新日本プロレスSTRONG SPIRITS Presents G1 CLIMAX 32

日時
2022年7月20日(水)   17:00開場 18:30開始
会場
宮城・ゼビオアリーナ仙台
放送
バナー
観衆
1,919人

第4試合 20分1本勝負

VS

境界線

レフェリー|佐藤健太

MATCH REPORT

 第4試合は棚橋弘至&石井智宏&藤田晃生vsジェイ・ホワイト&KENTA&ジュース・ロビンソン。8.14長野のCブロック公式戦(棚橋vsKENTA)、7.23大田のBブロック公式戦(石井vsジェイ)のダブル前哨戦となる。棚橋と石井のスイッチワーク、チームプレーも気になるところだ。

 リングインした石井と棚橋のあいだには距離が感じられる。ジュースは会社からの返還要求を拒否しているIWGP USヘビー、ジェイはIWGP世界ヘビーのベルトを携えて入場。ジュースはリングインすると、マイクで自分こそがIWGP USヘビー級王者だとアピール。続いて棚橋が筋肉ポーズを見せると、ジェイが対抗。そのジェイに石井が突っかかる。

 すると、ゴング前にBULLET CLUBは奇襲攻撃。石井を場外に追いやり、3人がかりで棚橋を蹂躙するが、藤田がカットに入り、3人にドロップキックを連発。
 だが、ジュースがボディスラムで藤田の動きを止め、続いてKENTAが背中にサッカーボールキック。そしてBULLET CLUBは3人がかりで藤田にストンピングを浴びせる。
 次はジェイが棚橋を自軍コーナーにハンマースルー。だが、棚橋はその勢いでKENTAとジュースにエルボー。さらに棚橋はジェイに対し、セカンドロープからフライングクロスボディ。
 ここで棚橋はロープに走るが、ジュースが妨害。棚橋はしのぐも、今度はKENTAが棚橋の髪をつかむ。そして、ジェイが棚橋を場外に追いやると、ジュースが首元を踏みつける。
 戦場がリングに戻ると、ジェイは棚橋の左足にキックを連発。スイッチしたジュースも左足にキックを見舞い、さらにサイドバックブリーカー。
 次はKENTAが棚橋にネックブリーカードロップからカバー。カバーを棚橋が返すと、KENTAは自軍コーナーに運んでショートレンジのショルダータックルを連発。ジェイとジュースも同じ攻撃を繰り出す。
 続いてジュースは棚橋をスリーパーで捕獲。そしてカニバサミで転倒させると、ジェイがエルボーを浴びせる。
 ジェイは棚橋の髪をつかんで引き倒し、相手コーナーの石井にエルボー。さらに棚橋を攻め込むが、ここで藤田がエプロンからジェイの髪をつかむ。しかし、ジェイははねのけ、棚橋にキックを繰り出す。だが、棚橋は蹴り足を捕らえてドラゴンスクリュー。すると、石井が手を伸ばし、棚橋とタッチ成立。
 ジェイは石井を自軍コーナーにハンマースルー、そして突進。だが、石井はかわしてジュースに誤爆させる。すかさずKENTAとジェイが襲いかかるも、石井は二度にわたりKENTAのフロントキックを誤爆させる。そして石井はKENTAにショルダータックル、ジェイにはブレーンバスターをお見舞い。
 ジェイもエルボーを繰り出すが、石井は仁王立ち。続いて技の読み合いから、ジェイはDDTで石井をマットに突き刺す。スイッチしたKENTAは石井の頭部にパンチを連発。しかし、石井は耐え抜き、スキをついて投げっぱなしジャーマンを炸裂。
 交代した藤田はKENTAにドロップキック。さらにフロントスープレックスを狙うが、KENTAはバックエルボーで回避。しかし、藤田はエルボーの連発から意地のフロントスープレックスを決める。
 カバーをKENTAが返すと、藤田は逆エビ固めで捕獲。だが、KENTAはロープに手をかけてエスケープ。ならばと藤田はボディスラムを狙うが、こらえたKENTAはDDT。そしてKENTAがお返しの逆エビ固めを決めると、藤田は必死にロープに逃れようとする。だが、KENTAはリング中央まで引きずり戻す。
 ここで間一髪、棚橋がカットイン。そしてジェイにスリングブレイド、KENTAにツイスト&シャウトをお見舞い。
 援護射撃を受けた藤田は雄叫びを上げ、KENTAにエルボーを連発。そしてロープに走るも、KENTAはカウンターのラリアット。カバーを藤田が必死に返すと、KENTAは逆エビ固めへ。しかし、藤田は丸め込みで返す。
 さらに藤田は逆さ押さえ込み、横入り式エビ固めを仕掛けるも、KENTAは切り返してGAME OVERで捕獲。藤田からギブアップ勝利を収めた。

