※第5試合の写真はのちほど掲載
第5試合はIWGPタッグ王者のFTR(ダックス・ハーウッド&キャッシュ・ウィーラー)とアレックス・ゼインがトリオを組み、UNITED EMPIREのオージーオープン(カイル・フレッチャー&マーク・デイビス)&TJPと対決。FTRは6.26『FORBIDDEN DOOR』でROH世界タッグ&IWGPタッグを懸けた3WAYマッチで、ジェフ・コブ&グレート-O-カーン、バレッタ&ロッキー・ロメロ組に勝利。逆襲を狙うUNITED EMPIREは、ここで一矢報いることはできるのか?
TJPはIWGPジュニアタッグを携え花道を進む。ハーウッドはIWGPタッグを腰に巻いて入場。
先発はゼインとTJP。TJPはグラウンドに持ち込むが、ゼインはバックを取り、TJPをコントロール。続いて軽快なリストの取り合いから、TJPはコークスクリューヘッドシザーズ。
負けじとゼインがヘッドシザーズで捕らえると、TJPは三点倒立から脱出。そしてドロップキックの相打ちから、両者はハンドスプリングで同時に立ち上がり、場内は拍手が巻き起こる。ゼインは握手を求めるが、TJPは応えると見せかかてサミング。
すると、ゼインはロープワークの攻防から、その場飛びのコークスクリューセントーンをお見舞い。スイッチしたフレッチャーに対し、ゼインはローリングギロチン。そしてハーウッドと交代。
フレッチャーはハーウッドをロックアップでコーナーに押し込むと、離れ際に逆水平チョップ。さらにボディブロー、ストンピング、逆水平チョップとたたみかける。だが、ハーウッドは強烈な逆水平チョップで反撃。
そしてハーウッドはフライングメイヤーからフレッチャーの背中に逆水平チョップ。続いてスリーパーで捕らえるが、フレッチャーは切り抜けてヘッドロック。
ハーウッドはハンマースルーを仕掛けるも、フレッチャーはショルダータックル。だが、ハーウッドはジャンピングキックで反撃。しかし、ハーウッドはテーピングが施された左肩を押さえて苦悶の表情。
フレッチャーが近づくと、ハーウッドは首固め。これを返したフレッチャーは、ハーウッドでエルボーでなぎ倒し。さらにコーナーを背負わせて逆水平チョップ。
ハーウッドも逆水平チョップで反撃するも、フレッチャーがロープに飛ばすと、デイビスがキックをお見舞い。すかさずフレッチャーは馬乗りパンチを乱打。
スイッチしたデイビスはハーウッドにエルボーを乱打。だが、今度はエプロンからウィーラーがデイビスにキック。すかさずハーウッドがラリアットでデイビスをなぎ倒す。
続いてFTRはデイビスにダブルのパンチ。デイビスはウィーラーにボディスラムで反撃しようとするが、切り抜けたウィーラーはパンチを連発。しかし、デイビスは強烈な逆水平チョップでウィーラーからダウンを奪う。
だが、ウィーラーも追走式のショルダータックルで反撃。そしてショートレンジラリアットを決め、串刺し攻撃を狙う。
これをデイビスはショルダースルーでエプロンに追いやる。だが、ウィーラーは襲いかかるUNITED EMPIREに交互にエルボー。
しかし、デイビスはラリアットでウィーラーを場外に投棄。そしてフレッチャーがウィーラーをバックドロップの体勢で、エプロンに打ち付ける。ここから両軍は激しい場外戦に突入。
戦場がリングに戻るとデイビスはウィーラーをカバー。ウィーラーが返すと、デイビスは顔面かきむしり。そしてオージーオープンはダブル攻撃を狙うも、ハーウッドがイスを投げ入れる。
そのイスをフレッチャーは場外に投げ捨て、オージーオープンがウィーラーに連携攻撃。デイビスがセントーンを決め、フレッチャーがカバーするも、これはハーウッドがカット。
するとフレッチャーはコブラツイストでウィーラーを捕獲。続いてボディスラムで叩きつけてカバー。これはカウント2。
次はフレッチャーがウィーラーをボディスラムで叩きつけ、TJPがセントーン・アトミコをお見舞い。そしてTJPはコブラツイストを決める。
ウィーラーがアームホイップで切り返すと、ここからパンチの応酬に。TJPはローリングソバットでウィーラーを自軍コーナーに吹っ飛ばし、顔面ウォッシュを食らわす。
劣勢のウィーラーだったが、TJPに強烈なラリアット。スイッチしたデイビスはハーウッドにセントーン。だが、ハーウッドは両膝を突き立ててディフェンス。
続いてハーウッドはフレッチャーにショルダースルー。スイッチしたハーウッドはフレッチャーにパンチを乱打。さらに逆水平チョップを見舞うが、デイビスがカット。
するとハーウッドはデイビスをラリアットの連発で
なぎ倒し、さらにTJPにジャーマン。ゼインもカットに入ったフレッチャーに対しジャーマンをお見舞い。さらにウィーラーもデイビスを捕らえ、3人同時にジャーマンを炸裂する。
そしてハーウッドはフレッチャーにブレーンバスターを決めてカバーするが、これはカウント2。ならばとFTRはフレッチャーに連携のフェイスバスター。すかさずゼインがシナモンツイストを決めるが、これはTJPがカット。
するとUNITED EMPIREはゼインにトレイン攻撃。そして、オージーオープンが連携のシットダウン式パワーボムを決めるが、ゼインは必死にカウント2でキックアウト。
ならばとオージーオープンはゼインをコーナー最上段に設置し、雪崩式のコリアリスを狙う。これを切り抜けたゼインは、TJPを踏み台に二人まとめてドラゴン・ラナ。
ここからFTRは分断作戦に。ゼインはフレッチャーにハイアングルのパワーボムを決めるも、これはカウント2。
続くスピニングネックブリーカーはフレッチャーが切り抜け、まずはハーウッドにトラースキック。スキをついてゼインはフレッチャーに横入り式エビ固め。だが、デイビスがカットし、FTRはゼインにコリアリスを炸裂。フレッチャーが押さえ込むと、ゼインは返すことができず、UNITED EMPIREに凱歌が上がった。
試合後、UNITED EMPIREは勝ち名乗り。そしてフレッチャーはマイクを握ると、FTRを挑発した。