スゲェ残念です。復帰までには、もう少し時間がかかります。ただ、約束します。俺はもっと自分を磨いて、筋肉をデカくし、そしてさらにカッコ良くなっ て帰ってきます。だから、みんな待っててください!」
最後は、会場のファンに向け「大阪の皆さん、愛してまーす!」と叫び、得意の決めポーズを披露。歓声が鳴り止まぬ中、リングを降りて引き上げて行った。
コメント
棚橋「大阪の皆さん、素敵ですね。こんな俺のために声援を送ってもらって。本当、リングに出て行って、胸が詰 まりましたね。まだ安静にするようにと、医師には言われていますね。怪我の状態が(左膝)前十字靭帯断裂、(外側)半月板断裂。怪我の見本市みたいになっ ているので。復帰したい気持ちはスゲェありますけど、まずは痛みが引くまで我慢して、そこからリハビリをしていくしかないですね。(『治療方法は?』)分 かんないっす。でも、無理はしますよ。ファイトスタイルにしても、棚橋弘至っていうレスラーはきっと選手生命が短いと思う。その短い中でいかに輝くか。そ れを考えていますね。ただ、(復帰して)パフォーマンス、最高の能力を出せないんだったら、出ない方がいいんで。昨日、世界の盗塁王、福本(豊)さんから 『何事も辛抱』という、僕の心に響く言葉を頂いたので。辛抱して、それまでは自分は自分磨き。筋肉をデカくして、さらにかっこよくなってリングに帰ろうか なと考えています。中邑もいるしね、他に実力を持っている選手がいっぱいいるし、逆に俺がいない間に太陽になる選手がいるかもしれないし。その辺は競争だ から。1日も早く治す。それだけを考えている。待っていて下さい。じらしますから。(メインの中邑vs武藤について)中邑に対してこの間(3/30後楽 園)言った事、『つえぇな』。それは本音だし、武藤敬司と引き分けて、『武藤敬司、スゲェな』。だから、どっちも認めているし、新日本の未来も懸かってい るし、読めねぇっすね。まぁ俺がいないリングはあまり興味がないんで、早く戻る事を考えます。(コメントブースを去る前に)帰りに花道で6歳の男の子に手 紙をもらいました。(手紙を広げて)棚橋選手、試合頑張って。僕も大きくなったら棚橋さんみたいに強い人になりたいです。(手紙を読み終え、満足げな表情 を浮かべて)頑張ります」