8.5松山で予定されているタイチvsチェーズ・オーエンズの前哨戦を兼ねた6人タッグマッチ。
7.20仙台での公式戦初戦でリングアウト負けを喫したアーチャーがファレを意識、いきなり仕掛けていった。そのまま試合開始のゴングが鳴らされ、戦場をリング下に移して殴り合う。カウント18でリングに生還。そしてタイチvsオーエンズの展開に。オーエンズは四股を踏んでタイチを挑発。タイチは胸を貸す形で2度にわたってオーエンズのぶつかりを受け止め投げ飛ばす。タイチが蹴り、オーエンズがエルボーを打ち合う。ソバットを決めたタイチに対し、オーエンズはエルボーのコンビネーションを返していき、タイチの腕をつかんでのサイドキックを浴びながらもラリアットを返していった。
タッチを受けた裕二郎はロープに走ってのフロントキックを浴びながらも、ノド輪で自軍コーナーに押し込んだタイチはTAKAにタッチ。しかしTAKAはストンピング、首絞めをした程度ですぐにアーチャーにタッチした。ファレを意識するアーチャーは、ファレを牽制しながらコーナーに座り込んだ裕二郎を踏み見つけていく。替わったTAKAは裕二郎のエルボーを浴びながらも目つぶしを返し、走り込んでの二段蹴りからスーパーキック。
裕二郎をとらえた鈴木軍だったが、アーチャーの串刺し攻撃をTAKAに同士打ちさせる。一瞬動きが止まったアーチャーにファレがコーナースプラッシュを放つ。アーチャーは間一髪でかわしたが、そこにはまだTAKAがいて餌食になってしまった。続いて裕二郎のピンプジュースを浴びてマットに沈んだ。
新日本プロレスSTRONG SPIRITS Presents G1 CLIMAX 32
- 日時
- 2022年7月23日(土) 17:00開場 18:30開始
- 会場
- 東京・大田区総合体育館
- 放送
- 観衆
- 1,919人
-
第3試合 20分1本勝負
レフェリー|佐藤健太
MATCH REPORT
COMMENT
チェーズ「(ファレと裕二郎と一緒に現われて)ファレ、最高の気分だな。俺とお前とこの男、ユージローとで勝ちを掴んだぜ。ユージロー、元気だったか? 一つ質問してもいいか? ピーターはどこだ? 俺たちがお前とタッグを組もうと思った唯一の理由が彼女なのに、いないっておかしいじゃないか」
裕二郎「(英語で)ああ、次ね、次(笑)」
チェーズ「昔みたいにいい感じになってきているんじゃないか? 次も楽しみだな」
ファレ「ジェフと明日、ツナミサーフィンで波に乗るのが楽しみだな。待ちきれないよ」
裕二郎「(ファレとチェーズが先に立ち去ると、一人残って)オイ、ELP、エル・ファンタズモ、この間のプレス・カンファレンスでもよ、俺の洋服を褒めてくれてありがとう。おかげでよ、あの服も二度と着られなくなっちまった。だからよ、明日、もしこの俺に勝つことが出来たら、あの服をお前にやるよ」
ランス「この試合なんてどうでもいい。なんなら、タッグの試合は全部負けたっていい。俺が今、集中しているのは『G1』なんだからな」
ランス「コーラクエンホールで、俺のストロングスタイル、そしてお前(7.26後楽園大会で公式戦を戦うトム・ローラー)が経験したことのないサブミッションや技をお披露目してやるぜ。26日のコーラクエンホール、お前の初めての『G1』、楽しみにしてろよ」
タイチ「(マイクを持って現われて)おめえ(8.5松山大会で公式戦を戦うチェーズ・オーエンズ)みたいに相撲も何も知らねえ奴が調子乗るなよ。新弟子にもなれねえ奴がよ、俺の胸を借りるなんて100万年早えんだよ。さなやんの次はお前なんだ。黙っとけよ。(マイクを見せながら)この間、これ壊してくれたな? 応急処置でなんとかなったけどよ、俺の大事なマイク、肩書きのマイク、へし折ってくれたな? 途中でこのマイクが折れることはないんだよ。マイクは途中で折れることはない。折れることはないんだよ。俺の心と一緒でな。ナメんなよ、この野郎。黙っとけ」
タイチ「sanaやんの次はお前だ。sanaやん、楽しみにしてるよ、明日。鍛えたか、胸筋? 大田区、大田区総合体育館で、あれが行なわれた大田区総合体育館で、sanaやん、俺らなりの明るく? いや、楽しく? 激しく? いや、明るく楽しく激しいプロレスをやろうじゃねえか。楽しみにしてるぞ」
※TAKAはノーコメント