第2試合はウィル・オスプレイ&ジェフ・コブ&グレート-O-カーン&アーロン・ヘナーレvsEVIL&エル・ファンタズモ&SHO&ディック東郷。ヘナーレとEVILにとっては、8.7大阪のCブロック公式戦の前哨戦となる。
オスプレイはブリティッシュヘビーのベルトを腰に入場。ゴング前、H.O.TのToo Sweetサインにファンタズモも加わり、一斉にUNITED EMPIREに襲いかかる。
リング上、東郷はパンチを見舞うも、コブは仁王立ち。すると東郷は腕立てでパンプアップしてから、パンチと見せかけサミング。そしてフライングクロスボディを決めるも、コブはビクともせず。
ここでUNITED EMPIREが4人がかりで東郷の両手両足を引っ張る拷問攻撃。続いてコブは東郷を踏み潰してサーフィンポーズ。そして肩に東郷を軽々と担ぎ上げ、オスプレイにスイッチ。
オスプレイはコーナーに上り、東郷の頭部にナックルを連発。カバーは東郷がカウント2でキックアウト。続いてオスプレイはハンマースルー。だが、東郷が逆に投げ返すと、ファンタズモが場外からオスプレイの足を引っ張る。ここからBULLET CLUBは場外戦に持ち込む。
EVILがオスプレイを捕らえると、ファンタズモが背中に引っかき攻撃。続いてファンタズモがオスプレイをリングに投げ入れると、東郷が顔面にパンチ。
次はSHOがオスプレイをコーナーに詰め、両肩を両足で踏み潰す。スイッチしたファンタズモは軽快なマット運動から、オスプレイの背中を引っ掻いていく。
続いてファンタズモはオスプレイにフィンガーロック。そしてロープに飛び乗り、軽快な動きから飛び降りると背中に引っかき攻撃。だが、オスプレイも相手のお株を奪うように、ファンタズモの両乳首をひねり上げる。
すると、SHOがオスプレイの髪を引っ張るも、オスプレイは手を離さず、逆にファンタズモはダメージを負ってしまう。SHOはオスプレイを蹴りつけて解除。だが、オスプレイはSHOとファンタズモ、二人まとめてハンドスプリング式のスクリューキックをヒット。
次はヘナーレとEVILのマッチアップ。ヘナーレはセカンドロープからのジャンピングキックを食らわす。さらにボディブローを浴びせ、バーザーカーボムを炸裂。
勢いに乗るヘナーレはコーナーを上るも、SHOが妨害。するとEVILはヘナーレにサミングから、金具むき出しのコーナーにハンマースルー。
次はEVILと東郷がヘナーレにダブルキック。さらに二人で頭をつかんで引きずり倒し、東郷がセントーンをお見舞い。ここで東郷はスポイラーズチョーカーでヘナーレの首を締め上げる
だが、オーカーンはアイアンクローで東郷を捕獲。すかさずEVILがカットに入るも、オーカーンはフロントキック。さらにSHOには王統流二段蹴り。これはSHOがかわすも、オーカーンはアイアンクローで捕らえる。
オーカーンは東郷とSHO、二人まとめてエリミネーターを狙うが、東郷が髭をつかんで脱出。するとオーカーンは東郷に大空スバル式羊殺し。その状態で東郷を振り回し、SHOに激突させる。
続いてオーカーンは東郷をヘナーレにパス。するとヘナーレはアルティマで東郷を振り回し、そのままグラウンドに持ち込んで締め上げる。東郷が白目を剥くと、レフェリーが慌てて試合をストップ。UNITED EMPIREが勝利を収めた。
試合後、ヘナーレは場外のEVILを挑発。EVILは怒りの形相でにらみつける。東郷は場外で完全グロッキー状態。
UNITED EMPIREは勝ち名乗りを受けると、オーカーンは「ひれ伏せ、宮城の愚民ども!(場内拍手)。グレート-O-カーン、ウィル・オスプレイ、アーロン・ヘナーレ、ジェフ・コブ。これがUNITED EMPIREの力だ!」と勝ち誇った。ヘナーレはH.O.TのTシャツで汗をぬぐい、放り捨ててから退場。