COMMENT


 
ジュース「この前の大会では何が起きた? シンゴはショッパイって言ったが、その通りだっただろ? ジュース・ロビンソンに負けた日、アイツはその日が何曜日かすら言えなかった。アイツは俺にサッポロでボコボコにされて、自分がどこにいるかすらわからなくなったんだ! そう、ドラゴンの頭はまともに働いてなかったのさ。そして今、アイツは0ポイントだ。それに対して俺は2ポイント獲ってる!」
 

 
ジュース「俺の『G1』は、ここからさらに楽になる。次の相手は誰だ? デビッド・フィンレー? デビッド・フィンレーは俺が出会った中で一番の落ちこぼれだ。俺たちがタッグを組んでいた頃は、俺が慈善事業をしてるようなもんだった。アイツを良い選手にするなんて、ニワトリのフンをチキンサラダに変えるくらい不可能なことだ! デビッド・フィンレーが俺に勝つことなんて無理な話だ! アイツに勝ち目などない! あいつには『G1』は場違いなんだよ。教会で屁をこくくらいにな!」
 

 
ジェイ「(※自身で拍手をしてコメントスペースに入ってくる)イシイ、イシイ、イシイ、イシイ……(※石井に関して何か言おうとするのだが、言葉が浮かんでこない様子。長い深呼吸をして)レディース・アンド・ジェントルメン、ボーイズ・アンド・ガールズ、今夜も“ToJay SHOW”へようこそ! 司会の“SWITCHBLADE”ジェイ・ホワイトと“BLACKSMITH”ゲドーです。今夜のゲストは“ToJay SHOW”が始まって以来、私が最も出てほしかったあの人が来てくれています。ですが、その前に、イシイについて言わせてくれ……。イシイ、司会の“SWITCHBLADE”ジェイ・ホワイトがこう言ってるぞ。

『7.23、トーキョーで俺たちの物語(ライバル抗争は)新章を迎える』と。今章のラストはオマエがリングで大の字になって呼吸をするのも精いっぱいの状態で終わる。オマエにできることといえば、この俺と呼吸することだけだ」
 

 
ジェイ「イシイのほかにも、もう一人語りたいヤツがいる……。シンゴ・タカギ! “ToJay SHOW”の司会が気に食わないのか、シンゴ・タカギ? なぜだ? 俺はオマエに対して何も問題はないというのに。むしろ俺が(日本から)離れていた間のオマエの会社に対する頑張りには感謝してるくらいだ。お目が(今年の)1.4まではチャンピオンだったことも忘れていなかったぞ。忘れてはいないが、当時誰がチャンピオンだったかなんて関係なかった。大事なのは今現在のチャンピオンだ。それはオマエでなく、この俺だ。そして俺がチャンピオンでいる限り、お前がチャンピオンになることは2度とない!

シンゴ、オマエは俺のおかげでドラゴンの試合を見に来てくれるファンが増えるんだから、感謝してほしい。新たなファンがオマエのパンピングボンバー、MADE IN JAPAN、ラスト・オブ・ザ・ドラゴンを目にすることになるんだ。それなのに俺の功績を無視するなんて何たる無礼だ!? 何か俺が言ったことに対して怒ってるのか? そうならオマエも俺に対して怒ってるほかのヤツらと同類だ。真実を聞きたくないヤツの多いことだな、シンゴ! そんなに怒りが収まらないのなら、そのエネルギーをブロック優勝に活かしたらどうだ? うまくいけば準決勝で勝てるかもしれないぞ。だがオマエの運も優勝決定戦で最高の1人(ジェイ)と向かい合った瞬間に尽きる。そして俺は俺たちの勝敗記録を3-0に更新する! そして……言葉に気をつけないとな……

“SWITCHBLADE”がオマエに現実を思い知らせてやる! シンゴ、オマエはこのプロレス界の”キャタリスト”に感謝することになるんだ。それはそうと、レディース・アンド・ジェントルメン、“ToJay SHOW”に戻ります!

