Circuit2008 NEW JAPAN BRAVE

日時: 2008年4月25日(金) 18:00開場　18:30開始
会場: 福岡・博多スターレーン
観衆: 1170

第6試合 30分1本勝負
NJPW VS ZERO1 Do or die III

裕次郎
浪口修（フリー）

中西学
大森隆男

境界線

13分24秒　インカレスラム→体固め

レフェリー｜田山正雄

MATCH REPORT

前夜の4/24博多大会に引き続き、マッチメークされたZERO1-MAXとの対抗戦。前日に田中に沈められ悔しい思いをした裕次郎は、そのうっ憤を大森＆浪口にぶつけられるか？

ゴングを待たずして、攻防を始めた両チーム。浪口をコーナーへ追いやった裕次郎は、中西とやり合う大森をジャーマンスープレックスホイップで投げ飛ばす。
これで大森をフェードアウトさせると、中西と裕次郎は浪口をターゲットに。中西は起き上がりこぼしチョップ、ジャイアントスイングを繰り出し、浪口が低空ドロップキックで反撃してくると、すぐにショルダータックルで突き飛ばす。
中西のパワーに押されまくる浪口だったが、串刺しラリアットを避け、ランニングエルボー2連発から、ジャンピングエルボーで中西をダウンさせ、大森の元へ。タッチを受けた大森は、ショルダータックル＆チョップ合戦を経て、中西にかち上げエルボー。すると、中西はスピアーで応戦し、裕次郎にタッチする。
大森は、リングインした裕次郎に串刺しフロントハイキック。そして、場外へ追いやると、エプロンに控えていた浪口が裕次郎を攻撃する。その後、大森とスイッチした浪口は、裕次郎をボディスラムで投げ、逆エビ固めへ。しかし、中西の逆水平チョップ連打で簡単にカットされる。
その後、裕次郎は大森にカウンターの水車落とし。これで中西とタッチする。中西は、大森にショルダータックルを浴びせ、エプロンに控えていた浪口を場外へ軽々落とす。そして、「ホー！」の雄叫び＆野人ダンスから大森をラリアットで倒し、カバーへ。これがカウント2に終わると、パワーボムの体勢に持ち込む。踏ん張った大森はアックスギロチンドライバーで切り返そうとするが、それを阻止した中西は豪快なパワーボムで大森をマットに叩きつける。
そして中西は、コーナーへ大森をハンマースルーして突っ込んでいく。だが、大森はカウンターのアックスボンバーで応戦し、浪口とスイッチ。浪口は、大森のダイビングニードロップから、ダイビングヘッドバットをお見舞いして中西をカバーする。
カウント2で肩を上げた中西は、カウンターの一本足ハンマーで浪口を軽々倒すと、裕次郎にスイッチ。丸め込み技で迫ってくる浪口に対し、裕次郎は、パワースラムなどのパワー殺法で対抗。すると浪口は、アバランシュホールドを切り返し、張り手連打から回転十字固めでフォールを迫る。だが、裕次郎は強烈なラリアットで形成逆転し、インカレスラムで一気に浪口を仕留めた。

COMMENT

裕次郎「今日のことは何も無し。俺は昨日、田中に獲られたからよ。5月10日大阪（ZERO1-MAX大阪大会）へ田中を殺しにいく。以上だ」
中西「ZERO1、1人残らずブッ殺してやるよ。そして、(この)後の試合で金本浩二が必ずリベンジするからよ。見とけよ」

浪口「アァー、クソー！」
大森「オイ、中西だろうが裕次郎だろうが関係ねぇよ。今日の新日本を応援しているセコンドの奴ら、見たか？アイツら応援も中途半端なんだよ。お前ら試合に勝ったって、試合も中途半端だし、お前らのファンも中途半端だろ、応援の仕方が! 俺らはアウェーに来てやってんだよ。そこで1勝2勝したくらいでガタガタ騒ぐんじゃねよ、この野郎」
浪口「絶対に負けねぇ、絶対負けねぇ」
大森「絶対勝つぞ！」
浪口「オウ、新日本がなんぼのもんじゃ！」