※第2試合の写真はのちほど掲載
第2試合ではMLWナショナル無差別級王者のデイビー・リチャーズが、かつて共にIWGPジュニアタッグを二度戴冠した“ノー・リモーズ・コープス”のパートナーであるロッキー・ロメロを、ベルトを懸けて迎撃。当初、リチャーズにはクラーク・コナーズが挑戦予定だったが、背中の負傷のため欠場。急遽、元パートナー同士による注目の王座戦が実現することに。
リチャーズはベルトを巻いて入場。
開始のゴング、リチャーズが手を差し伸べると、ロッキーは警戒しながらチョコンと触れる。
続いてロックアップで組み合い、リチャーズがロープに押し込んで打撃を狙うも、ロッキーはかわしてローキック。リチャーズは一旦、場外にエスケープ。
リチャーズがリングに戻ると、両者は手四つで力比べ。そしてリチャーズはリストロックを決めるが、ロッキーは切り返す。
リチャーズもキックではねのけ、今度は打撃戦に突入。エルボー、ローキックを打ち合う。
リチャーズは低空タックルから左足を捕らえる。だが、ロッキーはうまく切り返し腕ひしぎ逆十字の体勢に。これをリチャーズがマフラーホールドで切り返すと、ロッキーはロープブレイク。
ロッキーは突進してきたリチャーズをトップロープ越しに場外に落とし、エプロンからニーアタック。さらに強烈な逆水平チョップを決める。
ロッキーはリチャーズをリングに投げ入れる。だが、リチャーズはスキをついてロッキーの足を刈ると、変形の4の字固めからレッグブリーカーのように足を痛めつける。
さらにリチャーズはバックエルボー、バックドロップを決め、逆片エビ固めの体勢に。これはロッキーがロープに手をかける。
ロッキーは左足を押さえつつツバを吐きかける。するとリチャーズは強烈なサッカーボールキック。そして重いミドルキックを炸裂。
ロッキーは気合いと共に立ち上がると、エルボー&逆水平チョップ。さらにティヘラを決め、フォーエバーラリアットを敢行。
しかし、リチャーズも串刺しエルボーで反撃し、キックを乱打。そしてロープに走るも、ロッキーはラリアットでなぎ倒す。
ロッキーはスライスロッキーを狙うが、リチャーズは回避。だが、ロッキーは飛びつきのトルネードDDTをお見舞い。
リチャーズがエプロンに逃れると、ロッキーはキック。リチャーズはその蹴り足をロープ越しに捕らえる。だが、ロッキーは逃れ、ブレーンバスターの体勢に。リチャーズがこらえると、ロッキーはリチャーズの腕にオーバーヘッドキック。さらにスワンダイブのミサイルキックをヒット。
勢いに乗るロッキーはミドルキックからソバット。さらに串刺し攻撃を狙うも、切り抜けたリチャーズは、今度こそロープ越しの変形ドラゴンスクリュー。
そしてリチャーズはコーナー最上段に上り、雄叫びを上げてからダイビングフットスタンプ。
これはロッキーが回避し、ロープに走るが、リチャーズはカウンターのハイキック。ロッキーもスピンキックで反撃し、ジャンピングニーから一気にスライスロッキーを炸裂。しかし、カバーはリチャーズがカウント2ではね返す。
すかさずロッキーは腕ひしぎ逆十字で捕獲。だが、リチャーズは回避し、アンクルホールドで捕らえる、ロッキーはキックではね退けるも、リチャーズはサッカーボールキック。そして垂直落下式ブレーンバスターで突き刺してカバー。ロッキーがカウント2ではね返すと、リチャーズはすばやくアンクルホールドで捕獲する。
ロッキーは前方回転エビ固めで返すが、それをリチャーズはさらに丸め込みで返し、技アリの3カウントを奪取した。
試合後、ロッキーはマットを叩いて悔しがる。そして勝ち名乗りを受けたリチャーズの胸を突き飛ばす。リチャーズも臨戦態勢の構えを見せ、ここから番外戦が始まると思いきや、両者は抱擁。ロッキーはリチャーズを称えてからリングをあとに。リチャーズはベルトを突き上げて勝ち誇った。