ドラムロール……! ドラムロール、プリーズ! 今夜のゲストはBULLET CLUBの“FANGS”! カメラマンの一人とは特によく知る仲だ。今夜のゲストは唯一無二のKENTA! (※ジェイと外道は拍手するがKENTAが現れない) KENTA!(※まだ現れない) 今夜のゲストはKENTA!(※やっとKENTAが現れる)“ToJay SHOW”へようこそ。KENTA、思う存分話してくれ」
 

KENTA「(※英語で)何で俺がここに来たか知ってる? 理由は……(※自伝を取り出して)コレ! (※ジェイと外道に)これは俺の本」
ジェイ「あれ(本の開きの向きが)反対だぞ? ああそうか、日本は逆なんだな。なるほど」
KENTA「(カメラに向けて)俺の本だ」
ジェイ「どこで買えるのか見てるみんなに教えてくれるか」
 

 
KENTA「残念ながら、日本国内でしか買えないんだ。海外では発売されない。でもAmazonや楽天で買える……(※そのやり取りを遠くで見ていたスタッフが吹き出す姿が目に入って日本語で)誰だ? 誰だ今、笑ったのは? (※再び英語で)今のところは……。(※日本語で)もう、すぐ買って、これ。宣伝しないって決めたけど、俺。このSHOW……」
ジェイ「オマエの大親友のカメラマンはどの男だ? この男か? どれだ?」
 

 
KENTA「(※カメラマンの1人を見て、3たび英語で)こいつじゃない。(※別のカメラマンを見て)こいつでもない。(※また別のカメラマンを見て)こいつも違う」
ジェイ「今日はいないのか?」
KENTA「いないようだ」
ジェイ「クソッ! すまなかった。次はちゃんと彼を用意しとくよ。“ToJay SHOW”はまだ始まったばかりで手探りの状態なんだ。でも次はもっとスムーズに進められるようにしとくから」
KENTA「そうしてくれよ」
ジェイ「必ずそうする。だけど次はもうやめてくれよ(※と言って試合中にKENTAが誤ってキックしたアゴを指差す)」
KENTA「あれは100%アクシデントだった」
ジェイ「わかってるよ。でももうやめてくれよ」
KENTA「信じてくれ」
 

 
ジェイ「オーケイ。信じるよ。(※Too Sweetを交わす)今日は来てれくてありがとう」
KENTA「俺が初ゲストだよな?」
ジェイ「チェーズ(オーエンズ)が先に来た。でも君が番組初のビッグゲストだ!」
KENTA「(※ガッカリした表情で)チェーズが1番目のゲストだったって?」
ジェイ「まぁ、君はザック・セイバーJr.戦で忙しかったから……(※KENTAが機嫌を悪くする様子を見て)アイム・ソーリー、この話題は(KENTAが負けたから)出さない方がよかったかな。まぁでも忙しそうだったからチェーズに出てもらった」
KENTA「それでチェーズの次が俺?」
ジェイ「あぁ、でも君の方がビッグスターだから!」
KENTA「(※機嫌を直し)オーケイ!」
ジェイ「チェーズは出す本もないし」
KENTA(※カメラに向かって)俺は本がある!」
ジェイ「でもチェーズは間違ってキックしたりしない……」
KENTA「(※ジェイを無視し)俺は本がある!」
ジェイ「そうだけど、彼はキックしたりしない……」
KENTA「さっきから何言ってるの?」
ジェイ「チェーズは俺にキックしたりしない……けど、いいよ、気にするな!君は番組初のビッグゲストだ!」
KENTA「だから、あれは事故だったって。わかった?」
ジェイ「オーケイ、オーケイ」
KENTA「以上?」
ジェイ「あぁ、ちょっと待ってくれ……ゲドーさん、何かある?」
※外道が肩をすくめて「ない」とのポーズ
ジェイ「じゃ、今夜もご覧いただきありがとうございました。司会の“SWITCHBLADE”ジェイ・ホワイトと”BLACKSMITH”ゲドーでした。ビッグゲストのKENTAに盛大な拍手を。彼の本は日本のAmazonやラクテンで買えます。日本国内のみですが。それでは次回のエピソードまで、“STILL MY ERA”で“BREATHING WITH THE SWITCHBLADE”」
ジェイ、外道、KENTA「(声をそろえて)“IT’S THE SWITCHBLADE ERA!”」
ジェイ「グレート。 TOO SWEETだ。次は必ずあのカメラマンを用意しとくよ」
※ジェイと外道が先に控室へ消える。
 

 
KENTA「(※1人残って手にした自伝をカメラに向けて)26日……言い忘れちゃった。今月の26日。6月の26(日)じゃないよ。8月26(日)じゃないよ。7月26(日)。オーケー? か、買えって言ってるわけじゃないから。興味があったら、読んだらいいじゃん。暇つぶしなるなら読めば? 買う必要とかないから、別に。ね?
ただ、そんなに時間が余ってんだったら、別にもういろいろやることがないなあっていうんだったらこれ持っていきゃいいし、別に。本屋に行けばあるかないか知らないけど、まぁ楽天とかAmazonとか別にそれでいいんだけど、楽天とかAmazonとか今すぐクリックしてくれてもいいし。別に買えとは言わないし。だけど俺はほんとにここの場で今回、会見の場では俺はンもう、本の宣伝はしたくないから。わかった?」
 
 

