「G1 CLIMAX 32」Bブロック公式戦。
ゴング前からタマはダイビングボディアタック、ショルダースルーで仕掛けていくと、これにはたまらずチェーズも場外へエスケープ。
これに対し、セコンドの邪道が「リングに入れよ、コノヤロー!」と罵倒すると、チェーズは邪道にトラースキックをお見舞い。
これに怒ったタマはチェーズを追走するも、待ち受けていたチェーズはフロントハイキックから場外で鉄柵攻撃。
続けて、場外でネックブリーカーを決めると、解説の田口とToo Sweetポーズ。
タマは場外カウント17でなんとかリングに戻ると、チェーズはバックエルボーからダブルストレッジハンマーを的中させ、コーナーパッドを外していく。
チェーズは流れる連続技でタマを翻弄し、レフェリーの視覚を突きタマの顔面へ強烈なナックルパート。
さらに、チェーズはネックロック、フロントネックロックでスタミナを奪い、再びダブルストレッジハンマーを狙っていくが、これはタマがボディブローで迎撃。
ここで息を吹き返したタマは気合のこもったラリアットも振り抜くと、打撃の連打から串刺しボディアタック、ひねりを入れたバックドロップを連続攻撃。
だが、チェーズもローリングソバットから前方回転で飛びつきそのままタマの後頭部をコーナーパットに叩きつける荒技を決めると、串刺しエルボー、ショートレンジラリアット、変型ネックブリーカーで畳みかける。
それでもタマもは延髄斬りからSRCで応戦し、シュプリームフローを発射するが、これはチェーズが間一髪でかわし誤爆。
チェーズはいったん場外へエスケープし場外マットを剥がすと、タマを場外に引き込みブレーンバスターを狙っていく。
しかし、ここは邪道がコーナーマットを敷き直すと、これに気付いたチェーズは罵倒し、リング下から持ち出したパイプ椅子でタマへ攻撃。
だが、ここも邪道がパイプ椅子を奪いカットに入ると、タマが場外でチェーズをショルダースルーで投棄。
そして、すぐさまチェーズをリングも戻すと、シュプリームフローを決めるがカウント2。
ここでタマはコスチュームの上着を脱ぎ捨て気合を入れ直すと、とどめのガン・スタンの体勢へ。
しかし、チェーズはこれをかわしタマの後頭部へCトリガーを放つと、パッケージドライバーを狙っていくが、タマをこれに合わせてガン・スタンを発射。
だが、チェーズはこれをこらえると、丸め込みの連続攻撃から金具むき出しのコーナーへタマを激突させるが、タマもこれは許さず逆にシーソーでチェーズを金具むき出しのコーナーにブチ当てると、最後は必殺のガン・スタンで3カウントを奪い、公式戦初勝利を飾った。