試合後、棚橋は場内の手拍子に応え、マイクを握る。
■棚橋のマイクアピール
「『G1 CLIMAX』が夏に! そして名古屋に帰ってきたぞ~!(場内拍手)。俺が、この『G1』をいつも以上に、大切に思ってるから。それはなぜか、話します(場内拍手)。
みんな、出てる選手は等しく優勝を目指してると思います。けど! 優勝したその先に、厳しい状況が続いてますが、優勝したその先に! プロレスファンのみなさんに、新日本プロレスのファンのみなさんに、光を見せられるのは、俺しかいねえだろ~!!(場内拍手)。
その拍手はまだ、ほかにもいるって感じだな(場内笑)。もう一回いくよ、俺しかいねえんだ!!(場内大拍手)。はい、はい、たいへんみなさんの拍手で僕の心が満たされました、ありがとうございました!(場内拍手)」
ここで棚橋が退場しようとすると、場内は大きな手拍子。すると、棚橋はセコンドの中島佑斗からエアギターを受け取る。そして棚橋は「新日本プロレス、盛り上がっていこうぜ~!」とエアギターを披露。
棚橋が「ありがとう!」とエアギターを放り投げると、場内はさらに拍手。すると棚橋は観客からエアギターを受け取り、アンコールに応える。だが、ジャンプの際に膝を痛めたのか、大の字に。
しかし、場内の拍手で立ち上がり、「ラスト~!」と叫び最後のエアギター。そして棚橋は再びマイクを握る。
■棚橋のマイクアピール
「試合後に三回もエアギターやって……、大丈夫。俺は生まれてから疲れたことがないから(場内拍手)。だから、だから、新日本プロレス、引っ張っていきます(場内拍手)。『G1 CLIMAX』、ちょっくら優勝してきます!(場内拍手)。名古屋のみなさ~ん! 愛してま~す!!」
そして棚橋はファンの拍手に応え、堂々と花道を引き上げた。