 
棚橋「『G1 CLIMAX』、黒星スタートにはなりましたけども、今年はA(ブロック) 、B(ブロック)、A(ブロック)、B(ブロック)の交互の公式戦ではなくて、A・B・C・D(各ブロック)がランダムに組まれるから。次の大田区まで、ちゃんと気持ちを切り替える時間がある。ね? 今日、後藤、内藤戦も、しっかり見させてもらう。このA・B・C・Dブロックに分かれたことをどうとらえるか。ここまで深く考えてる選手は俺しかいない。よし……」
 

 
石井「次(の公式戦は)、ジェイだな。あいつが日本に来ない間、アメリカで何度か同じ興行でいっしょになった。その時は1人で、介入もなく、反則もなく、いい試合連発してたよ。それが日本に来てなんなんだ? ああ? 外道使う必要あんのか? 反則使う必要あんのか? オイ、他人(ひと)を使うことでよ、自分で自分の首、絞めてることになるんだ。あぁ? チャンピオンならな、チャンピオンらしく、正々堂々と俺の前に立て」
 
※藤田はノーコメント

  • facebook
  • twitter

出場選手

EVENT CALENDAR

2024年4月
  •  大会日程
  •  各種イベント

イベントカレンダー

SHOP
闘魂SHOP
闘魂SHOPプラス
闘魂SHOP水道橋店
シンニチプレミアム
SOUL×NJPW×MID
しんにちコラボラボ
アスマート
MOVIE
NJPW WORLD
テレ朝CH_CS
サムライTV
ワープロリターンズ
COLLABORATION
ロリクラほーるど
SPONSOR
LAWSON ticket
MIC
SSLIVEくろうま
OTHER
CMLL
JAPAN WRESTLING FEDERATION
魚沼市観光協会
新日コレクション
新日本プロテイン

チュートリアルを閉じる

試合を観戦したい

下記よりこれから開催される予定の大会情報を確認できます。各大会のチケット情報ページに記載されているプレイガイドからチケットを購入することができます。
公式ファンクラブ『Team NJPW』に入会すると、チケットの先行予約ができる特典もあります。
『Team NJPW』についての詳しくはこちらから

スケジュール / チケット

試合結果をみたい

これまでに開催された試合の結果を確認できます。

試合結果へ

試合の動画を観たい

新日本プロレス公式動画サイトNJPW WORLD(有料)にて新日本プロレスの主要大会を完全配信しております。
また、新日本プロレス45年分のアーカイブから試合映像を観ることができます。

NJPW WOLRDへ

選手に会いたい

選手の握手会や撮影会などのイベントの情報はこちらより確認できます。

NEWS イベント情報へ

選手について知りたい

選手のプロフィールや必殺技、また選手ごとのSNS情報などを確認できます。
『Team NJPW』についての詳しくはこちらから

選手プロフィールへ

選手のテレビなどメディア出演情報を知りたい

選手のテレビなどメディア出演情報はこちらより確認できます。

NEWS メディア情報へ

新日本プロレスの歴史を知りたい

新日本プロレスの歴史、またIWGPチャンピオンなどの各タイトルの王座変遷を確認できます。

HISTORYへ

試合のチケットを買いたい

観戦したい大会のチケット情報ページに記載されているプレイガイドからチケットを購入することができます。
公式ファンクラブ『Team NJPW』に入会すると、チケットの先行予約ができる特典もあります。
『Team NJPW』についての詳しくはこちらから

スケジュール/チケットへ

オフィシャルグッズを購入したい

新日本プロレスオフィシャルグッズは闘魂SHOPより購入できます。

闘魂SHOP

ファンクラブに入会したい

Team NJPW(新日本プロレスリングオフィシャルファンクラブ)では新規会員を募集中!
Team NJPWの会員になると様々な特典がいっぱい!
詳しくは以下より確認できます。

ファンクラブページへ

スマホでもオフィシャルサイトを楽しみたい

スマホサイトであれば最新NEWSから大会情報・大会結果がいつでもどこででも見れます。
毎日更新、選手自身が執筆した日記もスマホサイトで購読できます。

スマホ紹介ページへ

新日本プロレス公式プロレスゲーム『プロレスやろうぜ!』

新日本プロレス公式、スマホで遊べるプロレスゲーム!
自分だけの選手を育てて、新日本プロレスのレスラーと対戦しよう!

『プロレスやろうぜ!』

トレーディングカードゲーム『キングオブプロレスリング』

新日本プロレスレスラーたちのカードを集めて、ネット対戦に挑め!!
パソコン、スマホで遊べる新感覚トレーディングカードゲーム!

『キングオブプロレスリング』

新日本プロレスの歴史を知りたい

新日本プロレスの歴史、またIWGPチャンピオンなどの各タイトルの王座変遷を確認できます。

HISTORYへ