HOUSE of TORTUREがウルフパックサインを合わせようとしたところで仕掛けたのはヤングライオンコンビ。そのまま中島とSHOはリング下へ。リング上は裕二郎vs大岩に。ショルダータックルで裕二郎と吹っ飛ばすと、ボディースラムから早くもカバー。カウント2で消した裕二郎は、トップロープ越しにリング下に転落させると、待ち構えていたSHOが場外フェンスに飛ばしてリング内に押し上げる。
リング上で待っていた裕二郎はゆっくりしたペースからストンピング、エルボー、逆水平、カウンターのフロントハイキックを叩き込んでいく。タッチを受けたSHOは大岩の顔面をかきむしり、2度、3度と執拗にカバーしていくが大岩はいずれもカウント2で返していった。
スタンドでエルボーを打ち込んでいった大岩は、SHOがブレーンバスターを仕掛けてたところで首固めで丸め込みもカウント2。それでもカウンターのドロップキックを叩き込んで中島にタッチした。
勢いよく飛び込んできた中島は、コーナーに控える裕二郎にエルボーを見舞うと、ローキックからエルボーを連発してSHOをコーナーに追い込む。さらに串刺しランニング・フォアアーム、腰投げからカバーするもカウント2。続いて狙った逆エビは阻止されたがものの、ランニング・フォアアームから逆エビを決めた。
ここでカットに入ってきた裕二郎に対し、大岩もリングに飛び込んでアラバマスラムから逆エビの競演。ロープブレイクに持ち込まれると、SHOに2人がかりの攻撃。中島の串刺しジャンピング・フォアアーム、大岩の串刺しドロップキック、中島のボディースラムと連続攻撃。そしてカバーしたもののカウント2でSHOは返した。
ミドルキックを叩き込んでいった中島。3発目をキャッチされたもののエルボーを叩き込んでロープに走る。しかし待っていたのはジャンピング・ニーアタック。すかさずSHOはアバランシュホールドで叩きつけていった。カウント2で返されると、SHOはグラウンドに引き込んでのスネークバイト(フットチョーク)。これには中島もタップアウトするしかなかった。
新日本プロレスSTRONG SPIRITS Presents G1 CLIMAX 32
- 日時
- 2022年7月26日(火) 17:30開場 18:30開始
- 会場
- 東京・後楽園ホール
- 放送
- 観衆
- 1,312人(満員)
-
第1試合 20分1本勝負
レフェリー|坂本祐哉
MATCH REPORT
COMMENT
※裕二郎、SHOはノーコメント
大岩「藤田が欠場で、今日試合元々なかったけど、こうやって組まれてチャンスを掴んだと思ったのにクソッ! あの2人、BULLET CLUBのあの2人、絶対許さん! 次やる時は俺がボッコボコにして、3カウントを獲ってみせます! ありがとうございました」
中島「(コメントスペースに現れると片ヒザを着いて)SHO、コラ! てめえ、俺のヒジぶっ壊したデビュー戦で解説やってたな、お前。クソッ! ムカつくんだよ、この野郎! 明日は大垣の先輩、中学の先輩と組んでよ、俺がSHO、てめえをぶっ飛ばしてやっからよ!」