第4試合は棚橋弘至&石井智宏&藤田晃生vsジェイ・ホワイト&KENTA&ジュース・ロビンソン。8.14長野のCブロック公式戦(棚橋vsKENTA)、7.23大田のBブロック公式戦(石井vsジェイ)のダブル前哨戦となる。棚橋と石井のスイッチワーク、チームプレーも気になるところだ。
リングインした石井と棚橋のあいだには距離が感じられる。ジュースは会社からの返還要求を拒否しているIWGP USヘビー、ジェイはIWGP世界ヘビーのベルトを携えて入場。ジュースはリングインすると、マイクで自分こそがIWGP USヘビー級王者だとアピール。続いて棚橋が筋肉ポーズを見せると、ジェイが対抗。そのジェイに石井が突っかかる。
すると、ゴング前にBULLET CLUBは奇襲攻撃。石井を場外に追いやり、3人がかりで棚橋を蹂躙するが、藤田がカットに入り、3人にドロップキックを連発。
だが、ジュースがボディスラムで藤田の動きを止め、続いてKENTAが背中にサッカーボールキック。そしてBULLET CLUBは3人がかりで藤田にストンピングを浴びせる。
次はジェイが棚橋を自軍コーナーにハンマースルー。だが、棚橋はその勢いでKENTAとジュースにエルボー。さらに棚橋はジェイに対し、セカンドロープからフライングクロスボディ。
ここで棚橋はロープに走るが、ジュースが妨害。棚橋はしのぐも、今度はKENTAが棚橋の髪をつかむ。そして、ジェイが棚橋を場外に追いやると、ジュースが首元を踏みつける。
戦場がリングに戻ると、ジェイは棚橋の左足にキックを連発。スイッチしたジュースも左足にキックを見舞い、さらにサイドバックブリーカー。
次はKENTAが棚橋にネックブリーカードロップからカバー。カバーを棚橋が返すと、KENTAは自軍コーナーに運んでショートレンジのショルダータックルを連発。ジェイとジュースも同じ攻撃を繰り出す。
続いてジュースは棚橋をスリーパーで捕獲。そしてカニバサミで転倒させると、ジェイがエルボーを浴びせる。
ジェイは棚橋の髪をつかんで引き倒し、相手コーナーの石井にエルボー。さらに棚橋を攻め込むが、ここで藤田がエプロンからジェイの髪をつかむ。しかし、ジェイははねのけ、棚橋にキックを繰り出す。だが、棚橋は蹴り足を捕らえてドラゴンスクリュー。すると、石井が手を伸ばし、棚橋とタッチ成立。
ジェイは石井を自軍コーナーにハンマースルー、そして突進。だが、石井はかわしてジュースに誤爆させる。すかさずKENTAとジェイが襲いかかるも、石井は二度にわたりKENTAのフロントキックを誤爆させる。そして石井はKENTAにショルダータックル、ジェイにはブレーンバスターをお見舞い。
ジェイもエルボーを繰り出すが、石井は仁王立ち。続いて技の読み合いから、ジェイはDDTで石井をマットに突き刺す。スイッチしたKENTAは石井の頭部にパンチを連発。しかし、石井は耐え抜き、スキをついて投げっぱなしジャーマンを炸裂。
交代した藤田はKENTAにドロップキック。さらにフロントスープレックスを狙うが、KENTAはバックエルボーで回避。しかし、藤田はエルボーの連発から意地のフロントスープレックスを決める。
カバーをKENTAが返すと、藤田は逆エビ固めで捕獲。だが、KENTAはロープに手をかけてエスケープ。ならばと藤田はボディスラムを狙うが、こらえたKENTAはDDT。そしてKENTAがお返しの逆エビ固めを決めると、藤田は必死にロープに逃れようとする。だが、KENTAはリング中央まで引きずり戻す。
ここで間一髪、棚橋がカットイン。そしてジェイにスリングブレイド、KENTAにツイスト&シャウトをお見舞い。
援護射撃を受けた藤田は雄叫びを上げ、KENTAにエルボーを連発。そしてロープに走るも、KENTAはカウンターのラリアット。カバーを藤田が必死に返すと、KENTAは逆エビ固めへ。しかし、藤田は丸め込みで返す。
さらに藤田は逆さ押さえ込み、横入り式エビ固めを仕掛けるも、KENTAは切り返してGAME OVERで捕獲。藤田からギブアップ勝利を収めた。