8.2浜松で組まれている後藤洋央紀vsKENTA、7.26後楽園組まれているデビッド・フィンレーvsジュース・ロビンソン、8.10広島でのフィンレーvsエル・ファンタズモの公式戦前哨戦を兼ねた6人タッグマッチ。
ジュースは入場してくるや、阿部誠リングアナのマイクを奪い取り、自身がUSヘビー級チャンピオンであることをアピール。
選手コールが終了したところで、CHAOS&本隊側から攻撃を仕掛けて試合開始のゴング。リングに残ったのはフィンレーとジュース。ロープワークを駆使した速い動きからフライング・ヨーロピアンアッパーカットを決めたフィンレー。さらにジュースの反撃をカットして、カウンターのドロップキックを放っていった。ジュースはそのままリング下にエスケープ。ジュースはリングに戻ったところでKENTAにタッチ。フィンレーも後藤にタッチする。
赤コーナーサイドに置かれた邪羅蛇羅棒に興味を示すKENTAはリング下に。後藤がそれを追うとKENTAは素早くリング内に戻って、サードロープの下をくぐってリングインしたところに攻撃を仕掛けていく。タックルでKENTAを吹っ飛ばした後藤。串刺しでの攻撃を足を出されて食い止められたが、後藤は腰投げからエルボードロップを決めていく。一気に飛ばす後藤だが、ロープに走ったところをエプロンにいたジュースが足を出してカット。その後藤をつまえたKENTAは、ネックブリーカードロップを決める。そしてファンタズモにタッチ。
ファンタズモが後藤の首を絞め、タッチを受けたジュースは後藤の背中に爪を立てる。そして高く抱え上げてのブレーンバスター。KENTAはカウンターのエルボーバットからスリーパー。後藤はボディーにエルボーを叩き込んで逃れようとするが、KENTAはDDTを決める。それでも後藤はジュースとKENTAのクロスラインをかわしてKENTAにフォアアーム、ジュースにラリアットを叩き込む。さらにKENTAに牛殺しを決めて大岩にタッチした。
大岩は積極的にファンタズモにエルボードロップを叩き込み、串刺しドロップキックからショルダータックル。俵返しは回避されたが、ロープに走ったファンタズモにショルダースルーを決め、改めて俵返しで叩きつける。そして逆エビでギブアップを迫ったが、KENTAがカットに飛び込んできた。
そのKENTAを後藤がトップロープ越しにリング下に放り投げようとしたが、逆に落とされたのは後藤。しかしフィンレーがKENTAを場外に落とすと、ジュースがフィンレーをトップロープ越しに投げ落とす。なんとかエプロンに踏みとどまったフィンレーだったが、ジュースは右のパントを叩き込んで転落させた。
ロープに走ったジュースにカウンターのドロップキック決めた大岩だったが、振り向きざまにファンタズモのサドンデスを浴びてカウント3を聞いた。
試合後もジュースがリングサイドにいた中島を羽交い絞め。そこにファンタズモがサドンデスを浴びせると、KENTAが音頭を取ってウルフパックサインを合わせた。そして引き揚げていくフィンレーに対して、ジュースがUSヘビー級のベルトを手に挑発。一方でファンタズモはKENTAの自伝をアピールしながら引き揚げていった。